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第5回

はあ・・・やれやれ。さてコイツ、どうすっかな・・・
なんかついて来る気マンマンな目してる。そんな目で私を見るな~・・・
私、自分で言うのはあれだけど、結構なお人好しなのよ?
そんな目で見られたら強く振り払えないじゃないかぁ~!!(泣)
「最近まともな物を食べてなくて・・・(ぐぅ~)」
・・・もうついて来いっっっ!!!!!(泣)
という訳で魔法使いが追加されました。強いからいいや!(ポジティブ)
街まで会話をして向かう。
「まともなものじゃないって、何食べてたのさ?」
「パンの耳とか、カツの端っこの余った所とかですね。」
「え!?マジで!?」
「マジです。」
「・・・」
「・・・」
「苦労してんだな。お前は・・・」
「あ、いつもの事なのでご心配無く。」
「いや、いつものことってよく体もってたな!?」
「耐性ってやつですかね?」
「違うと思う。街で飯奢ってやるよ。」
「いや、大丈(グゥ~)」
「・・・」
「・・・」
「・・・(ジーッ)」
「(汗)あ、ありがとうございます・・・」
「遠慮するな・・・」
あ、ついた。けっこう近かったな。
「あ、付きましたね。結構近かったですね。」
・・・こいつ、私の心を!?なんてね・・・
で、でもこいつなら・・・無いって言い切れないんだよな・・・
結構有能な魔法使いだしな・・・
そんな事有るはず無いけど一応ね・・・一応聞いておこうかな~・・・

続く

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第4回

まあ、ここから抜け出して・・・あれ?えいっ!!えいっ!!・・・
だめだ。え?ヤバいよね?大丈夫じゃないよね!?
ええいっ!こうなりゃ仕方ない!「真空魔法」!!!
この魔法は相手の周囲の空気を全て消す魔法。その応用だ。
ぶっちゃけムズい。でも私なら出来るのだ!!!わっはっは!!!
あ、そろそろええかな。えいっ!!脱っ出!!!おわあっ!?何!?
足掴まれた!?誰!?変態!! ・・・砂だ。砂が私の足を掴んでる。
はっ!?これはもしやサンドトラッパーか!?
このモンスターは名の通り砂の罠だ。平原に砂漠はおかしいって思ってたんだよ!!
こうなったら「水流弾」!!「弾」シリーズ水version!!!
どうだおらぁ!!っておい!?おま、飲んでんの!?
そりゃねえぜ!!砂には水だろ!?それを飲んでどうする!?
もうこうなったら力ずくで・・・「圧縮空気弾」!!名前が長い!!
これは普通の30倍の圧力の空気が飛んでく魔法だ!!おら!!食らえ!!!
あああ!!!あいつの体も飛んでった!!!やっべえ!!向こう街あるじゃん!!!
ええいっ!!「吸収」スキルですってやるー!!!って、んん!?
あれは・・・人!?がモンスターの体を・・・消した!?
固まる私に気づいたのか、こちらに寄ってくる。
「あのー、東の街のアルバンってどっちですかね?
ほら、一面景色が同じだから方角なんて分からないじゃないですか?」
彼女はそう言った。彼女はサミルというらしい。
昔は高名な魔法使いだったが、誤って城に爆炎魔法をぶっ放したらしい。
いや、どうやったらミスるんだよ・・・?
そう聞くと彼女はいった。
「何ででしょう?」
こっちが聞きたいよ・・・

続く