わたくし、怖い夢から意図的に逃げだすのが得意なのです。
しなやかな指のよに 揺れるカーテンは冬仕舞い 思い出せないCメロは あちらの窓へ吹き抜けた とってつけたよな孤独感 よせばいい よせばいいのに春病
風にのってあなたを撮りたい。 いくつ眼があれば足りるのだろうね、 何もかも忘れたくなくて 全ての瞳から涙を流す、あなたを 少しも切り取りたくなんかないのに。
誰もが通った交差点で、わたしも何度目かの交差点で いや、ずっとここにいるような気もして でも初めましては今日しかできないね。 生まれたことが嬉しくて 出会えたことが嬉しくて それだけはあなたも同じだといい。
窓ガラスをたたいた 第二関節、行き止まり 驚いた後頭部 ぱくぱく 音のない笑顔 ねえ ガラスってこんなに邪魔だったかしら
日常は何があっても進みつづける。誰かが泣いた なんて事は誰も気には留めない。それを何の躊躇も なく踏み進むだけ。誰かが死んだなんて事が あっても横目で見るだけ。僕はその動き続ける レールの上からは逃れられないんだ
宿題が終わらない日は白菜の白だけあげる、春だから
誰か私をとめてください。 階段から落ちようとする私を。 大通りで飛び出したいと思う私を。 電車が来れば黄色い線を出ようとする私を。 刃物を見れば美しいと感じる私を。 誰かがとめてくれれば、 悲しむとわかっていれば、 こんなことも考えなくて済むのかな。 そんなの自己中か。
諦めの詩に、魔法がかかる。 すぎゆくそよ風の舌先にも あなたの言葉があつく残りますように 熱をたもったまま 香りを宿したまま
それもわたしのなまえですあなたがやさしく呼ぶのだから