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エイプリルフール

心に嘘をついた
自分を傷つけた

積もり積もって
消えてしまった
ほんとの気持ち

全部うそだからさ
うそつきになるからさ
泣いてもいいかな

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自分に噓を吐いてる系めんどくさいガール

“光の怪盗”リリアーナ(リリィ)
種族:人間  性別:女  年齢:19歳  身長:160㎝
精霊と意思疎通し、彼らの力を借りる精霊魔法が得意な冒険者。生来の高い敏捷性と光の魔法による目くらましで魔物たちの本拠地に潜入しては物資や火薬庫を狙い、間接的な打撃を与える事が主な仕事。
得意な戦闘スタイルは器用さと素早さで敵の攻撃を捌きつつ、魔法で妨害や目眩しなどを行い相手の調子を崩させるトリックスター。
周囲からは明るく頼れるムードメーカーで知られている。
しかしてその本性は気の小さい臆病な陰の者。普段の飄々と平気で死地にも潜る勇敢なガチ陽の性格はかなり無理して作っている。
事あるごとに言い訳を用意しては誰も見てない陰で周囲を騙しているという罪悪感と本性との乖離のあまり吐いている。
トリックスターやってるのも直接命を奪うという重い責任を負うのが怖いから。使う魔法にも殺傷力の『ある』ものは殆ど無い。
ただし、輝かしく頼もしい『リリアーナ』のペルソナ自体は大変気に入っており、この振舞い方をやめたいと思っているわけでもないというとてもめんどくさい子。
そのため口説き文句なんかでよくある「本当の自分でいて良い」とかそういうのが地雷で、どんなに良い雰囲気でもスン……てなる。おどおどリリィもきらきらリリアーナもまるっと全肯定してほしい。わがままで可愛いね。そもそも本性の方を知る機会がまずほぼ無いからね。めんどくせェ。
ちなみに本名はリリィ。「リリアーナ」の愛称・略称と思われがちだが飽くまでこちらが本名なので、本当に呼んでほしい人以外にはさらっと「リリアーナ」で呼ぶよう訂正する。

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それじゃ、行こうか。

“人間”を「安全かつ理性的に意思疎通できる同種の生物」と定義するなら。

残念ここにもソレは居なかった。

哀れに生存していた“動物”の残骸から相棒を拾い上げ。

赤く広がる水溜まりを行儀悪く舐める愛猫を肩に呼び。

もう何百回目の合言葉でアクセルを踏み込んだ。

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逃鷲造物茶会 Act 16

「あなたがわたしの正体に気付かなかったのはビックリだったけど、これは好都合と思って利用させてもらうことにしたの」
ごめんなさいね、とエマニュエルは謝る。
「でもお世話になるのはこれでおしまい」
エマニュエルはそう言ってかすみに背中を向ける。
「そろそろ失礼させて頂くわ」
「あの!」
エマニュエルの言葉に対してかすみは声を上げる。
「これから、これから、どうするんですか?」
かすみの質問に、エマニュエルはちらと振り向く。
そして微笑みながらこう言った。
「さぁ、先のことは考えていないわ」
でもいいじゃないとエマニュエルは前を向く。
「行き当たりばったりな生き方も」
そう言って、エマニュエルは屋上の柵に上り、その上に立った。
「紅茶、おいしかったわ」
エマニュエルはそう言って振り向く。
かすみはなんと言っていいか分からず困惑するが、エマニュエルは気にせず前を向く。
そして広げた両腕を鷲のような翼に変化させると、思い切り屋上の柵を蹴って飛び立った。
かすみは1人、屋上でその様子を見送った。

〈逃鷲造物茶会 おわり〉

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カナの設定

名前 カナ
性別 女
年齢 17
身長 160センチ
体重 56キロ
性格 真面目で、厳しい事もあるが、根は優しい。
外見 いたって普通。顔の左頬には火傷跡。
髪型 前髪ぱっつん。後ろで三つ編みにしてる。
服装 ワイシャツにパーカー。下はジーンズとブーツ
特技 ナイフ投げ、ナイフ技、柔軟体操
趣味 車の運転(かなり荒っぽい是非控えて欲しい)、旅
好きな物 猫(愛猫のエミィ)、小説、写真
嫌いな物 拳銃

背景 戦争が勃発、世界各地の約八割が無法地帯になった世紀末の世界を旅する少女。旅する、と言うよりかは旅に出ざるを得なかった感じです、移動は主に車です。護身の為にナイフを持ってます。

未投稿作品のキャラクターになります、よろしくお願いします。

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fate destroyer

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パタリ、ととても自然に目の前の男が崩れ落ちる。
そして視界の外から怒声と金属音が聞こえる。

「......い!おい!あんた聞こえてるか⁉︎」

話しかけられている事に気付いたのは、銀色の小手を視界に捉えてからだった。

「あんた、本当に大丈夫か?」

顔を上げると、鎧姿の人物が立っていた。
背後には旗、おそらく近隣国の騎士だろう。

「あ、全然大丈夫っス。傷自体はそこまで深くないんで。」

とりあえず縄を解いてもらい、なぜここにきたのか、と尋ねた。
彼らが言うに、
俺が逃したキャラバンが自分たちの国へ辿り着き、『雇っていた奴が捕まった、助けてくれ』と言われてきたらしい。

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春は色を作り出し

生命に息吹を吹き込む

目覚めの季節

出逢いの兆し

私はあなたに逢えたのはきっと春がくれたチャンスなのかもしれない

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視える世界を超えて エピソード7:潜龍 その①

ここ1か月くらいだろうか、種枚さんの姿を一度も見ていない。
普段ならこちらから探すまでも無く向こうから絡んでくるのに……そういえば、前にも少しの間種枚さんの姿を見ない時期があったか。
「あっ、師匠のお気に入りの」
大学からの帰り道、すれ違った男子高校生から不意に声をかけられた。その顔を見ると、鎌鼬くんだった。
「あ、鎌鼬くん。そういえば種枚さんって元気にしてる?」
「いやー? 知らないッスね。最後に会ったのは先月の始めです。その時は滅茶苦茶ピンピンしてましたけど」
「そっかー」
「師匠、そっちにも顔見せてないんすか」
「そうなんだよねぇ……」
「……まぁ、あの人割と風来坊みたいな生き方してる人だし、多分どこかで元気にやってるんでしょ」
そうだと良いのだが。
「あ、これは完全に雑談なんですけど」
「うん?」
「週末の『潜龍冬祭り』には行くんです?」

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最強の戦闘狂

【亡霊少女】
ダンジョン《ステノ古城》のヌシとされている魔物。生きて帰った者の少なさから情報は極めて断片的だが、アンデッド系の魔物と推測されている。「死んだこと」はまだ無いから厳密には違う。
外見は抜き身の短剣1本だけを携えた、全体的に白に近いグレーといった雰囲気の12歳前後の人間の少女。肌も髪も纏ったワンピースも悉く白いのに、何故か雰囲気はうっすらグレーじみている。そんなに長い髪型はしてない。
普段は古城に入ってすぐの場所にぽつんと体育座りしているが、時折思い出したように中庭の菜園からほぼ野生返りしている野菜と罠にかかった小動物を回収してきては煮て食ったり(数日に1度程度)、ふと思いついたように城内を歩き回って発生したアンデッドや不幸にも遭遇してしまった侵入者を狩り倒して回ったりしている。
好きなものはかつての主と戦闘。どんくさく何をやっても失敗ばかりだった自分の事を見捨てなかった主のことを敬愛しており、戦闘好きもその発端は主の不在中に偶然敷地内に迷い込んできた小型の魔獣を満身創痍になりながら撃退した際、帰ってきた主から心配&褒めてもらったことで人生初の成功体験となり、「自分が戦って、どんなに傷ついてでも勝利して、主が帰ってきたら褒めてもらえる」と覚えてしまったため。
古城が廃城のダンジョンと化したのは100年以上前で、主は当然ながら既に死んでいる(何なら戦死)しそれだけの時間姿を変えずにいる彼女も勿論魔物化しているわけだが、少女は何をやってもダメな子だったので難しいことは考えないようにしており、どちらにもまだ気付いていない。
自分以外の使用人たちはみんな死んだり出て行ったり知らないうちに姿を消していたりでもういないけれど、主だけは彼の帰る場所かつ自分の唯一の居場所である城に帰ってきて、留守を守り数えきれないほどの戦闘を超えてきた自分を褒めてくれるはずだと信じ、ただ待ち続けている。
ちなみに城内に出現するアンデッドは彼女が殺した者のなれの果てである。
彼女の本名を知る者は、彼女に名を授けた主だけであるため、少女の名は未来永劫、二度と呼ばれることは無い。

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乗り慣れた電車で終点へ
乗り換えてから3分後
2番出口から見えた空
少しは大人になれたかな

遅刻なんてしないよう
余裕を持って家を出る
目の前にはいつもの仲間
駆け出して話に加わって

教室に入って
窓の外を眺めて
8時半のチャイムが響いて
僕らの春よ、もう一度。

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テーマポエムを作ろうの会 〈企画要項〉

どうも、テトモンよ永遠に!です。
超突然ですが企画です。
タイトルは「テーマポエムを作ろうの会」。
皆さんの作った「キャラクター」とその設定から、他の方がテーマソングならぬ「テーマポエム」を作る多分今までにない企画です。

詳しくルールを説明すると、
①自分が今までに作ったキャラクター(ポエム掲示板への投稿の有無は問わない)、ないし新たに創作したキャラクターの設定をタグ「テーマポエムを作ろうの会」とタグ「(キャラ名)の設定」を付けて投稿します(タイトルはなんでもOKです)。
この時、テーマポエムを作る側にとって作りやすいようできるだけ詳しく、分かりやすい設定を投稿してください。
あとテーマポエムを作る人の制作の参考になるかもしれないので、ポエム掲示板で既出のキャラクターであれば登場作品のタイトルや投稿時期を載せておくといいでしょう。
もちろん現在進行形の物語のため、まだ出せない設定があるというキャラクターは無理してその設定を載せる必要はありません。
② 自分がテーマポエムを書けそうな設定を見つけたら、それに沿ってポエムを書いて投稿してみましょう。
この時タイトルは自分の好きなものを付けても構いませんが、タグ「テーマポエムを作ろうの会」とタグ「(キャラ名)のテーマ」を忘れないようにしてください。
ちなみにポエムを書く時は、設定の投稿にレスを付けるか付けないかは自由にします。
また、同じ設定投稿から複数のテーマポエムができることがあると思いますが、それはそれで良しとしましょう。

という訳で、上記のルールを守った上で企画を楽しんでください!
開催期間はこの投稿が反映されてから6月28日(金)24時までです。
今回開催期間を長めに設定したのは、ここでは遅筆な方が多そうだからな〜という思いと今後開催する企画との連動を考えているためです。
開催期間中は定期的に要項の再掲を行うので自然消滅はしないからご安心を!
ぼくも頑張って韻文に挑戦してみようと思うので、皆さんも気軽にご参加下さい!
それではこの辺で、テトモンよ永遠に!でした〜

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少年少女色彩都市・某Edit. Outlaw Artists Beginning その①

「それでは、これで今日から君も“リプリゼントル”だ。芸術とこの街を守るため、精進してほしい」
「はい」
フォールムの大人から“リプリゼントル”として戦うための必須アイテムであるガラスペンを受け取り、その部屋を後にする。
芸術破壊者たる“エベルソル”から芸術を守るための、芸術の素養を持つ少年少女が変身する戦士たち。創造力を原動力として、このガラスペンで戦闘能力を確保して戦うそうだけど……。
「……ふむ」
とりあえずガラスペンを構え、空中に線を引く動作をしてみる。ペン先の溝に光り輝くインキが充填され、空中に軌跡を残した。
「おー……」
なるほどこれは面白い。使い方を理解したので、本体と一緒に貰った革製のケースにしまってポケットに入れておく。空中に留まったインキは処理に困ったけど、壁に押し付けてからぐしぐしと手で擦ると無事に消えてくれた。
さて、次は何をしようか。このまますぐに帰っても良いけれど、せっかくだからこのフォールム本部を探検しても良いかもしれない。
せっかくだから、他のリプリゼントルにも会ってみたい。一緒に戦うことになるかもしれない相手の情報は、少しでも多かった方が良いだろう。
そう考えて歩き出そうとしたその時、遠くの方から何かが勢い良く倒れる音が聞こえてきた。