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変身!!

相棒の良太郎が謎の怪人に体を乗っ取られた。
「良太郎!戻ってこい!」
しかしそんな呼びかけもなかなか届かない。
「呼んでも無駄、相当痛めつけておいたから当分目は覚めないよ!」
そんな無慈悲な言葉と共に攻撃されてしまう。
「…ぐっ…聞こえるか!良太郎!俺だ!」
「聞こえないよ!」
「うるせえ、お前になんか言ってねーよ!聞こえてるはずだぜ…お前、抑えてんだろ、それをよ!」
必死に呼びかけるが攻撃の手は一向に止まらない。もはやこちらの体力は限界寸前。
「だからよ…良太郎…もうちょっと踏ん張って…そいつを追い出せ!…できるよなぁ!…良太郎!」
最後の叫びの如く彼はその名を呼んだ。しかしそれが隙と言わんばかりに敵の刃は彼の左鎖骨を捉えた。
「いいから…死ねぇ!」
左鎖骨から右脇腹への袈裟斬りが見事に入り、断末魔と共に彼の体は倒れようとした。
しかしここでその敵が彼の腕を掴んだ。
「何!?ま、まさか!」
敵自身も驚いている。つまり…
「へへっ、やっぱな」
その瞬間、良太郎の体に彼が憑依し、敵の怪人が外へと追い出された。
「なんでだよ!なんで…」
敵怪人は正に困惑といった表情だ。
「バカヤロー、俺達がどんだけ一緒にいたと思ってんだ、いいか?今から本当の変身ってやつを見せてやる」

「変身!」

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復讐代行 あとがき

復讐代行を読んでくださった皆さん!
本当にありがとうございます!
当初の予定よりも長くなり、更新の空く期間もあり
と散々な形ではありますが
先程の最終話を持って無事に完結しました!
皆さんいかがだったでしょうか?

今作は初め、「宇宙を駆けるよだか」という作品を見てこんな設定の作品を書いてみたいなぁというところから始まりました。
この作品はクラスでブスといじめられる女子と主人公が入れ替わる物語で、ただパクるのもつまらないので、主人公の方を男にしてみました。
ですが
「いじめ」をテーマにするとついつい色々詰め込みたくなるのが悪い癖ですね笑
登場人物それぞれに考えがあるようにして自分の中にある全てを書こうとも思ったのですが長くなるので避けました。なので実はまだ小橋と橘のお話が少し残ってます
もしかしたら来週辺り書くかもしれません。
最終的に書きたかったこととしては
「いじめ」は人を壊してしまう。
それは時に、優しさすら信じられなくなるほどに
でもその優しさを信じることこそが生きる希望
それをどうか自分の中に確かに持っていて欲しい

ちょっと隠しすぎたかな?
あんまりまっすぐだとクサくなっちゃうから
少し遠回しにしたり、素直な言い方をしなかったり
そんな僕の小説…に限らず詩も
これからも楽しんで頂けたら幸いです

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