あなたを好きになって
初めてメイク用品売り場に行った
初めて恋愛術の動画を見た
初めて失恋ソングを聴いた
初めて物語に共感を求めた
初めて普通の服着たいって思った
初めて不安で眠れない夜を過ごした
全部あなたに好かれたくて
あなたにとって恥ずかしくない存在になりたくて
気持ち悪いって思われたくなくてやったこと
意味ないのはずっと分かってたけど
でもそういうの気づかないふりして
必死に
盲目的に
頑張ってきた
全部私の財産になった
恋は実らないけど
努力した成果は残るから
別にいいよ
ありがとう
つらいことだけど
まだ大好きだよ
私は物語とか詩とか制作していて、掲示板にも時々載せてもらってます!
でも、最近ネタがなかなか思いつかない…!ネタ切れたか?みたいな(笑)
どうすればでてくるかなー?教えてください♡
夏は早く長く、アブラゼミはしぶとく生きている。おそらく蝉の寿命が一週間だなんて嘘だと思う。猛暑、猛暑、猛暑…。三寒四温からの真冬日からの春後半、初夏の気温は当たり前だ。まるで今が夏みたいな言いぶりだが間違えない春だ。今言ったのは忘れてほしい、去年の話だ。
変な気温は、頭でわかっていても体は追いつかないみたいだ。
「あれ、沢本は?」
「風引いたって、なんかあれだよ、寒暖差アレルギーか。」
ふーん。
現代人は働き過ぎだ。
「あ、じゃぁ銀座の方まで行ってきます。」
おぅ、と一言言われ、資料だけ取ってすぐさま私は駐車場に戻った。初任給と貯めてきたバイト代で5年前に買ったSUV。ラジオは今日の渋滞情報を流す。
午前8:25分
ー海老名IC付近を先頭に上りに10kmの渋滞………ー
今日は三連休の月曜日。皆は帰宅ラッシュとやら私とは無縁の物にまんまとはまっている。
「まじか…」
一部が高速から時間短縮のために一般道に流れたらしい、少し混んでいる。
……………
完全に止まってしまった。私は今日の契約先と、会社に事態を知らせ1時間ほどの遅れを許してくれた。なんと心の広い。
周りをチラチラしていると車窓の向こうの車窓の向こうから手を振る人がいた
「あ、!さか…」気づいて窓を開ける
「酒井さんじゃないですか!」
『久しぶりだね』
学生時代のバイト先の店長である。
「混んでますねぇ。」一拍置いて酒井は懐から一本のタバコを取り出す『まぁ仕方ないよ。』足を組んで答えた。「酒井店長、タバコ変えたんですね。」ようやくこっちを見た。『あぁまぁ、あんまりうまくないけど、ニコチンとか少ないヤツにしてね、まぁいつかは、タバコを辞めたいな。こんな調子じゃ無理そうだけどな笑。』私は愛想笑いをする。
車が流れ出し、私は会釈をして窓を閉じようとした。
『あ!中木!』
「なんですか?。」すっと酒井は私を指さした。『今を生きろよ、じゃ元気にやれよ。』
「酒井さんこそお元気で。」
こんどこそ窓を閉め、アクセルを踏んだ。
「報われてほしい」って 何回思ったかな
言ってみるだけじゃ 意味はないんだよ
やってみなけりゃ 時は動かない
そんな事を考えながら 思いにふける夜
「ねぇ、また今日も独りなの?」そんな事しっていたよ 夜の祈り
また 忘れないんだろうな 覚えて いって ほしんだ
「報われてほしい」って 何回思ったかな
やってみることに 意味があるんだよ
その決意こそが 今日を動かせる
そんなことを歌いながら 進んでいける夜
この時期になると、少し寂しいようなひりひりと新しい何かが始まろうとするわくわくが入り混じった気持ちになる。
体育館から卒業式の歌の練習が聞こえると、もうそんな時期なのかと思う。
授業で最後の単元が終わっていく、この感じ
ロッカーの中の教科書を大量に持ち帰る、このリュックの重さ
全部、全部、さみしさをまとっている。
新しい教科書が配られると、頑張るぞと、気持ちまで新しくなる。この気持ちは新しい学期が始まって慣れていくとだんだん薄れていく気がする。私はこの気持ちを忘れたくないなぁと思う。
春は気持ちを新しいページに変えてくれるから、前のページが懐かしくなって寂しくなったりもする季節だ。
今年の春はどんな気持ちを運んでくれるだろうか。
なんとか蠢くアリエヌスにレヴェリテルムを突き立てようとするユニシンクトゥスの視界の端に、アリエヌスの口と思しき場所からすぽんと何か転がり出て落ちていった様子がうつった。
「……脱出したか……」
呟くユニシンクトゥスの遥か下方でブケファルスとカウダが転がっている。
「うぉーなんとかなったー!!あのアリエヌス絶対潰す!!」
「…酔った…背中痛いし…あーもう帰りたい…」
「んなこと言ってる場合かよ!!」
ブケファルスは気色ばんでカウダを小脇に抱えてユニシンクトゥスのところまで這い上がった。
「…無事か」
「まあ、なんとか…ですけど」
ブケファルスに抱えられたままカウダは微笑む。
不意に、形容し難い甲高い音が鳴り響いた。音の方を見ると、ぐったりと倒れ込むアリエヌスの目にレヴェリテルムを突き刺した状態で揃って耳を塞いでいるカメルスとフスがいる。どうやら耳障りなこの音はアリエヌスの目から鳴っているらしい。勢いよく空気が漏れ出ているようだ。
「……先に倒したか…」
呆然と見ていた3人の足元の揺れが収まった。さっきまで鮮魚の如き動きをしていたアリエヌスがぴたりとその動きを止めていた。
「よくわかんないけど…ダメージ負ってんのか?」
「というか何かしようとしてるんじゃない?」
「…曖昧だな…どちらにせよ今がチャンスだ…」
たくさん頑張って
慣れないこといろいろして
失敗したりもして
人並みくらいにはなろうって
嫌われないように
ちょっとでも可愛いって思ってもらえるように
必死に努力するけど
たまにふと立ち止まる
正気に戻る
こんなことしても意味ないんだ
なんか自暴自棄になる
何やってもしょうがないならって
いっそ忘れたいなって
違うなんかで上書きできたらなって
自分のこと
粗末にしたくなる
でも
できない
自分を傷つける子は悪い子だから
悪い子じゃ好きになってもらえないから
まだそんなこと思う
まだ嫌われたくないって思ってる
街は静けさの中
朝焼けの海を歩く
あそこにもあそこにも生活と海と山があった
海があり、川があり、森があり、
世界は混沌へと向かう。
人間はたった5%。
この手で何が出来るというのだろう。
車の窓を開けて深呼吸をする。
この人間の営みを作っている母
感謝することを忘れている人間はどこに向かうというのだろうか。