知らないまま、おやすみ ぼくのことは忘れていてね きみのことばだけ、紡いでいてね だけどいつまでも、このままやさしい 夜が続けばいいと、今だけは信じさせて おやすみなさい (こんばんは、懐かしいひとにはただいま) (黙っていたけれど、実は昔いた誰かさんです。) (ちょっと気分新たに、また描いてます…) (昔みたいに巡回やレスができないのが悔しいけれど) (わかった人も知らないひとも、よかったらまた仲良くしてくださいな。)
笛に吹かれて、夢をみた。 つもりになって、眼をとじた。 おはようなんて、嘘を吐いた。 マッチを擦って、火を点けた。 せかいが歩き出す足音もきかず きみが起き出す物音もしらず ただ睫毛をあわせて、詩も描かず 誰にも知られずに、眠り続けたいと思った 朝
窓ガラスをたたいた 第二関節、行き止まり 驚いた後頭部 ぱくぱく 音のない笑顔 ねえ ガラスってこんなに邪魔だったかしら
ことばを残すたび詩と云うかたちに囚われることをいちど、休んでもいいのかも知れないと、いまふと思う。 ぼくもあなたも、もちろん美しいものが大好きで、それはたとえば今日の雨あがり、写真に残らない街の姿だとか、まばたきをする一瞬前の横顔だとか、誰にも教えずにしまい込む欠片を胸いっぱい、誰もがこぼさないように歩いてる。 だからきょうも、おやすみをそっと
深夜の闇からひっそり抜け出した黒猫 雲の隙間から出てきた月明かりが照らす ハーメルンの笛吹き男が連れていくのは 君を信じる心 これは春の風が見せる幻の夢のはず
ゆきがふって ゆめがふったの
今朝いろんな人が観たと云う、わるい夢の欠片をぼくも、ふた口かじったしかめ面で生きている。 飛び起きたベッドのゆれ加減や、かけ布団の手触りがあの幻をぼくに観させたのだと、一瞬のちに知った真っ暗な部屋のつめたさがまだ残る首筋にフードを寄せて 滅多に観ないくせにふるえているのさ
しっとり濡れたままの路を行く 朝、いちどワイパーで払っただけの窓 少しだけぬるい風はまだ重たくて なんだかみんな詩的にみえた朝、おはよう
置き傘とランドセル、戯れながら田舎道 雨粒とワイパー、せめぎあう窓ガラス しっとり空はねずみ色、どこからぽちぽち雨の粒 きみにふれふれ、とうめいな雨 (午後から雨ふりの日でした)
ふしぎな夢をみたの。 実在しない鉄道で架空の学校に通うゆめ… しらない車輌の二階にのって、慣れない鉄路に揺られるのが眠たくて、ねむたくて膝から読みかけの本を取り落とすゆめ。