声が聞きたくて
電話しようとしたけど
忙しそうにしている君が頭に浮かんで
おやすみとだけ心の中で呟いて
そっと時間が経つのを感じていた
雨降る日、
大きな傘を開いて
水溜りを弾く、そんな君が向ける笑顔
それは僕しか知らない特権
僕がいるこの部屋は
少し暑くて
シャツの袖を捲り上げると
向かいにいた君が
なぜかほんの一瞬
笑った。
僕がいたあの場所は
少し窮屈で
気づかれないように伸びをすると
向かいにいたアイツが
わかるぜとでも言いたげに
笑った。
君がいたあの場所は
もう今はなくなって
工事のドリル音だけが
むなしく街に響いて
そこからほんの少し目をそらして君は
泣いてた。
君がいるこの部屋は
少し肌寒くて
だけどほんの少しだけ
暖かくて
僕のたった一言に君は
泣いた。
僕の笑った顔しか
君には見せなかったはずなのに
君の泣いてる顔しか
僕は見たことがないんだ
そう言うと君は
ほんの少しだけ笑って
それでもやっぱり
泣いた。
イイネひとつで分かり合ったつもりの世界。
フォローすればするほど遠ざかっていく距離にも気がつかないまま、闇雲に新しいものを探してる。
世界は素敵なひとことや写真で溢れてる。なんにも創れないぼくが取捨選択するなんておこがましいのに、片端から切って捨てていかなきゃとても追いつかないぐらいに。
「美しいものみんな好き」だなんて、見つけたそばから忘れていくぼくを許して…
自分を守るすべも知らずに
ただ逃げ回っていた僕を
君は優しく抱きしめてくれたっけ
僕もあれから大人になって
バリアの作り方も何となく分かってきたよ
だけどたまに忘れそうになるんだ
君に教えてもらったこととか
僕が見つけてきたもの
空を見上げれば星は降るのに
僕は何故か涙が出る
いつかこのゴミみたいな気持ちが
星屑になればいい
僕なりに光りたいとか思うんだ
遠い君にも届くように
もう僕が僕じゃなくなって、泡に溶けていけば君は僕になったかしら
愛想笑いの窓越しで、目覚めない夜を過ごしている
ドアを開けて
ドアを開けて落ちた体
夢ならば、ベットから落ちただけなんだろうな
ドアを開けて
ノックの音が聞こえる
空白のない羅列に、隙を与えていても
流れ込む形が僕の手に縋って離さない
今日だって
ボクは誰かの特別になりたくて
平凡な『努力』をする
あぁ不謹慎だね
でもボクは
どうしてもキミになりたい
ボクに
そんな悲しそうな目はできない
あぁ不謹慎だよ
でもボクは
どうしてもキミになりたい
ボクは
消えるみたいに消えたいって言えない
あぁ不謹慎さ
でもボクは
どうしてもキミになりたかった
ボクらとは全然違う世界で
たくさんの光を感じて
たくさんの闇に堕ちて
ボクらとは全然違う葛藤をするキミに
こんなに憧れているのに
ボクの中のとあるボクは
キミは何を考えているんだ
ジサツはダメだよってゆうんだよ
縛られた世界で生きていくなんてもう嫌だ
だから、自由を求めて僕はそんな世界を飛び出した
でも飛び出してからわかった
本当のあの世界から抜け出すには自分が思ってる何百倍の勇気がいることが
あなたは僕に言った
「どんなことだって諦めなければできるのよ。でもね、あの世界にいる方が安全なのよ。誰かが常に守ってくれるから。」
それで気づいたんだ
今までは誰かが僕を守っていたから僕は普通に生きてこれたんだと
それから僕は自由を求めて走った
険しい道も駆け上った
怪我をしても構わず前に進んだ
でもダメだった
やっぱり僕はあの世界にいないといけないのかな
彼女に言われたことを僕は思い出す
諦めない…ということ
同時に守ってくれる人がいた世界を思い出した
涙が出てくる
止まらない
だけどその涙は僕の身体(心)にパワーをくれた
頑張ってみるかもう一度
僕は縛られた世界から飛び出すために新たなスタートをした