LOST MEMORIES CⅨⅩⅣ
チャールズの様子は変わらない。
「そうだとすると、そのプロジェクト自体に疑問がある。継承者の身でそのような、私の夢を正しいとするのなら、あんな危険なことをするメリットがわからない。それに、高い身分で付き人というのもおかしい。
でも、私が今ここにいるのはそのプロジェクトの延長とかだと思うの。だから、監視目的であなたを置いているのかなって。」
そこまで言って、瑛瑠はぽつりと呟く。
「ここまでが私の予想。
夢とはいえ、これが過去のことだと確信はできる。
……でも、全く覚えてないの。
大まかに書き出しはしたけれど、細かいところまでは覚えていないし、そもそも夢だからそのうち忘れてしまうでしょう?
今の私は何?誰なの?これは、私の記憶なの?」