寒くなると嬉しいのは、恋
絶対に忘れないから この当たり前の景色に君を刻みたい きゅうっと縮こまるこの心の 居場所だけここに欲しいよ
夢を見る 君を描く 明日にきっと知る君を 私はまだ描ける まだ知らない君の姿も 私はきっとすきだ
思いうかんできえていく 言葉に浮かぶ 「君」 という字に意味が欲しい
ぽろりほろりと 言葉を零しながら あの頃と地続きで 同じように生きているつもりが 年齢の数字は止まらないで増え続けている あなたを知っている わたしを知っている 居場所だってどうせ増えていくばかりで 勝手に大きくなる自分が少し手に余る だからね、ひとやすみ 変わり続ける中で同じように言葉を紡ぐのが わたしのひとやすみ そこにあなたがいてほしい
君がそこにいて それが奇跡だと思った 目が覚めて3秒 それが夢だとわかったときには もう君がいたことしか覚えていなかった すっかり見えなくなった君の背中は まだ少し私の心を蝕んでいる
髪を撫でるその感触を 忘れられない私は馬鹿で 本当は嬉しいなんて感情を 見せられない私は本当に可愛くなくて いとも簡単に揺らされてしまった心の 行き場も見つけられない このまま以上はないのに 時々涙が出てしまうのは 難解な私のせいだ
音楽が終わったあの夜に囚われ続けている 喉が枯れるほどの歌声と 止まらなかった涙と一緒に 残った欠片を集めて 忘れないように抱えているのに どうしてだろう どうして記憶は薄れていくのだろう 幸せはそう簡単に拾えないっていうのに
あの日の夢の先に ちゃんとさよならが待っていて 君を追い切れない私は 過ぎ去ったあの日をやっぱり思い出す 忘れないで欲しいし 何も変わらないで欲しいけど 離れ離れのその先に また君と笑えるように 私は、また
あの日と同じように回るミラーボールに あの日みたいに揺れる足元に 大好きな音に身を浸すはじめてな幸せに 指の先まで私のものではないように感じるのは あの日君が言った、夢、って言葉が しっくりくるからだろうか