押してだめなら引いてみろ 引いてもだめならどうすればいいですか
Twitterを消した 清々しい気分になった これでやっとあなたとあの子の幸せを痛感せずに済む Twitterを消した なんだか泣きそうになった 私とあなたとを繋ぐものが何もなくなった 私とあなたの関係はたったのアプリだけだった
いまの私を いったい誰が好きと言ってくれるのだろう 素直で可愛げのない私を いったい誰が愛おしいと思ってくれるのだろう
わたしのひとりごとを読んでくれた皆さんに 本当はありがとうと言いたいのに ここには返信機能がないので 感謝の気持ちは伝えられないけれど いつもありがとうと言いたいです 以上
あなたに近づきたくて星を学んだ それでもあなたの事はちっともわからない こんなにも想いは とくとくと溢れているのに あなたとの距離は銀河ひとつ分
彼女のねこの毛のような柔らかいその髪の毛は 太陽に透かすと消え入りそうな黄金色 月に透かすとしっとりと濡れたよう ああ、人魚の髪はきっとこんなだろうと思います
言葉が生まれないとき 自分の日常に心が動いていないことに気づいた そんな17の朝に 僕は1日が始まる希望と絶望を しとしと味わいながら 毎朝同じメニューの朝ごはんを食べる
7:40家を出る 7:45無愛想な黒猫(綺麗な鈴付き) 7:53パン屋さん(香ばしい匂い付き) 7:55都心の真逆へ行く電車とその朝日 8:03青い屋根と白いシーツ 8:21絵の具の匂いのする家 8:25生活委員の眠そうな挨拶 8:30はじまりの音
神様 別に恋人なんて我儘は言わないから せめて ちょっぴり寂しい気分の時に 夕飯が美味しかった話とかを電話で話す そんな少年を下さい
教室から見える風車は 大した電力を作る訳でもなく からからまわる 窓から入る風は、わたしの髪の毛をするりと抜けてゆく カンブリア紀からやってきた風を 私の光に透けた髪の毛でつかまえる。ああ、なんて眠くなる話だろう
言葉が溢れてくる夜はあるのに 朝になると夢のようにふわっと 少しだけ残り香を残して
あと何回朝が来たら、少女としての終わりを迎えるのだろう セーラー服を手放す決心が出来るだろうか 私の青春も悪くなかったと
貴方なんか嫌い だから私嬉しいの 貴方の目が悪くて私の目がいい事が だって貴方ロマンチストなのに、星見れないじゃない ロマンチストに星空は必須なのにね ああ、可哀想に 貴方なんか嫌い だから私言ってやるの 「ああ、今日もシリウスが1番綺麗ねって」
「私、実は貴方の事好きだったんだ」と言って困らせてみたいなんて思うけれど、もう会うこともないのだろうし。
意中の人ではなかったはずなのに 貴方の事を忘れられない事ばかり気になって これ以上私の頭の中で場所をとらないで