君を少しだけください
僕を少しだけ分けるから
薬指に僕らのこころをそっと嵌める
ほら。染まっていく
本当のことは、これから聴くよ
良いかい?
「 」
「きれいですね」なんて云わない代わりに
そっと目配せをする。
ほんとは「月のしたの君を観に」いこう。
ねーえ、こないだ言ってた、なんだっけ、君の行きたい国、行こうよ
新婚旅行じゃ、だめ?
そして、その回答は推測通りで。
「始めに仕掛けてきたのは人間だ。
仲間の敵をうった、それまでよ。」
「消えちまうよ。…全て。」
怒っているような、悲しんでいるような。寂しげともとれる声で、藤はその鬼を制した。
下ろす場所もなく、ただ背にのせていた朔の後ろの人間が、震える声でこう言った。
「もっと早く…姐さんに逢いたかった…。
そしたら、こんなおれを止めてくれたのかな…。
――何故、大人の前には姿を現さなかったんだよ…‼」
最後のは、行き場のない悔しさだった。
あのときの、゛正体を隠し続けている゛という言葉は、物理的にだったのかという気付きと、大人に姿を見せないという疑問。
「子供は教えれば分かるからさね。
…いや、教えなければわからないから、なのかもな。」
大きなその瞳は、その人間なんか見てはいなかった。
ここで コケたのだから もう
どこでだって コケないはずだ
私の誕生日の夜に、彼が送ってくれたメールの内容です!
お誕生日おめでとう!!
10年後の今頃は一緒に寝てるはずだからよろしくね。笑
照れすぎて爆発です・・・(*ノωノ)
明日で2か月
いつもありがとう
私のわがままを聞いてくれて
一緒にいてくれて
手をとってくれて
抱きしめてくれて
あったかくしてくれて
笑いかけてくれて
私はすごく幸せ者だね
大好きだよ
今までも
これからも
ずっと、ずっと
一緒にいてくれる?
グローブなんかしてるから、他人の痛みが分かんないんだよ。仲間っていうグローブして、言葉で人を傷付けてさ、自分が弱い事を隠そうとしているんだよ。
だから一人で一生懸命生きてる人って凄いなぁって思うよ。
どう思うかは人それぞれ。
人は人に無理だっていうけどそんなことはない。
でも、努力をすれば必ず結果は出るとは言わない。
それに努力をした人が成長しないって落ち込むのはそれはやっぱりまだ努力が足りないからだ
どんなに人に罵倒され馬鹿にされても努力をすればなにかが起こるかもしれない
だから自分もどんなに「無理だ」って言われようが自分の生きたいように生き誰にも縛られずに生きていく
ねえ、、あの、さぁ、、、
そろそろ私に、
ウエディングドレス、
着させてくれてもいいんじゃない?
Happy Birthday
お誕生日おめでとう
そう言われる言葉と時間を大切に
世の中には誕生日を迎えたくても迎えられない人がいる
誕生日を迎えられることに感謝を
毎日過ごせることに感謝を
1分1秒の時間を大切に
周りの声を大切に
苦しく過ごしている人もいます
日本人は恵まれてる
そう思って1日を過ごしてください
きっと何かが変わるはず
生きていられることを基本から考えてみてください
周りの人に謝りたくなるはず
H28.9.19 8:45
見上げちゃうくらい背の高いきみが
これでもかと小さく身体を屈めて
ワンルームの狭いキッチンに立っている
スパイスの香りが鼻をくすぐった
出来はどうですかとぼくが問うと
きみはくわえた煙草をふわっとふかし
まあいいんじゃねえかなと
白い息を吐き出しながら言う
料理人としてどうなのと揶揄しつつぼくは
きみの口を占拠している煙草を奪った
そんな煙なんかよりずっといいでしょうと
ついでにきみの唇も奪ってやる
苦くて嫌な味がして
これのなにがいいのかとぼくは咳き込んだ
なんだか急に大人になっちゃってと
ぼくはつんと拗ねてみせる
甘口のカレーを煮込んでくれているきみは
呆れたように苦笑して
キスもまともにできねえのかよと
苦い口でひどく甘い口づけをした
自分がいかに君達とは違うかをプレゼンしてあげよう。そうして、自分は特別だって顔して生きていこう。それくらいやらないと、もう無理だよ。こんなところで生きていくには自分を守らなくちゃ。
ハローハローきこえるかい
僕もかつて18歳を生きたのさ
信じ合うことを高らかに謳ったし
愛を穿つ真実がどこかにあると叫んだぜ
バンカラソイソース的フーテン娘のスッテンテンマーチに首ったけのステューピッドだったからね
わかるかい君に
美しい君たちに
10代はいつか終わるって
信じられるかい愛する君よ
恋が恋であるうちに
心をズタズタに引き裂く練習をしておけば
こんなに愛に嘆かなくてすんだかもね
夢を夢で語るうちに
涙をボロボロ流すって覚悟しておけば
こんなに乾いてしまわなかったかもね
ともあれ僕はいくよ
ハローハローきこえるかい
擦りきれた青い春は確かに輝いていたし
空っぽになった部屋で大好きな君を待つのももうやめるって決めたのさ
靴紐を結ぶって腹を括ったわけだね
ハローハローきこえるかい
君が好きだよ
いま読んでくれている
君が好きだよ 好きなのさ ほんとだよ
「月が綺麗ですね」なんて
カッコ良く言えたらいいと思う。
明日と明後日とその次も
貴女と一緒にご飯を食べて歯磨きしたい
「あたりまえ」が幸せになる
なんて言ったらいいのかな
永遠でなくたっていいから
今日を積み重ねていけたらいいんだ
「おやすみ」
すっかり秋めいた風
Yシャツを通り抜けた 淋しい
彼女がくれた 桜色の薄荷の飴を
からん きらりと 砕いたら
優しくて 涙に似た 僕が映った
やさしさ まるめて のみこんだ
詩集の表紙はすっかり褪せて
くすんだ ひとりきり とかした
冷めた珈琲は 苦そうだった。
(受験期に突入し、なかなか書けませんでした…。暫しの間、お休みをいただきます。また、再会した折には是非、相手にして頂けると幸いです。)