画面越しのドキュメント
震災当時は小二でした。
明確ではないですが、私の住む地域は小さな振動の後に一度大きく揺れただけでおさまった地震だけでした。
だから、なのだと思います。
テレビが流す情報も、新聞が取り上げる情報も、図書館が仕入れた実話集も、大人が見せてくれた映像も。全てが画面越しのドキュメントとしか捉えられず、真剣に考えようにも視聴者目線の生ぬるい考えしか出来ません。
「被災地で学生が活躍した」というのもフィクションのようで、私には出来ないことだらけです。
卒業した中学校では仙台市の中学校との交流があり、何度も3.11に触れる機会を頂きましたが、どうやっても一過性でしかないです。
それでも、これでも、できる限り震災に対して真剣に考えています。
八年も経ちましたがどうか記憶を薄めないように、出来ることはしたいです。