僕はね、 大人になってそこそこ経つのにさ コーヒー牛乳か いちごオレか 真剣に迷っている、 君が好きなんです。 …なんて。
各駅停車の扉に 雨音が零れて居た 私が居ないあなたは きつと、今も寝息をたてて 昨日の月は、綺麗でした 今日の月は、瞼の彼方 そうして歩みを止めないのです すこぅし、遊び疲れた脚を 風に靡かせて 街は、朝へと向かうのです
人はどうして忘れっぽいのか。 大切な記憶が薄れていき 忘れていたい記憶ほど鮮明だ。 とうめいなフィルムの向こうに いつかの君が笑ってる。
風になりたいと君が言うのなら 僕はそれを纏う空になろう。 激しい雨音に、涙ぐむときはさ 寄り添い肩を抱き、明日を迎えよう。 この声が、届いて欲しい。 今すぐ、君の鼓膜に触れたい。 この声が、気づかせて欲しい。 君が僕の心を奪って行ったことを。 この声が、伝えて欲しい。 今すぐ、君の頬に触れたい。 この声が、感じさせて欲しい。 君だけが、笑う世界に居ていいことを。
今だけは… 君の隣に居たいよ。
暑さ寒さも彼岸まで なんて言って、コロッと変わるような季節じゃないし 変わり目があまりにもあやふやで 気がついたらいつも先に行く。 太陽が泣き 風がはしゃぎ 草花は眠り 動物は息を潜め。 晴れ渡る空に、泣きそうになる… そんな季節になるんだね。 なんて。
言葉を持ってる人が 言わなくても伝わるという考えを持つのは 傲慢だと思うよ。 身体を持ってる人が 触れなくてもわかり合うという考えを持つのは 不遜だと思うよ。 …なんて
今日みたいに、鮮やかな夕焼け空なら 離れたあなたと 綺麗ね なんて、笑えるのかな。 …なんて。
言葉でしか、君たちのことわからないけど 言葉だけで、どんな人なのか、なんとなくわかるよ。 言葉しか、見てないけど、なんか好きだなぁって思えば 言葉のみで、なんだか、この人苦手かもって思うし 言葉は、心を映す鏡。 言葉一つで、好まれる人にも、嫌われる人にもなれてしまう。 …なんて。
言葉に想いを、言葉に勇気を。 瞳だけじゃ しぐさだけじゃ 想ってないのと きっと、一緒。 …なんて。