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いつもの生活。生きる意味

午前9時30分 1限目があと少しで終わりそうな時に私は登校。
入るのは教室ではなく保健室。
先生が来て「調子はどう?寝れてる?」と聞かれ、何も言えずにただコクンとうなずくだけ。
1限目が終わって、2限目が終わって……あっという間にお昼休み。
仕事をしている保健室の先生と私だけの部屋で静かに一人でお弁当を開く。今日は うさぎのキャラ弁だった。昨日からお母さんは私の元気が出るように試行錯誤を繰り返している。ありがとう。
食べ終わってボーッとしていたらいつの間にか、6限目の時間が近づいていた。
「単位を取るため」に私は6、7限目の教科書を持って教室へ向かう。
教室に入れば、クラスの子がコソコソ話し始める。
「まだ学校来てたんだ。」「なんで今更来てるの?」「え、生きてたの?」
幻聴かもしれない。現実かもしれない。
でも、その言葉に耳を傾けないようにしながら、頭の中でCDプレイヤーのスイッチを押す。
授業が終わったら、教科書を抱えて保健室に戻り、荷物を持って駅へ向かう。そして帰宅。
みんなと違う生活。みんなと違う考え。みんなと違う自分。
普通を求めているのに、見つかるのはみんなと違う変な自分。
そんな日々が続いている。
きっと明日も同じように…。
校長、教頭、職員の皆さん、生徒の皆さん、どうか私の生きる意味を教えてください。

2

誰に話せばいいかわからなくて

誰かに相談したいんだけど誰に話せばいいのか皆目見当がつかないのでここで吐き出します。

春ころから父が入退院を繰り返していたのですが、この間母から話があると切り出され「お父さんはいつまで生きているかわからないから」と言われました。
最近母がよく泣くようになったこと、時々母と祖父が病院に呼び出されて長い時間戻らないときがあったこと、親戚がよくうちに来るようになったこと、先日父が無理言って一時帰宅して話をしたときのこと。たくさん予兆があったので、父はあまり良くないのだろうな、とは思っていたのですが、まさか死ぬとは考えたこともなかったのでどうすればいいかわかりません。
余命を言われるのと、いつまで生きているかわからないと言われること、どっちがマシなんだろう。
父さんはまだ死なない。きっと回復して、家に帰ってきて、また前のように他愛もない会話をするんだと、信じたいのに父さんが死んでしまったら、ばかりがチラつきます。
仲が良いとは言えない親子でした。それでもこうして死が近いと知ると、涙が止まりません。死ぬときだけ都合良く泣いている自分に腹が立ちま
す。バカな自分に腹が立ちます。反抗ばかりしてないで、素直に話を聞いて、もっと親孝行していれば良かった。
今までありがとうも言ってないし、今までごめんねも言ってない。プレゼントするって約束した包丁もまだあげてないし、あのアニメだって一緒に見たかったし、ずっとずっと大人になったら父さんと一緒にお酒を飲むのが夢だったのに、まだ死なないで。
父さんがいなくなるというのに、わたしはまだ素直に話をできないでいます。病院にお見舞いに行ってもどうでもいい話しかできなくて、大事なことは何も言えません。何もないふりをして日常を過ごし続けています。今わたしは、何をするべきなんでしょうか。今わたしに何がやれるんでしょうか。何をしておけばいいんでしょうか。

6

逃げ?行く?

2学期初日の今日、15年間生きてきた中で、初めて体調不良以外の理由で、休みました。サボりってやつです。
でも、めんどくさくて休んだんじ
ゃない。行こうと思った。でも、精神的にもう無理だった。行きたくないじゃなくて、行けないって思った。
普段起きる1時間前くらい、ずっと悩んでたら、ちょうど父が夜勤明けで帰ってきた時で、そのことを言い、これからのことについても話し合いました。ここまで真剣に話したのは本当に久しぶりで、辛さから、たくさん泣きました。泣き疲れてさっきまで寝てて、今起きたら少し気分は落ち着きました。
でも、今日休む絶対条件として、
「明日から辛くても頑張ること」。
「もう辛いのはわかった、頑張りたくないのもわかってる。でも、高校はちゃんと卒業しないと、将来の夢に向かうことすらできないから頑張って高校は卒業して。」と父に言われました。
「学校の自分は偽りでいい。家や、中学の友達と会う時に本当の自分をさらけ出しな。みんなで受け止めてあげるから。だから、せめて週末まで頑張ろうって気で1週間ずつ一緒に乗り越えていこう。」
今まで「頑張れ」としか言われなくて、
もうどう頑張ったらいいのかわかんないって学校のことで頑張るの限界感じて
て、「頑張れ」を言われるのが怖かったけど、今日の「頑張れ」はなんかいつもと違って聞こえた。頑張れる気がした。
今日のうちの行動はたぶん逃げに入る。
辛いの自分だけじゃないのに…と罪悪感が残る。今日1日しっかり気持ち落ち着かせてまた明日から頑張らなきゃ。逃げじゃなく、前進するために…