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これは1年後の会話。

私「ねぇ、四年間どうだった?まだ終わってないけど。」キーボード「うーん、なんだろなぁ、忙しかった、かな。」私「忙しい、かあ」

キーボード「や、物理的に忙しいのもあったとは思うんだけど、自分の色んな感情で忙しかった。ぶぉんぶぉんって振り回されてた笑」私「まあ、こうしてみると色々あったもんねぇ 嫌なことも!特に去年は耐えたなぁ」キーボード「ああ、あったね あったね うん」

私「私はねー 色んなことに気づいたなあと思うよ。気づかなくていいことに気づいたりとかして疲れたり泣いたりとかしたけど、けど、なんかここに来てよかったなぁって思うことがあったと思うよ。今も辛いことはあるんだけど、嬉しいこととか出会ってよかったなぁって思える人に会ったこととか。」

キーボード「そうね。うん、なんかよかったよね笑。ってあれ、これさあ、1年後にする会話じゃない笑笑?」私「そうだね笑 就職して1ヶ月くらい経って話すやつだ笑」
キーボード「居酒屋行って『なんか大学ってよかったよね 懐かしいよね』って話すやつだよ笑」
私「上司の愚痴溢したあとにするやつ笑 1年後できるかなあ笑」

もう終わりみたいな口ぶりで話してたけど、まだ何も終わってなかった。

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流れ着いた言葉が。

SNSというものは自分が無関心だったり忘れてたりしても目に留まる。
私は高校のときのドラムさんのブログが目に留まった。

ブログにはミュージカルをしている彼が(お休みしてたときもあったみたいだけど)どれだけ小さい頃から歌を歌うことが好きで、そして、今もがいているのか、それでも前を向こうとしているということが彼らしい言葉で綴られていた。
どんなに逆境だったり悩んだりしても無理やり明るい方へ考えようとしているところや、いい意味での脳筋感は変わってねぇなあと思う。

私にとってはなんだろう、彼という存在が非日常な存在になってしまったなと思う。それは、高校の部活の連絡を全部絶ったということも関係しているかも。それについては悔いは無いけれど。

ギターさんの歌よりドラムさんの歌を聴くのが好きだったなぁと思う。まぁ、うまい。うまい。彼が初めて地元でミュージカルの主演をやったとき、なぜだか私は泣いてしまうくらいに。そして、「なぁーに てぃってぃは泣いてんだよぉー!笑」と困ったように笑って、ありがとなと言い、肩を抱くドラムさんを思い出す。個人的なつながりは何もないからここ数年あってないけど、元気で夢を叶え続けてくれたらいいなぁ。