風に靡く想い出の断片が 不必要な輪郭をかたちづくっていく 鮮やかな色彩が 曖昧で不鮮明な美しい世界を壊していく ぐるりと一周 全てを存在から離して 僕はここに帰ってきたのだ。 (ただいまです!戻って参りました。また仲良くしていただけると幸いです。たくさんのまとめができていたり、新しい方も入部されていたり嬉しい限りです。改めて、よろしくお願い致します。)
ネットで暴走族は新聞配達をすればいいというものがあった。でも彼らの気持ちは考えないの?彼らがどういう思いで走っているのか。人に迷惑をかけたら「人様に迷惑をかけるんじゃねぇ、おれらは生かされているんだ」と言う。彼らは生きようともがいているんじゃないの?自分の居場所が見つからなくて、探すために走り回っているんじゃないの?「俺は…ここにいる…」って
白い吐息がさそいだす 貴方が言った いつかの話 「今日の月は綺麗だな。」 得意そうにわらうから まっすぐ見てしまうんだ いじわるでも かまわないから 忘れたくないよ あの日のこと (封印して居たのに…。シャアくんの即興詩をのぞいたら、面白そうな事をやっていたので…。久しぶりで恥ずかしいですね。息抜きって事でご容赦を!)
一年前の自分が、ひどく稚拙に見えるようなこの場所で 理不尽に淋しがりながら生きている。 週末を締め括るためのことばさえ見つからないまま、むなしく鉛筆をかじる宵のこと
「月が綺麗ですね」なんて カッコ良く言えたらいいと思う。 明日と明後日とその次も 貴女と一緒にご飯を食べて歯磨きしたい 「あたりまえ」が幸せになる なんて言ったらいいのかな 永遠でなくたっていいから 今日を積み重ねていけたらいいんだ 「おやすみ」
すっかり秋めいた風 Yシャツを通り抜けた 淋しい 彼女がくれた 桜色の薄荷の飴を からん きらりと 砕いたら 優しくて 涙に似た 僕が映った やさしさ まるめて のみこんだ 詩集の表紙はすっかり褪せて くすんだ ひとりきり とかした 冷めた珈琲は 苦そうだった。 (受験期に突入し、なかなか書けませんでした…。暫しの間、お休みをいただきます。また、再会した折には是非、相手にして頂けると幸いです。)
シャーペンの芯が折れる 貴女に呪いをかけてみたい 爽やかで哀しげな貴女が 本当の幸せを見つけられるように この想いを抱いて 僕は青い空に翔ぶことにするから ここで とりあえず 手を振る
眠れなくて 寝返りして 逃走した先のカーテンから 白い朝がやってきた この壁は白い 僕の目は黒い 温かい珈琲 さめたい霧 寂しくて 淋しくて 1人が独りぼっちになったんだ 閉塞するような呼吸を 貴方の言葉が毛布のようで
織姫と彦星が出会う今日 2人が出会い、結ばれた。 短冊や笹の葉の飾りをくぐり抜けて 醒めるような夜空見上げながら、 過呼吸しながら 生を感じる 滲む夜空はピントがずれたまま 僕にとっては大切な記念日 父さん、また土星を捕まえよう 母さん、また一緒に帰ろう 梅雨明け迫る 心模様と ありふれたガラクタ そうだ 我楽多をポケットに (今日は七夕。ガラクタって「我楽しむこと多し」[漢文の書き下し…間違ってると思いますが]と書くんですね…。感慨深いものです。)
太陽と白い雲が眩しくって 蝉がおはようって騒いだから 今日は夏休みの最初の日。 庭の芝生にプールを出して きみと二人で水を撒こうよ。 汗のしみたTシャツを丸めて、 水中眼鏡が似合う顔をして、 大人のフリなんて今日限り ぼくらの夏休みは終わらない。 (暑いのもクーラーもニガテだから、夏ってけっこう辛いのだけれど…) (夏休みってことばには、不思議な懐かしさと幸せな色が染みていますね。)