サクラの花びら ヒラヒラと
散る瞬間がウツクシイなんて言うけれど
落ちた花びらをキタナイと言う人達は
サクラの何を見ていたのだろう
捜していた、いつからか。
沈んでゆく、ゆらゆらと
手をのばしたって届かない
屈折率はいつだって残酷だ。
探している、いつまでも。
浮かんでゆく、ふわふわと
伸ばした手はもう見えなくて
つめたくも、あたたかくもない
世界は当たり前な顔をしてそこにあるのに。
泪、置くように
息、吐くように
瞼も見えない闇の部屋で眠る、
こんな夜のこと。
剥き出しの青、震えていろ。朱に染まったエンド、決定的な瞬間に。ひそかに、ひとりでに、凍えていろ。
剥き出しの青、ひれふせよ。刺すような眼光、生々しげな目玉が。何処にもいくことのない言葉たちを、ためておいて良いよ。
剥き出しの青、泣くな、泣くなよ。世界が許すから、さっぴくような風が吹いたら。なかったことになんて、ならない、剥き出しで
飲まれちまう前に、剥き出しの青、何もかもをものみこめよ。
こんにちは、Key-towerです。
はじめに、企画参加のレスありがとうございます。
貴方方のお陰で立ち消えにはなりませんでした。
心からの感謝を。
さて、決めることは様々ですのよ。
はじめにルールが必要ですね。
これについては皆さんから募集します。以下の項目にある程度該当する様なモノをお願いします。
(本来なら自分で考えなければいけないのですが如何せん私のアタマは少々パンク寸前なのです。)
①特定の誰かが不利になる事の無いもの。
②意見交換が盛んに行えるもの。
③相手の考えを尊重するもの。
④以下の項目に同意出来るもの。
1、募集されたものからくじ引きで決めます。
2、ルールは5回に一回変わります。つまりそのたび同じことをします。
3、私の所にレスで募集すること、それ以外は対象外とします。
4、期間は4/27までとします。
以上でございます。様々な案を募集するのですのよ。
次に、企画名。
これも募集します。
特に縛るつもりは無いですが、関係あるようなモノを募集します。
これは多数決で決めるつもりです。
これは4/28まで募集します。
募集するのはこれくらいですね。
募集も参加表明も何時でも歓迎致しますのよ。
どうぞよろしくお願いします。
あさ、
目を覚ますと、
となりには、
あなたがいる。
ただ、
それだけで、
しあわせもの。
そんな私は、単純すぎますかねぇ。
いつかそんな日が、
私にも来てくれるといいなぁ。
とてもとても近い場所にいるのに、決して届くことのない私の声。
私とあなたの間には、どれくらいの高さの壁があるのだろうか。
私には、それをよじ登ることができないのだろうか。
その壁はどのくらいの分厚さなのだろうか。
私には、その壁を壊すことはできないのだろうか。
心があなたを呼んでいる。
「あなた」という名のやすらぎを。
声なんて届かなくてもいい。
ただ、あなたに会いたい。
どうも、雨が降っているらしい。
君のほうはどうだろうか。
聲が聴きたかった。
ただ、君の聲が聴きたかった。
晴れていることを祈る。
乱したスカートの内側で
僕の手が情けなく震えていること
伏せた目蓋の向こう側で
君が考えているであろう男のこと
口付けで子が成せたらよかったこと
ただ、きみのことがすきなこと
それだけはどうか信じてほしいこと
枕に散らばる雫はライスシャワーのようで
シーツのドレスを纏った君は花嫁のようで
泣き声を上げるように軋んだのは
きっと寝台だけではなかったこと
明日も容赦なく襲いくる暗闇
四月にしてはやけに寒い夜
解るとは言わないよ
それでも
震えるあなたの手を暖めようとする誰かがいる
蹲る瓦礫の上で立ち上がろうとする誰かがいる
星空の下 産声をあげた子供
そこが不幸のどん底だといい
あとは幸せになるだけだから
汚れた頬がそれほど美しく光ることを
きっとぼくは忘れない
君はこうしたほうがいいと
あなたが優しく笑うたび
私はがっかりしています
あなたでさえ
私を救えないのかと
ひとり、現実に囁いています
遥かなる過去から
過ぎ行く今から
果てない未来から
星に向けて祈る
願いは ひとつ
貴女が選んだカードはこれですか?
そうです‼︎
貴女が選んだカードはこれですか?
違います。
貴女が選んだカードはこれですか?
あの〜…。
貴女が選んだカードは
すみません。
貴女が選んだ
話を聞いてくれませんか?
貴女が
あんまり人を疑うものじゃありませんよ。
わかりました。
貴女が選んだカードはこれですね。
違います。
独特の声の出し方が、いつもあなたであることの確信を持たせる。すこし鼻にかかった、語尾を抜くような話し方が心をくすぐる。
そっと囁いて、耳元で。もっとあなたを感じていたい。
娘が男を連れてきた。驚いた。娘は内向的なおたくタイプだったからだ。SNSで知り合ったのかと思ったが、娘から居酒屋の店員である男に声をかけたそうだ。娘が酒をたしなむことも知らなかった。驚くことばかりだった。いちばん驚いたのは男がうさぎ族だったことだ。うさぎ族は挑発と自慢話以外に他者とコミュニケーションする術がない幼稚な種族であるという記述を文献で目にしていたが、まったくそんなことはなく、むしろ好青年だった。
「民族学者だそうですね」
「うん?……ああそうだ」
「ぼくの村に今度きませんか? うさぎ族に興味は?」
「まあ、あるかな」
「村祭りが近いんです。よろしかったら儀式に参加しませんか」
「そうだな」
何事も経験。ペーパードライバーじゃ意味がない。文献をあさるより参加したほうがいいだろう。
「行くよ」
で、この後適当なエピソードをはさんでから、期待どおりの怖い展開が待っているのだが、あまりにも型にはまりすぎているため割愛することにする。