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朝は起きるのは弱い私はいつも寝坊しちゃう
アラームがなって30分たったら渋々動き出す

『まだ眠いよ~むにゃむにゃ』って言いながら枕に顔を擦る

でも動き出さなきゃ遅刻しちゃう。

朝は弱いのはきっと私だけじゃないはず

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ロジカル・シンキング その②

「ヒオちゃーん、機嫌直したらー?」
街の上空を飛びながら、ヘイローは腕の中のヒオに話しかけた。
「……別に、元から機嫌悪くなんて」
「いやぁそれは無理があるよヒオちゃぁん……ヒオちゃんは感情が態度に出やすいんだから。で? 何があったの? 勉強上手く行ってない?」
「いやそれは普通について行けてるけど。フウリこそ大丈夫? 高校行ける?」
「流石に大丈夫だよ……私を何だと思ってるの。この間の模試でも偏差値60だったんだからね」
「そりゃ良かった」
「……で、なんでそんなに不機嫌なの?」
話題を戻され、ヒオは押し黙ってしまった。
「むぅ……困ったな…………じゃ、『はい』か『いいえ』で答えられるような質問だけするから、頷くなり首振るなりしてくれれば良いよ」
ヒオは無言で頷いた。
「えっとそれじゃ……ヒオちゃんが悩んでるのって、人間関係に関わること?」
「………………ぃや、あぁー……んー…………」
「微妙な反応だなぁ……じゃ、ヒオちゃん自身についてのこと?」
「…………」
一瞬固まったのち、ヒオが僅かに頷く。
「そっか。じゃぁ私は力になれないかもね……」
その言葉に、ヒオは首を横に振った。
「ん? …………まあ良いや。それじゃあさ、話したくなったら話してよ。ヒオちゃんには頼れる仲間が3人もいるうえに、そのうち1人は3年連続同じクラスな、大親友の同級生なんだからさ」
「……分かった」
ヒオを彼女の自宅前に下ろし、ヘイローは再び飛び立ち帰路についた。

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暴精造物茶会 Act 27

「てっきり怒られると思ったのに」
「意外と優しいのかなぁ」
「まさか」
クロミスたち3人は口々に言い合うが、おいというナツィの言葉にびくついた。
「帰るぞ」
ナツィはそう振り向いて声をかけた。
「…」
キヲンたち4人は思わず顔を見合わせる。
そしてナツィがいる方を見た。
ナツィは真顔でコドモたちの方を見ていたが、不意にまた前を向いて歩き出した。
その様子を見ていたピスケスや露夏も歩き出す。
「行こう」
黙り込むキヲンたちの様子を見かねたかすみは、4人に声をかける。
「あ、うん」
「そうだね」
キヲンやクロミスはそう答えてナツィたちのあとに続く。
タイサンボクや中紅も頷き合ってあとに続いた。
その様子を見たかすみも皆に続く。
人気のなくなった大学構内を、コドモたちは去っていった。

〈暴精造物茶会 おわり〉

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いつになったら

もう昔のことのはずなのに

あの「夢」が頭にこびりついて離れない

いつになったらこんな気持ちとさよならできるのだろう

仮面の下で、今日も思っている

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しゃくしゃく、アイス。
しゅわしゅわ、ソーダ。

……ごくり。

そろそろ、夏、か。