青春サポーターズソング
私を支えてくれるのは、スキマスイッチの「全力少年」です!
私は中学校に上がる時、福岡から熊本に引っ越しました。しかし、上手く友達が出来ずクラスで居場所がなかったので、毎日辛いと感じていました。そして、「自分は悪くない、周りは小学校から仲がいい人同士で集まってるし、一人福岡から来た私が上手くいかないのもしょうがない」と思いこむようになりました。そんな時、スキマスイッチを聴きはじめて好きになり、今までサビしか聴いたことがなかった全力少年を初めてちゃんと全部聴いてみました。
「試されてまでもここにいることを決めたのに 呪文のように仕方ないと呟いていた」
1番のBメロの歌詞が、私の痛いところを狙ったように突き刺さりました。実は、自分が引っ越したその年に熊本に行くかどうかは自分で決めたことでした。次かその次の年に引っ越す可能性は高かったのですが、それでも一人福岡に残る父と一緒にとりあえずは福岡に残るという選択肢も選べたのです。でも、「中学校の途中で引っ越すと、福岡の友達との別れが余計辛そうだし高校受験も大変そうだから小学校卒業のタイミングで熊本に行く」と自分で決めました。そのことを、全力少年を聴いて思いだし、自分で熊本に来ることを決めたのだから頑張らないと、と思えるようになりました。それからは、何をするにしても大変だと思ったり苦しく感じた時にはこの歌詞を思い出して、自分で選んだ責任を意識するようになりました。それは苦しいけど、周りのせいにするよりは不思議と楽だということに気づき、今でも全力少年には、そしてスキマスイッチにはとても感謝しています。