怒涛の日々…
今は悲しみと喜びが交差しすぎている。
悲しんでるのにふとした喜びが混ざってなんか複雑。
だから本当は喜びたいのに今のご時世の影響であまり喜べない状況。
もともと明るい性格の人間だから
今は人前では頑張って悲しみを明るさでカバーしてる。
悲しみや思い出に漂うのは1人の世界の夜だけ。
悲しみに漂っているより
素の明るい自分でいた方がきっと喜ぶと思うから。
だから今は悲しんでいてもあえて人前では明るい自分でいよう。
無邪気でうるさいいつも通りの明るい自分で。
そうしないと泣いちゃうから。心配されちゃうから。
だから持ち前の明るさで自分を守っているんだ。
今は悲しみに暮れてるのは1人の世界だけで。
今のご時世でも喜んでもらうために
人前ではいつもの明るい通常運転の自分でいよう。
「まさか…」
周囲が思うように見えず混乱する中、不意にわたしの耳に、みんな!と霞さんが叫ぶ声が響く。
「僕が彼女の視界を封じている内に、早く逃げて!」
霞さんの言葉に、わたしは、えっまさか…と呟いた。
霞さんはそのまま続ける。
「僕の異能力は”一定範囲内の視界を霞ませる”能力だから、下手に移動すればあのヴァンピレスって子の視界が封じられなくなる‼」
だから、僕を置いて逃げて!と霞さんは叫ぶ。
わたしは思わぬ発言に困惑する中、置いていくなんて!と耀平の叫び声が聞こえた。
「そんなのできない‼」
耀平がそう抵抗すると、霞さんの、ごめん耀平くんという悲しげな声が続く。
「今日は会えて嬉しかった」
久々に大事な君に会って、君の仲間達にも出会えた…と霞さんは呟く。
「でも君や、皆を、誰かに傷つけさせる訳にはいかない‼」
だから逃げて!と霞さんは叫んだ。
その言葉に、耀平は押し黙る。
しかしそれに対し…そんなのダメと黎の声が聞こえた。
筋肉が程よくある人。
(私と腕相撲して私に勝てる人)
趣味が一緒
(自然に興味があり、アウトドアが好きな人)
さり気ない優しさがある人
(落ち込んでる時に一喝してくれる人)
共通の趣味
(将棋、華道、卓球、野球…その他諸々の話が出来る人)
やっぱり一緒にいて居心地良い人がタイプかな
キリストはすべてを治すことが出来た。
しかし一つだけ治すことが出来なかった。
それは、目だ。
言葉の力も一つだけ治せないものがある。
それは目だ。
暖かかった。
全身希望といった光で包まれて昨日は眠りについた。
女性の声がした。
人の幸せを人一倍、自分の事のように喜べる人。
人が悲しんでいると、あなたはそっと手を差し伸べてくれる。包んでくれる。
置かれたところで咲きなさい。
(ある先輩がよく言っている言葉)
下を向いて歩いていても可愛い花は見つかるよ
(落ち込んでいても良いことはあるから)
自分軸、他人を喜ばせることに生き甲斐を感じること。(これは勝手に私の思っていること)