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無題

やっぱり脈なしだったのかな

なんとなく仲良くなった君
なんとなく好きになった君
なんとなく私のこと好きなんじゃないかなって
でもそう思ってたのは私だけだったみたい

君の噂を聞いちゃったんだ

なんとも思ってないならさ、
軽々しく2人で遊びになんか行かないで
期待しちゃうでしょ
なんとも思ってないならさ、
簡単にそんな優しい言葉をかけないで
嬉しくなっちゃうでしょ

最初から期待しなきゃ良かった
自惚れちゃって
ほんとバカみたい

なんとも思ってないならさ、
軽々しく手なんか繋いだりしないで
ドキドキしちゃうでしょ
なんとも思ってないならさ、
夜中まで私のメールに付き合ったりしないで
彼女気分になっちゃうでしょ

やっぱり脈なしだったのかな
やっぱり脈なしだったのね

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全てが

貴方を好きになったのは笑顔でした
貴方を好きになったのは声でした
貴方を好きになったのは優しさでした
貴方を好きになったのは後ろ姿でした
貴方を好きになったのは話し方でした
いつの間にか貴方の全てが好きでした

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あの頃

あなたは、思い出すことができますか?
これからの未来に、燦々と輝く希望を抱いていたあの頃を……
大きな夢を無邪気に語ったあの頃を……
今、あなたはどうしていますか?
未来に希望を抱けていますか?
無邪気に夢を語れていますか?
なぜ、その頃の純粋な気持ちを忘れてしまったのでしょう?
なぜ、「人」の「夢」は「儚い」ということを知ってしまったのでしょう?
あなたは、歳を経るほどにたくさんの知識を得ました。
しかし、あなたは何かを忘れてきてはいませんか?
あなたが得た知識とは、比べものにならないほど、かけがえのないものを……

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夜@星の木

いつもの時間
いつもの場所
いつもの人
いつもの声

違うのは僕の気持ち
けど、いつも味方のあの声は
いつも側にいる
これからもいつもの場所で

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個性

僕にはあるけど、君にはないもの。
君にはあるけど、僕にはないもの。
僕にも君にもあるもの。
僕にも君にもないもの。
個性。それは時に人を苦しめ、時に人を輝かす。
自信を持て。輝け。苦しみが輝きに変わるくらいに、輝け。

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本日の魔法講座 その160

カーブミラーの向こう側

振り返ったパイロットボーイが
小さく 手をふった

反射した午後4時30分の陽のひかり
永遠のように白いシャツのまぶしさ
それだけでは足りないと

背を向けた。

返すのは
また曲がり角で会ったとき 作られてない微笑み だけでいい

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ごめんね、

想い、縛りつけてばっかり。もういいよ、かくれんぼを終わろっか。もう、いいよ。楽になって。

(しばらく、おやすみなさい。もう一度応募に挑戦します。では。またいつか。)

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無題

人混みに乗じて
こっそり手を伸ばしたけれど
目の前の袖は掴めなかった。
いきなり振り向く貴方に慌てて
あれ食べたいっ
そう示した先は金魚掬いの屋台で。
火を噴くほど赤くなりながら
涙目で笑い転げる貴方に見惚れてた。

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クエスチョン

空っぽだから話せないんじゃない
話さないから空っぽになるんだ
どこかの偉いひとが 言ってたね
誰もたいして気に留めていなかったけれど

泣かないから笑えなくなるんじゃない
泣かないために笑うしかないんだ
僕だって解ってること
あなたは知らないんですか

そんなに高いところにいるのに
そんなにやさしさを投げつけているのに
あなたは あなたは知らないんですか

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好き

うつむいてばかりいるあたしに気づいた

空を見上げた

雲が貴方の顔に似てて泣いた。