そんなこんなでわたし達はショッピングモールの1階にあるフードコートへやってきた。
フードコートはハンバーガーやドーナツ、たこ焼きなどなどのファストフードのチェーン店が並んでおり、午後3時という事もあって多くの客で賑わっている。
わたし達はあまり空きの見られないフードコート内の座席から空いている所を見つけ出し、荷物で場所取りをしてそれぞれが食べたいものを買いに一旦散らばった。
そして暫くして皆注文したものをトレーに載せて戻ってくる。
「へぇ、ネロと耀平はメロンソーダフロートを頼んだのか」
「うん、あとポテトも」
隣の席で師郎とネロがそういった会話を交わす中、わたしはハンバーガーのお店で頼んだイチゴのシェイクを飲みながら考え事をしていた。
もちろん内容はヴァンピレスの事だ。
彼女がなぜわたしに近付いてきたのか、なぜ協定を提案してきたのか、そもそも今日会いに来ると言っていたがいつ現れるのかなど、意識しなくても悶々と考えてしまう。
特にいつ会いに来るのか分からない事が、余計わたしを不安にさせていた。
たったの二文字を
君に伝えたい
たったの二文字だけれど
君に伝えられない
優しくて面白くて
みんな君といると楽しそう
カッコよくて一生懸命で
難しくても君は諦めない
そんな君に私はたったの二文字の感情を持っている
君に伝えたい そして「僕も」って言われたい
二人で、想い合いたい
叶うことなんかない、私の密かな願い
君が特別に仲がいい女の子がいる
見ていたらカレカノじゃないことはわかるけど…
わかるけど…ちょっと妬いてしまう
授業の自由行動でもいつも一緒にいて
楽しそうにおしゃべりしている
休み時間にも楽しそうに笑い合っている
意地の汚い私はその子とたくさん話した
一緒に君と話せることも増えてうれしかったけど…
うれしかったけど…ちょっとフクザツ
想像する
いつか、君と二人でお出かけしたり
隣で一緒に歩いたり手をつないだり
一緒に笑い合ったりすることを
そして、願っている
君にその、「たったの二文字」を
伝えられることを
あなたが誰を好きになっても
いいんだ
振り向いてもらおうなんて
思っちゃいないから
私は自身を磨き
自信を持って生きている
それを受け入れてくれたら嬉しい
だけどあなたが違う人の所に行くなら
私はそれをとめない
けど、私を愛してくれるなら
これほど嬉しいことはないけどね
また今日もどこかで
命が始まる
誰かを愛するために
生まれてきたの
また今日もどこかで
命が終わる
根強さを諦めずに
生きてきていた
泥まみれになりながらも
貴方は今日まで生きている
どこかで綺麗に拭わずに
抱えてきたの
確かにまだここにあるよ
見えないくらいの希望が
どうにか探し出してほしい。
暗闇のなかに堕ちていこうとも
いつも側にあるから
人には知り得ないほど
我々は弱いから
いつの時代にもある
何かのリレーを繋いでいる
また今日もどこかで
終わりが始まる
誰かに愛される
涙が聞こえる
また今日もどこかで
星が増える
誰かに愛されてた
涙が届いてる
大きなものを
体いっぱいに詰め込んで
貴方は今日までここにいる
どこかで全て置かないで
抱えてきたの
ちゃんとまだそこにあるよ
見えないくらい大きな愛が
どうか知っていてほしい。
空の上に昇っていこうとも
必ず側にあるから
人には知り得ないほど
我々は美しいから
守り続けてきた
尊いリレーを繋いでいる
確かにまだここにあるよ
貴方を埋め尽くす愛が
どうにか受け止めてほしい。
終わりが待ち受けていようとも
最後まで付いてるから
少しずつだけでいいよ
歩んできた時間は残ってる
いつの時代にもある
「生きててほしい」を繋いでいる