この世界に生まれてきたのは
何故だろう
今がメッチャ楽しい
今がメッチャ辛い
今なんてどーでもいい
色々居るだろう
これが正解
これが不正解
解るわけない
この良くわからない世界で
今日も生きて行く
皆消えろ
皆大好き
色んな気持ちが
今日も右往左往
飛び交うんだ
自分が成りたい物になればいい
他人の目なんか気にするな
生きろ 生きろ 生きろ
そんなことないのは知ってるよ。
でもね
不安になるじゃん。
君になんて言われてるのか
心配になるじゃん。
君に嫌われたら
あたしどうしよう
そんな不安に駆られる日々は
あたしにとって
幸せとよべる日々なのか。
だけど
君のことが一番だから。
何言われててもあたしは
君を信じる
プールの底から見上げた空
光の束は掴んでしまえそうだった
未来はまるで輝いているかのようで
公園のはしゃぎ声 虫取り網
自転車 ダサいヘルメット
テレビゲームに興じたこと
世界に悲観も楽観もせずに
ただ美しいものを美しいように
ありのままに魂に映せたこと
帰り道 君が指差した飛行機雲
夕焼けにほんのり混じる夕餉の調べ
手を振って またね
無色透明だった心
まだ透き通ったままかな
いつか離れていって 遠くなり
随分と薄汚れて かけ離れてしまったけど
どれだけ不純な物をとりこんでも
着色ガラスのようであれたなら
いつか僕らの破片は継ぎ合わされてさ
大丈夫
無色ではないけれど
きっとまだ透き通ったままだよ
教会で ステンドグラス越しにみた光は
とうめいな花束のようだった
君が歩くそのあとを
アタシはぼちぼちついていく
おいて行かれないように
あたしはずっと君を追いかけた
するとあくる日
君はふと止まり
あたしに優しく手を差し伸べた
暖かくて、優しい君の手
今度は離さないように
全力で君と走り始めた
君の心は氷のように冷たく硬い
きっと君が見てる世界は無彩色
私が色をつけてあげる事は
できるだろうか?
私が溶かしてあげる事は
できるだろうか?
こんな思いに明け暮れる日々
でも考えれば考える程
違う
そう、今わかった
君は何の色にも染まってない
透明な心なのだと
確かに綺麗だ
でも鮮やかではないだろう?
そろそろ色づいてみようよ
そう言って私は君の手を握った…
傷つけたくないし
傷つきたくない
だから僕らは透明になるしかない
冬の朝の空よりも潔く冷たい透明に。
暗がりの中で一人眠りにつく
カーテンを閉めてベッドの上
ここに前まであったあの温もりがあれば
寂しくもないのかなぁ
そんなつまらないことを考えながら眠る
そうして年月がすぎる
貴方はもう
私の事は覚えていないのだろう
そしてまた今日も堕ちていく
深い深い
暗い暗い
眠りと言う闇の中へ
透き通る空に夕焼け
冷えた空気は澄みきって
また少し私の心を切なく焦がす
確かなことはただ1つ
この空をあなたと見れたら
私はもう
この空に溶けても構わない
月夜を掻き混ぜた はるかの彼方ら
そこには秘密の河原があつて、
辺り一面に、陽が満ちてゐるのでありました。
不安定な川床の上、さらさらと
さらさらと音立てる陽を浴びた
君は歓声を上げ、蝶を追うのでありました。
岩に取り残された影の
淡く くつきりとした輪郭を辿る
私は唯その声を、聴いてゐるのでした。
いつか足許には さらさらと
さらさらと水が流れ、
月影に照らされた仄白い足が、迎えの為に、
しやらり、とそれを踏むのでありました。
岩の上には、今、二つの影が取り残され
それに陽は、さらさらと
さらさらと降り積もってゐるのでありました……
空気、水、ガラス、プラスチックetc.…
科学で裏付けられた透明はたくさんある
空気だって水だって。
科学は100%なの?絶対的なの?
感情や気持ちは科学で証明できるの?
他人との関係も科学的に考えられるの?
感情に色はある。関係にも色はある。
青い感情、赤い感情、黄色い感情、黒い感情…
青い関係、赤い関係、黄色い関係、黒い関係…
何色がどういう意味かは分からない。でも、確かにある色。
それは、科学じゃ表せない。
他人との関係、透明にはなりたくない。したくない。
つまり、「関係ない」ってこと。
関係ないから逃げる、関係ないから考えない
そんな人間にはなりたくない。
科学は進歩している。着実に、飛躍的に。
感情、関係は進化しているだろうか。
この地球上にいる文明を持った生物なのに
心の進化は遅い気がする。
人は群れて成長する。してきた。
そこには、感情や関係がある
それらは希薄になっていないだろうか。
細く、消えそうになっていないだろうか。
関係が無色透明になってしまえば、元通りにするのは難しい
だから、関係を透明にしてはいけない。
科学で裏付けできない透明は、あってほしくない
科学がすべてではないこの世の中で、
他人との関係が薄くなりつつあるこの世の中で、
それを大事にしなければ
透明人間が生まれてしまうから