特になし
ありのままの私を受け入れてくれる人がこの世に一人でもいいからいてほしかった。
こんな私にも、「生きててよかった」「『今日』という日があってよかった」と思える日が、本当に来るのかな?
私は私が嫌い。
自分のほとんどが嫌い。
自分の全部を知ってる訳じゃないから、全部が嫌いとは言い切れない。
私は私を変え続けてきた。
小学生の時から、
「人のいいところはどんどん取り入れろ」
と言われ続けて、人のいいところばっかり真似するようになった。
反応の仕方とか、仕草とか、憧れの人のそればっかり真似して。
字だって、
「この人のこの文字キレイ」
って思ったら、それだけ真似するようになって、だから、私の書く文には色んな人の筆跡が混ざってるの。
最早、私には色んな人が入ってる。
自分は私じゃない。
本当の自分が出てくる場面なんて、どこかにあったかな?