花が咲く頃に
告白された日の翌日、それは土曜日、つまり昨日は金曜だったのだ。あの後の事を簡単に説明すると...
「あらあらなんか女の子が、泣いてたけどなんか知ってるかしら?」保険室の割と若めの先生一応年齢は言わないが…
「さぁ?」これが僕の今の精一杯の返事。保険室の先生に挨拶をしてから僕はその場を去った。お昼休み、ご飯を食べて友達とも何気ない話をした。バスケ部にいって練習して、スタメン決めて選ばれて…帰り暗くなったのにもかかわらずコンビニに寄り道して肉まん食って。。。友達と別れて家についてご飯を食べて風呂に入ってホームワークと勉強してゲームして、、、
普通に過ごした。だけど彼女の言葉と野々山さんの言葉が頭にはいりっぱなしで、、、バスケの先輩からは今日よかったって言われても嬉しくないスタメンに入れても不思議な気持ちこの気持ちを誰かにぶつけたい。
てテロン!とスマホがなった。彼女からだ。僕を思わず目を見開きすぐに彼女からチャットを読んだ「君いつも以上にぼーっとしてたよ笑」
なんで?知ってるのだろう。でもそんなことは関係ないこの思いぶつけたいのは
彼女だけなんだ、、、!
なぜ?わかんない。直感的に?そうだよ。他にも友達いるでしょう?彼女は友達であって違うんだ。
自分との質問の答え合せのような気持ちになり、体の中が熱くなる。彼女に話さなきゃ
そう思い僕はスマホを打ち始めた。
なんでわざわざメールしたの?わかんないよ?しなくても良かったんじゃない?かもね。でもね、、でも?これじゃこの恋実らなくても後悔しないように。
彼は好きじゃないかもよ?そうだよ。でも本能的に彼に惹かれたよ。
私の中の質問回答ばっかの世界は彼で満たされていきそうだ