どんなきっかけで人は 人を好きになるんだろう 私は何をすればいいんだろう
暮れたのは、飴玉、ひとつ 欲しいのは、お空の金平糖 憂い好きと、お水を、少し 少しづつ飲むのよ 妬けてしまうわ 厭に成っちゃう 窓ろ見と現の境目で 虜満チックなデートをしましょうよ あの夜警の指輪を宵闇のシーツの中で どうか私に着けて下さいませんか
デネブになれないアヒルでも 鼻歌交じりで泣けるかも 誰かが僕に植え付けた神話を忘れる朝がくる 庭に根を張る世界樹を伐り倒す日がくるんだよ
照れた顔して振り返ってみせて づるいのよ、あなた かみの端が西日に、浅く 満たされない心の端みたいに ゆっくりと、重力に落ちていく きみは、誰だい?
私ね 尾崎豊の曲に出てくるような恋をしてみたいの。 狭くて軋んだベッドの上に優しさを持ち込んで 何度も貴方に愛してるか聴きたいの。 まだまだ若い2人にはきっと障害も多くて それでも語り尽くせない愛を 送り合いたいの。 それでね そんな恋の終わりには 2人で月の光に照らされた海に飛び込むの。 きっと2人は不幸せだから死ぬのではなく 幸せだから この幸せが終わることないよう 死を選ぶの。 2人で抱き合って海の底に沈んでいくの。 そんな恋を私はしたいの 貴方と。
その手が好きだって何度も 大きくてカサカサしてて優しい温かい手が君の手 その手を握って ふふ と微笑んで おやすみ 握り返してくれなくていいから触れさせて あ、 恋人繋ぎは、今の私には反則
息をとめて 目を剥いて このまま、 沈んでし まいたい 気がした あきの日
例え 明日が来なくても きっと 何も変わらない みんな 消えてしまうから
※20歳じゃないけどきっとこうなのかな。 「はぁ… 20歳になってしまった。これから責任を負わなきゃいけない… どんだけ会社の人に飲み潰されてはセクハラとかされたりするんだろう。大人になりたくなかったな。」 どれだけ私の夢を潰されたんだろう どれだけ苦しんだだろう 生きたいって思った事は一度もないだろう
ひと雨くるねってぼくが云った途端にガラスを雨が打ったから 魔法使いだねってきみが笑ったね。そう、ことばはいつだって魔法だよって声に出さずに呟いたこと ラブレターみたいな今日だったね、通り雨が過ぎていって (きみって誰だろう…)
シャワーを浴びても未だ あなたの匂いが レースの様に纏わりついて 思考の指先の様で くすぐったい気持ちになる 鼻腔を掠めたあなたの声を 私は反芻する 魚に成って夜を泳ぐ あなたを今日も 私は今日も
「現実を見ろ」ってなんだ? 「現実」ってなんだ? 私の現実は私の世界だ 現実は この世界は私の世界だ 私の思いのままにならない世界だ
何年何月何分何秒 地球が何回回った日に 僕やあなたが死ぬなんて そんなこと知りたくもないけど 僕が今日死ぬと仮定して この地球が何回回ったか分からぬ今日を 悔いが残らないように生きようって 今はそんな気分だよ
てさぐりをつ づけて ひとつ イタリア風のス カーフのよな地面に 白、黒、なる音々に みつからないのは みつけたくないから ゆめゆめも きみも あし⇆たのことも 決まってなんかいないよ、○○○
昨日、雨降りの中お出掛け 帰ったら、白いTシャツになんかの色が移ってた 家に着くまで気づかなかった 恋も同じだと思う いつのまにか"彼"で染まってて 気づくのは少し後 Tシャツの色移りは簡単に落とせるけど 心の色移りはなかなか落とせない
poemってなんだろう なんて考え込みながら 餡の詰まった洋菓子と 昼下がりの珈琲タイム 懐かしさに理由は要ら ないのだと知っていた 。 (瀬戸内名菓「母恵夢」が急に食べたくなって) (いざ何処にでも売ってないんだなぁ…)
昼と夜が逆転。 分かったようにつぶやいた耳。 こぼれおちる言葉。 受け取めきれない光。 いつもこのまま。
なんで、なんで、なんで、 なんで男子と喋ってる=付き合ってるになるの? なんで、なんで、なんで、 すぐに噂を流すの? 息がつまる。 こんな狭い世界からにげだしたい。
貴方の心の柔らかいところを 如何斬り付けるかばかり 考えた日々があって それは それで 私にとっての愛だったけれど 歪に盛り上がる新しい表皮の でこぼことした畝に縁取られた 貴方の心の有り様に 言い知れぬ悪寒を懐くことが 今では私にとっての愛であって それはきっと 罪悪感を背負うことへの自己陶酔でしかなく それはきっと 今迄のどの瞬間にも貴方への愛ではなかった
好き。 言葉にしなくても 伝わればいいのに、、
耳をすり抜けていく声と鳴るチョーク あなたが腕まくりして見える手首が やけに眩しく見えて 私のノートは白いまま
言葉のナイフを音速で切りつけるよりも 至極平穏に、静かに 透明な箱に、閉じ込める 空気の中で、溺れさせる 言葉も強力な兵器だけど 無いものと視られるのは 万国共通の兵器だ
君の前で息を止めると 呼吸ができなくなってしまうよ 誰かと過ごした40分より 君と過ごした10分の方が短く感じるんだ 僕等は生まれてから死ぬまで ずっと生き続ける 君といると一日前のことを 昨日のように思い出してしまうよ 君といると 独りじゃないみたいだ 毎日がEveryday
キャスターのフロントみたいな煙を 燻らせて 感傷は、夜の空気を纏うのです 大人に成ったのは、 身体ばかりで 頭でっかちなのは、 宇宙人みたい 昨日のシードルの移り香が シャワーを浴びた今も 指を絡ませてくる 夢の中で何かから逃げるような そんな毎日 巧く日々を消化出来たら そのときは、 そのときは、指輪をつくろう
あなたは雨に似てる手 かさ海月をつるり撫でる だきしめていたいと思った まだ眠い目を擦りながら
僕 僕とは 僕とは何か 君とは何か 君とは 君 僕はいつも君を思っている 君はいつも何を思っている 君 君とは 君とは何か 僕とは何か 僕とは 僕
恋よ来いよ愛よ会おうよ あれよあれよと好きになれ 抱きつくしっぽ振って「ただいま」と
「どうして煙草吸うの?」 「さぁね。」 あの人の横顔に見惚れたから 「ただのひまつぶし」 同じ景色が見れると思ったから 少しでも 近付けると思ったから
朝焼けの喉に麦酒を流し込んで ぬくい眠りに浸かろう ジェンキンス暫しは目を瞑って 起きたなら、また陽射しは眩しいから だから、それまで、どうか安心していて
出ない一言 口にする怖さ その先のこと 今日あったこと 君が好きだってことでさえ 曖昧にして言えず仕舞い 会うことすら億劫で 今迄とは違うみたいだ 本当は早く、そこに居たいのに。