ちと思い出したこと その2
(その1の続き)
まぁ一応の和解後は一応「友達」ってことで小学校卒業まで付き合ってたんだけどさ。
…今思い返せばあんなの友達でもなんでもないなって。
「あなたにも喋って欲しい」なんてただの自分のエゴだし、最終的に喋れないことを責めてるなんて友達がすることじゃないと思う。
友達ってお互いのことを尊重するものじゃないのかしら。
ついでに末期には他の子に吹き込まれたとは言え「この言語障害‼︎」と罵倒…
もうこんなの友達じゃないよね。
先生は「友情」を壊すことはできないから、一応和解させることでなんとかしたけど、あんなのを友達だなんて今は思えない。
やっぱりあの「友情」は紛い物なんだって、今は思ってる。
まぁそもそもあの子はだいぶ両親に甘やかされて育った1人っ子みたいだから、小さい頃から全てが自分の思い通りになると思い込んで育ったんだろうなぁ。
友達関係も大体上手くいってたから、普通の人間としか付き合ってなかったから、ぼくみたいな異常者を受け入れられなかった。
所詮小学校高学年、経験が少ないから自分の思い通りになるまで執着し続けちゃった。
そしてぼくも、経験が少なかったから数少ない「友達」を大事にしなきゃと無理をしてしまった。
その結果があのザマだ。
…そんなことを思い出したんだ。
まぁ唯一の救いはあの子が中学受験してどこかの女子校に行っちゃったことかな。
ちなみに歳の近い妹は学校帰りに時々件のその子と一緒にいるぼくと一緒に帰ってたんだけど、妹が出てくるとその子はスーッと何事もなかったかのように離れていくんだよね。
多分、家族の前で悪いことしたら親を巻き込んだトラブルになると思ったからなんだろうな(そういう意味では彼女にも良心のカケラはあったのかも)。
あと歳の近い妹は後に件のその子について、「金持ち臭くて嫌いだった」と言ってたなぁ…