登山あれこれ 18
本当は月曜日にやるはずだったのですが、スマホが機能しなかったので今日書きます。
今日は僕が考案する新しい歩き方を紹介してみます。先日の登山では16人が一緒に登っていて、登り坂では体力のない人が取り残されて列がばらばらになったり、細い道では反対側で待ってる人を長く待たせたりした事から考えました。名付けて「MAC式歩行法」です。
これは10人以上の集団で登山するときの歩き方です。通常、よく言われるのは集団で歩くときは「1番遅い人のペース」に合わせます。しかしながらそれだと「1番遅い人」以外の人は全員自分の本来のペースで歩けない事になります。かといって「1番速い人」に合わせるわけにもいきません。さらにそれぞれが勝手気ままに歩くのはもはやグループとして成り立ちません。安全管理の点でもグループで登ってる意味がないですね。
そこで僕が考えたのは、一つのグループを脚の早い順に細かくA,B,Cの3グループに分けて、全員がそれぞれのグループの速度で歩くという仕組みです。これだと速い人達はAでガツガツ登れ、Bの人達は平均的な速度で歩き、Cの人達はゆっくりおしゃべりしながら登れます。また、必ずしも速い人がAにいる必要はありません。例えば写真を撮りながら歩きたいという場合は速い人でもCのグループで歩けばいいのです。
MAC式歩行法の利点はそれぞれのグループが小さくなるので細い道で道を譲りやすくなったり、グループリーダーがメンバーの様子を細かく見れたりするという点です。
注意点としては分岐毎に次のグループが来るまで待機して道を確認する事、自分が所属するグループからは絶対に離れない事などです。
実はつい最近思いついた物なのでまだ実証してませんが、次の山岳部の登山で実践してみようと考えています。その結果はまた報告します。
もしこのMAC式歩行法を部活などで実用化したいという方がいらっしゃいましたら、「SOLの気合いの入りすぎた山岳部っていう奴が考えたらしいよ」と言ってもらえると嬉しいです笑笑