『いつかの日記壱』
2069.11/3
ヒトは発展すると超常現象を信じなくなる。
非科学的だ、その一言で片付ける。
60年代に入ってからヒトは完全に面白くなくなった。
京都の方にいた若い面白い教授もAIの証明した理論の逆を唱えて学会を追放された。(非統一魔法なんとか論とか言ったかな。)
コンピューターなど所詮既存の事実に基づいてしか計算出来ないのに。
2069.11/17
神社は良い。
ここだけ時間が止まっている。
(御柱祭は3年後か、その頃には何してるかな。)
佐奈伎湖の周りは工業が発展しているので神社と街中とのギャップがすごい。
くらくらしそう。
2069.11/24
ALEoneを買った。
もうsixまで出てるけど高いからなぁ、320TB羨ましい......。仕方ない、お金が無い。
積み上げられた資料の山ほど鬱陶しいものは無いからどうでもいいけどね。
※鍵山みゆりの痛々しい日記から少し抜粋
P.S.サービストラックです、お話内で1週間経つことが出来たので。
次の1週間は少し葛藤があるかもしれません。
気を抜いたら肌色多めになってしまいます笑
過去への執着、恐れ、なんて
何の役にも立たないらしい
未来への希望のほうが
何倍もあたしを豊かにしてくれる
らしい。
何十年も生きたおばあさんの
長い長いお話は
難しいようで簡単なこと
過去は過去
後ろ見る暇があるなら
前見なさいよ
幸せは正面からしか来ないんだから
隠し味は大匙の涙
塩チョコに塩キャラメル
最近の流行りでしょ?
力任せに泡立てた卵白へ
小麦粉とココアを流し込んで
灼熱地獄のオーブンの中
泡立っていくのを眺めてる
ぺちゃんこの消し炭に
笑いの止め方が分からなくなった頃
妙な節で叩かれたドアの先
頰を腫らした君が お腹空いたと宣った
苦味が効いてて良いね なんて
暢気に きゃらきゃら笑うから
涙味だよバーカって
言葉を留めて 今度こそ
君が大好きで大好きな
甘ったるいガトーショコラを
ぺたりと
ぱたぱたと
僕達は走ってきた
昔のこと
覚えてる?
今
変わるとき
別れ道
君とふたりがよかったのに
別れ道
もう足は向こうを向いて
ぺたりと
ぱたぱたと
僕達は走る 走っていく
いつかまた
そんな日は来ないと知っていても
今
僕は
違う世界に溺れていく
「うわぁぁぁぁぁぁ!」
サクは壁を貫いて、フィールドの中に吹き飛ばされた
「こんなもんじゃ、ないよなぁ?」
「クソォ...アッシュウルフじゃあ...勝てないのか...?」
「終わりだ...」
帝王が飛び掛かってきた...
天津神禍は観客席で、経過を見守っていた
「そろそろ頃合い...かな?」
天津神禍は言霊ととあるロックシードを投げつけた...
陵の頭になにかが当たって落ちた、帝王も、何かに阻まれたように静止した
「なんだ...これ?ロックシード...?」
とりあえず起動してみる
ファイズ!
「え?ファイズ!?」
LOCK ON!
『ファイズアームズ!ミスタージャスティファイズ!』
手にはファイズエッジ、胸には、懐かしさを感じるパーツ...
陵はファイズの力を纏った...
「ねぇ...これは、このときのためだったの?」
咲夜の前にはデルタギアがあった
死の4日前、急にサクが咲夜に送ったものだった
「何でだろう...戦わなくちゃいけない気がする...」
咲夜はデルタギアを装着した
「変...身...」
STANDING BY!
COMPLETE!
咲夜はデルタになり、窓から何かを感じる方向に向かって走り出した...
『7日目弍』
全て聞き終わった後、みゆりは頭を下げ、
「また来ます」とだけ言った。
風麿は送ると言ったがみゆりは断った。
一人で考えたかったからそうした。
P.S.これは壱でまとめた方が良かったかもしれない。
ごめんなさい、なんせライブ型作家なもので笑
休日だと言うのに大半を寝て過ごしました。
もったいない。
『7日目壱』
風は弱く吹き、時計は進む。
「それでは、一つづつ答えましょう。」
灯明の火は揺れる。
「始めに、何故貴方にそこまでするか。」
「正直に申しますと、私の直感です。ただそれだけです。」
「二つ目、神を見るとどうなるか。」
「それは神様によって違いますが、貴方の見た神様は所謂祟り神に類する神様なので場合によっては祟られる可能性もありますが今の所は大丈夫だと思います。」
「三つ目、何故貴方を連れてこられたか。」
「私は現人神です。割とどうとでもなります。」
「四つ目、神とは何なのか。」
「恥ずかしながら、未だに神を定義出来ておりません。なので回答は明確には出来ません。」
「五つ目、私の目的は何なのか。」
「私の目的はこの地の安寧です。それ以上でもそれ以下でもありません。」
P.S.少し続きます。
きっと、14日は
骨董に囲まれた喫茶で
チョコレートはあるかどうか訊いて
どっちにしろ
一番奥のソファーに座って
珈琲を飲むんだと思う
わかる。
ユースケがどんどん近づく音。
「リオいますかあ?」
「ああ、いるよ。ちょっと忙しそうだ。なぜ、五組のお前がこんな遠く…一組まで来るんだ?」
ナイス!グッジョブ、ショウコ!!
「体育祭の話だよ。リオ、足はえーだろ?だから…本気でぶつかりたいんだよ。一組なんかに負けたくねーからな。」
なんだーそれは!
ドキドキしたあたしがバカだろうこれ!
「ユースケ、てめえあたしに喧嘩売ったな!場所はどこだ場所は!アンカーか先発か?どこでもいい。当たってあげよう!」
やばい。ショウコがフリーズしている。
あたしがユースケの挑発に乗るなんて珍しいからだろう。
まあしょうがない。
退屈でもたまにはこんなことあってもいいかもしれない。
ユースケはカノンと話し出した。
楽しそう、そう思った。
多分、ユースケはカノンが好き。
こんながさつで、全てが退屈に映るあたしなんかよりも。
花のように今を生きていてかわいいカノンの方が。
六時間目は、体育祭の出場種目決めだった。
あたしはユースケの場所、アンカーを選んだ。