「鉄路の魔女 〜Megalopolitan Witches.」のおまけ…というかキャラ解説編その2です。
・“千代田線の魔女”グリーン
一人称:グリーン
武器:太刀
長い緑髪で和服と洋服の中間のような衣装に濃い緑の羽織を羽織った魔女。
純真無垢で無邪気、“地下の魔女”のかわいい担当。
小柄だが長い太刀を自在に操る。
姉妹たちのことが大好きで特にすぐ上の姉であるスカイにはべったり。
・“山手線の魔女”ウグイス
一人称:私
武器:チャクラム
ウグイス色の髪で軍服風の格好の魔女。
真面目で堅物っぽく、他人に助けられることが嫌い。
“地下の魔女”たちのことはあまり好きではない。
武器がチャクラムなのは元ネタの山手線が「環状線」だから。
・“京浜東北線の魔女”ソラ
一人称:わたし
武器:大剣
水色の髪を二つ結びにして、セーラー襟ジャケットを着ている魔女。
気さくで明るく、イメージ元の会社が違う魔女たちにも気にせず話しかける。
我が強い“JRの魔女”たちのまとめ役。
あなたを慰められない僕の言葉に、どのような価値がおありで?
「今のって…」
「まさか!」
かすみの言葉を遮るように、ナツィはソファーから立ち上がる。
そして慌てて部屋から飛び出していった。
ナツィは廊下を走って階段の方に向かおうとするが、建物の角の向こうを走って逃げる見覚えのある4人のコドモと、それを追う有翼で炎のような目の肉食獣のような大きな怪物の姿が見えた。
「ナツィ」
後から出てきたかすみは心配そうにナツィに声をかける。
ナツィは部屋から出てきたかすみ、ピスケス、露夏に目を向ける。
「行くぞ、お前ら」
ナツィはそう言って走り出した。
突然ですが「魔法少女」って言葉、いいですよね。
華やかな衣装に身を包み、時に残酷な運命に立ち向かいながら自身や周囲、世界のために戦う女の子…
ロマンがあっていいですよね。
あと「都市」って言葉もいいですよね。
「田舎」「郊外」とは違う、様々な所から人が集まり交流し、独特の文化を築く時に華やか、時にアングラな街…
いいですよね、ホント。
ぼくはこの2つの言葉が好きなんですが、先日思ったんです。
この2つの言葉、くっつけたらサイコーじゃね…⁇
という訳でくっつけてみたのですが、なんか語感が悪い。
だから某ブ◯ーアーカイブじゃないけど、「学園」をつけてみました。
そうしたら「魔法少女学園都市」、なんかいい感じです。
ここから何か新しい物語を作りたい!と思ったのですが、中々思いつかない。
という訳でプチ企画です。
ポエム掲示板の皆さん、「魔法少女学園都市」から何か文芸作品を作ってみてください。
どういう作品になっても構いませんが、ここに投稿する際はタグ「魔法少女学園都市」を付けてください(企画者が見やすくするため)。
特に期間は設けないので、のんびりまったり書いてくださって構いません。
ちなみに企画者はそろそろレポート地獄に突入しそうだしそもそも話が思いつかなくて企画にしちゃったので、多分企画には参加しません。
でも何か思いついたら参加するかも。
てな訳でよろしくね〜
お話が思いつかなくなっちゃったり体育祭あったりで投稿してなかったです、点Pです。みんな元気ですか?暑くなってきたね。
タイトル通り予告です。Daemonium Bellum REか、動物主人公の話か、SLBMをやりたいと思ってはいるんですがまとまりません。全然関係ないの出るかもしんないです。今週中に出せるよう頑張る、ていうことを伝えたかっただけです。
なんか図々しい(?)気もしますが、本音言うと誰かお話提供してもらえるとありがたいです…
どうもナニガシさんです。近々投げ始める新作について適当にお喋りしようと思います。
たしか先月の11月くらいから書き始めていた『視える世界を超えて』シリーズでしたが、先月30日に無事全話投げ終わりまして。もしかしたら初めて長編を完結させられたかもしれねぇ。ナニガシさんはしょっちゅう世界観を思いついては無責任にいじくり回して自然消滅させる「タチ悪い創造神」スタイルの常習犯なので。
ナニガシさんの好きなオカルトとバトルアクション、そしてナニガシさんの中にある怪異に関する考えが融合した結果が多分本シリーズだったんだと思います。
まあそんな話は置いといて。この書き込みが反映されたら、明日かそこらから続編と言いますか何と言いますかな新シリーズをブン投げていこうと思っております。下書きも6割方できてる。
タイトルは『五行怪異世巡』。〈五行会〉の皆さんが怪異存在とバトるお話だと思います。千葉さんは多分出てこない。あいつにバトルは荷が重い。
ちなみにタイトルの読み方にこだわりはないです。大事なのは字義の方だ。
私の命はこの地に放たれた瞬間から終焉に向かい歩いている。
その間に私にはなにが出来るのか
宿命はなにか
運命はなんなのかを知る旅路を今している。
この地が恐ろしくなったときもあった
なにもかもダメになりそうなときもあった
何故私には数奇な事ばかり起きるのだろうと
嘆く日も度々だった。
そして私は全てを知ってしまった。
地球がなぜ必要となり、どのように出来たのか
宇宙は限りがあるのか
宇宙の外の世界はどのようになっているのか
私は知っている。いや、知ってしまった。
「オーケイそのまま、向こうのデカい交差点まで追おう」
「了解おギンちゃん。タイミングそっちで調整してね」
「はいはーい」
ギンと呼ばれた魔女は速度を上げ、先回りしてみせた。
「キンちゃん一瞬止めてー」
「はいはい了解」
大鯰の進む先にギンの放った矢弾が直撃し、粘性の高い液体がまき散らされ、大鯰の移動速度が一瞬遅れる。
「これで良い?」
「おっけぇーい!」
移動の勢いのまま、大鯰が空中に飛び出す。その巨体は、大型道路の交差点に落下しようとしている。
(奴にこのまま突っ込まれると、車に乗ってる人たちがイマジネーションを吸われちゃうかもしれない。だから)
足首に仕込まれた固有武器であるシックル・クロウを起動しながら、ギンは大鯰に飛び蹴りを食らわせた。
発条機構の弾性力とギン自身の威力と質量、速度の乗った攻撃が、大鯰を一瞬押し留めるが、体格差ゆえにすぐ弾き飛ばされてしまう。
「うぅ……流石に重さが違うや…………けど」
大鯰はそのまま落下していく。交差点の中央、信号の切り替わる瞬間の、『車が1台も通っていない』ど真ん中に。
「これで十分。お前に食わせるイマジネーションは無いよ」