表示件数
0

too real

何者にもなれず、トゥーリア
何もやり遂げられず、生き延びた。
あの子の夢みさせて、トゥーリア
夜が明けるまで


重くのしかかり、軽く突き放す
ぼくらはそれを「現実」と親しみを込めて呼ぶ。

それから逃げたり、威勢よくぶつかったり
ぼくらはそれを「現実」と憎みつつ飲み込んでいる。

気まぐれに心は叫ぶ
たまゆらに命は揺れる


ーー そ・し・て!

ここまで来たのなら、トゥーリア
花束、きみに送るよ。
嘘つきの称号をありがとう。
朝が来たら逃げ出すよ



深く傷ついて、浅いキスをして
ぼくらはそれを「現実」とラベルを貼って並べる

とかく気になって、包帯で隠した
ぼくらはそれを「現実」とまるで「正義」のように呼ぶ

とこしえの決まりも崩れ、
命綱、ふいに揺らめく


ーー そ・し・て!

嫌なら避けろ、トゥーリア
下手したら殺しかねない
あの世で会うか?トゥーリア
境界線上で笑う。


ーー ま・る・で!

これじゃシネマさ、トゥーリア
きみの望んだ結末じゃないはず
それでもいいのか?トゥーリア
ぼくの不幸を喜ぶのが君の役目だろ?

それじゃあさよなら、トゥーリア
少し黙って目を瞑れ
三つ数えろ、トゥーリア
アン・ドゥ・トロワで別れよう。


ーー Oh…トゥーリア……トゥーリア!

5

Music

ムジック、きみはいいやつさ。
ムジック、ああ、大好きさ。
誰もが気づかないぼくに、君だけ気付いた。
ムジック、ただ、そんなことさ。


生きることを諦めきれないぼくの、頭を勝手に撫でて。
傷を受け入れられないぼくの、涙を勝手に拭いて。
そんなふうにきみは、ぼくをなぐさめたけれど。
そんなふうにきみは、ぼくをたしなめたけれど。


わかってる。全部頭の中にあるよ。
今は気付かないだけ。


ムジック、きみはいいやつさ。
ムジック、ああ、大好きさ。
誰にも話さない話。きみには聞かせよう
ムジック、ただ、そんなことさ。


勝手気ままで実にわがままなぼくの、欲求を満たして、
傷だらけ泥まみれなぼくの、身体を勝手に拭って。
そんなふうにきみは、ぼくにほほえんだけれど。
そんなふうにきみは、ぼくをこまらせるけれど。


わかってる。答えは僕の中にあるよ。
今は掴めないだけ


ムジック、きみはいいやつさ。
ムジック、ああ、大好きさ。
道に転がる石のような、ぼくにさえきみは気付いた。
ムジック、ただ、そんなことさ。


これからもずっと、きみ、そばにいてくれそうだ。
これからもずっと、きみとあるいていきそうだな。


ムジック、きみはいいやつさ。
ムジック、ああ、大好きさ。
誰もが気づかないぼくに、君だけ気付いた。
ムジック、ただ、そんなことさ。

0

笑えカウガール、そしてガンマンよ永遠に。

ぼくを憐れむくらいなら、勝手に息の根を止めて。
ぼくはどこかで生きてる。そんなのも忘れてくれ。

そしてきみはどこか遠くへ。

ぼくに涙するくらいなら、勝手に存在を消して。
ぼくはどこかで生きてる。そんなのも気にせず。

そしてきみは楽しく生きてくれ。


腕の狂った狙撃手と、
玉だけはムダにあるコルト・ガバメント。
下がる道こそないから、きみのために命、使うことにした。

腕の悪いガンマンと、
45口径のちゃちな拳銃。
別のやり方、知らないから、拳銃構えてきみに最後の意地を。



互いに傷つけ合う前に、さよならできてよかったかもな。
ふたり、どこかへ別れる。ぼくだけがいま終わる

そして思い出は、あの日の映画のように

ふたり笑っていられて、これでよかったのかもな。
記憶、風化して薄れる。何食わぬ顔して歩く。

あの日の二人は、知らないで映画を見てる。


腕の鈍った狙撃手と、
玉ばかりムダにある127mm。
腐れ縁なんて、生まれ変わっても言わない、忘れて。

腕のイカれたガンマンと、
1.13kgの鉄の塊。
これだってガンマン、イカれた腕の見せ所ってやつさ。


腕の狂った狙撃手と、
玉だけはムダにあるコルト・ガバメント。
下がる道こそないから、きみのために命、使うことにした。


笑えミスターガンマン。
笑えミスカウガール。

ぼくはミスターガンマン。
きみがミスカウガール。

雲をなぞる。空を撫でる。

響く銃声。
ガンマン、さようなら、そして永遠に。

0

マイ・ラブ

グッバイ、ベイビー。オー、マイ・ラブ
ふたりを壊したのは、愛の偽物。
騙し合っていたような。思い出が手に溢れる。

グッバイ、ベイビー。オー、マイ・ラブ
別れを決めたあの夜から、
二人は進化したか、または退化したか

ふうせんはどこに飛んでいった?
帰ってくるのを、指折って待ってた。
あの夜から あの夜から。

夢のような星空の下で、
最後のキスを、さよならのキスを。
夢じゃなくてリアルな夜。
シネマのごとく 哀恋が終わる。

海の見える家の話。あのシンガーに似た男。



バイバイ、ベイビー。オー、マイ・ラブ
ぼくはまだ自分の愚かさに気付く
決心こそ揺らがないが、恥は限度なく増える。

バイバイ、ベイビー。オー、マイ・ラブ
今一度、きみとの思い出を少しずつ星に変えて、北極星の替わりに。

偶然はいつぞぼくに来る?
起こるのを、指折って待ってる。
今もまだ 今もまだ。

物語はバッドエンドかな。
ふたりを見ない、神様は見ない。
夢のようなシネマを
忘れ去る きみも ぼくも

重くならないうちに別れ。あのギターに似た音。



海岸線をゆく犬、八月の景色と似ているような。
流れ着いたボトル。ざらついて取れない砂。
何にせよ きみにさようなら。そしてぼくはリュックサックを背負う。

別れの似合う季節。あのロッカーに似た男。



物語はここで終わるけど
エンドロールが流れ出すのは
もっと後でいいと思うんだ
シネマをみよう 最後に二人で


まるでシネマの一つなら
ここで二人とも泣くのだろうけど
別段そういうことも無く
隠したまま 哀恋が終わる

海岸線には日の出、カモメのゆく空に黄昏れる男。

0

シネマ→エンドロール

これは 誰の 人生?
これは 誰の 人生?
答えは、「ぼくのもの」だから
主役はぼくでシネマを撮る
ヒロインにはきみをキャスト

人生は もしや 無駄?
人生は もしや 無駄?
答えは、「NO」に限るよな
例えばコップ一杯の
例えば湯船いっぱいの。


そういったものさ、クイーン。
生きたいから生きてるんだぼくら。
あのギロチンの刃が落ちる時でも、
ぼくは命を捨ててないよ。


さぁキング!やるならやれ!
どんなカードを切られても、
ぼくのシネマにカットはかからない。
さぁコモン!やるならやれ!
どんな目が出ようとも、
ぼくのシネマに完成はありえない。



シネマ みたいな ぼくら
シネマ みたいな ぼくら
誰も見向きもしなくても
テープはまだまだあるから
カメラを回し続けよう。

そして いつか これが
そして いつか これが
どこか遠い街で流れる
その時二人はいなくても
残留思念 聴こえる。


これこそが人生、クイーン。
やりたいことやってやる
あの弾丸に撃ち抜かれる時でも
ぼくは命を捨ててないよ。


さぁキング!くるならこい!
なんどサイコロを振っても
エンドロールはまだ流れない
さぁコモン!くるならこい。
コルト・ガバメントの銃口
なんともドラマティックでシネマ向きさ


指折り数え、なんど夜を越したのだろう。
待っていたのは今日、今夜のエスケープ・プレイ。
神様の目すらかいくぐり、二人で行こう。
二人だけのシネマ、二人だけのエスケープ・プレイ!


さぁキング!やるならやれ!
どんなカードを切られても、
ぼくのシネマにカットはかからない。
さぁコモン!やるならやれ!
どんな目が出ようとも、
ぼくのシネマに完成はありえない。


そして エンドロール
そして エンドロール
流れる時には、全部思い出す。
キャストもスタッフも
思い出せるかな

2

さよならロマンティスト(本当のぼく)

さよならエンドロール
愛しき ぼくの青春よ
足りてないものはもうないよね、
今、新世界に足が付いたよ。

これこそエンドロール
走り抜ける この感覚が
スクロール 「さぁ、行こう」
なんて、決め台詞はいらないよね。


今書き起す、怒涛のクライマックス。
楽しみにしとけよ、ロマンティスト。
個性/エゴは失い、平凡に溺れる。
そんな人生じゃ不満?ロマンティスト。



さよならロマンティスト。
ボクは きみを忘れない
夢も恋もまだ飽きてない?
それならそれでいいけど。

さよならエゴとユーモア。
失うのと 得られないの
どっちがいい?「選べない」
なんて、きみはどこまでロマンティック?



今書き上げる、最高のラストシーン
楽しみに待っとけって、ロマンティスト。
ルネサンスを崇拝、「無駄」に溺れる。
それがきみの理想?ロマンティスト。



でも白昼夢の中。ジャンケンでボクが勝ったから さよならロマンティスト。
そう 本当のぼくよ。


今書き起す、怒涛のクライマックス。
楽しみにしとけよ、ロマンティスト。
個性/エゴは失い、平凡に溺れる。
そんな人生じゃ不満?ごめんよ。

またどこかで、きっと再開を果たす。
楽しみにしとくよ、ロマンティスト。
今失ったものは、きみが持っててくれ。
それじゃしばらくさようなら ロマンティスト…

Oh...Yeah