ファヴァー魔法図書館 #5
『ハーヴェストさん』
日本という国には、メリーさんだかマエリベリーさんとかいう少女がいるらしい。
聞くところによると、
電話をたくさん掛けてくる少女らしい。
こう言う子供をほっとく親は何なのだろう。
いつも通り本棚を物色していたら、
謎の白い丸が転がっていた。
近づいて見ると手足が生えていて、息もしている様だ。
生きている、即ち普通に生きている。
持ち上げると、目が覚めた様だ。
「うぅ......寝ていたんかや...!?、あんた誰や?」
いきなり安定しない方言が飛んできて少し驚いたが、僕は僕だと答えた。
「............そうかい。あんさんそっち側かいな。
まぁこうしてあったのも何かの縁、あんさんに付いていくわ。死にそうやし。」
...........................意味がわからない、が、
何だかもうどうでも良くなった。
そう言えば名前を知らない。
君の名前は?と僕は聞いてみた、
が無視をされた。
もう、勝手に名前をつけてしまおう。
そうだな、............思いついた。
『ハーヴェストさん』とでもしておこう。
To be continued NEXT #6 『護国詩』
P.S.どうも、#6です。
.........話すことがないな笑
どうでもいいかもしてませんけど、この魔法図書館にはモデルがあります。
チェコの首都にある『クレメンティヌム図書館』という図書館です。
一度行ってみたい物です。
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