ボロ人形でも
誰も知らない私が何者か
どこの誰で何をしてるのかも知る人など皆無
そんな洒落たことは言えない
私を知ってる人はいる
でも私のすべてを知る人はいない
これは本当なのかい
部屋の隅にあるあの人形
誇りかぶってこっち見てる
昔は一番の友達
新しいナンバーワンが
僕に入るよ
程々に一生懸命に生きて
程よく人生を作ってる
でも待てよ
この人生私が作った道じゃないのかもしれない
誰かの足跡たどって喜んでるだけなのかもしれない
私は私の一世一代
一度きりのパートナー
そんな風に笑えれば
楽だろうにな
この世界のオンリーワンのナンバーワン
心はいつもなりたがってる
でも
ホコリをかぶった隅っこの人形でも
いいのかもしれない