ほこりの薫りを
懐いた胸の ときめき
繊細なクリーム
すらりとした秀英体
世界の全てが此処に在ると
信じて疑わなかった あの頃
0.05ミリを そっと摘むだけで
私は全知全能を手に出来た
あなたの手を振りほどいて
雨の中飛び出した
思想やルールじゃ人間はしばれない
東北の冬はしばれる
人類は滅びるかもしれないし少しは生き残るかもしれない
だけどそれがどうしたの?
何千年だか何万年だか先のことなんて知ったことじゃないわ
もうこれ以上変わりようがない
乾いた風に吹かれながら
乳酸菌飲料が飲みたいわ
乾いた風に吹かれながら
炭酸飲料が飲みたいわ
もうこれ以上変わりようがない
タイプは出つくしたんだから
もう一回と笑った、あなた
私の言葉飲み干して
何十回もとせがんだ、だって
どうせ忘れてしまうんだ
もうなくなったと気づいた、目線
とうに結べなくなって
さよならの境界線で、ずっと
立ち尽くしたまま、ひもすがら
素直に咲いた花はかわいいな
澄みきった青空はきれいだ
宙返り、星をいくつまたいで
誰かさんのこと置いてけぼりにして
そうやって夜を越えるんだ
そうやって夜を越えなくちゃ
あなたがまたおずおず顔を出すの
宙返り、星をいくつ拾って
誰かさんの涙をぬぐっても
夜は長くとめどないんだ
針千本と約束した、いつか
ゆうにこぼれ落ちていく
私が好きと伝えたらあなたはどんな顔をするのかな。
きっとこんなに悩んでることもあなたは知りもしないはずなのに。
僕は自分の生きたいように生きる。
好きな人はとことん贔屓するし
嫌いな人には構わない。
食べたい物ばっか食べるし
食べれない物は食べない。
犯罪を犯すかもしれないし
人を傷つけるかもしれない。
そしてどんな人でも助けを求めたなら
僕は迷わず手を差し伸ばす。
迷惑と言われても知ったこっちゃないよ。
僕はやりたい事をやっただけ。
何か文句ある?
寄せては返す波のように
波紋も、このこころには広がっていく
淋しさは奥深く 触れることは止めたんだ
ねえ、君には見えていたかい?
でもさ、君のそれに僕が気付けていたかどうかなんて、分からないんだ
聴けば良かったんだろうけど、きっと怖かったんだろう
嘘か真実かなんて、思ってる以上に分かってしまうんだよ。