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受験が終わった皆へ

 受験お疲れ様でした。おそらく、受験が終わった人は二つに分けられると思います。第一志望校に受かった人と第一志望校に受からなかった人とに。
 受かった人へ。おめでとうございます!まずその事実を噛みしめ、新たな生活に希望を持ってください。そして、その生活を楽しんで!
 では、受からなかった人にお話ししましょう。長くなります。
少し自分の経験を話します。自分が今通っている大学は第五志望の大学です。少し加味すべき事情(病気)がありますが、大枠では私の努力不足です。ですが私は後悔を一切していません。強がりなどではなく。では、なぜそう思うのか。理由は簡単です。それは進んだ先でそこでしかできないこと、そこでしか出会えない人に出会えたからです。一つ例を出しますと、私は去年の夏休みにイギリスに法学を学びに行くという経験をしました。これは、第一志望の大学ですらできません。
 とどのつまり、何が言いたいのか。それは、行った先で自分がやりたいと思えることを探してみてください。行ったからには、探してみるべきです。おそらく、何かあります。そして、あなたによって掘り出されるのを待っています。もちろん、悔しい気持ちも分かりますし、後悔する気持ちも分かります。ですが、探してみてください。オカルトではありませんが、必ずや行った先に自分がやるべきこと、やりたいことが埋まっています。是非、腐らずに探してみてください。無論、このことは第一志望校に受かった方もやってみてください。やると、大きく変わりますよ。

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一風変わった愛の話

今からお話しするのは、一風変わった愛の話です。私はそのお相手に小学生の時に出逢いました。美しさ、清冽さ、厳しさ、どれを取っても間違いなく素晴らしかった。一目惚れをするのに、そう時間はかかりませんでした。しかし、残念なことに片想いのままです。今でも。この相手に触れられるのはごく僅かな人だけ。しかもほんの僅かにしか触れられません。その相手は時に微笑み、時に悪戯をし、そして時に深みを見せます。この相手は悠久の時を経て、今もなおこの世界に存在します。およそ1,200年もの間そこにいます。そして今も世界で6億人もの人がこの相手の虜になっています。


さて、そろそろ茶番は終わりにしましょうかね(笑)。ああ、書いていてこっぱずかしい。そう、この相手とは"チェス"です。8×8の盤上で繰り広げられるボードゲーム。それこそが私が愛してやまないものであり、一目惚れをしたものです。紆余曲折はあれど、やはり好きになってしまいます(チェスは永遠のツンツンキャラなのかもしれませんね)。
最後に、チェスと愛を一挙に表した至言をどうぞ。
「愛とは、全人生をかけて妻にチェスを教えること」(Love is: trying your whole life to teach your wife to play chess)