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元人間は吸血鬼(仮)になりました #0

目を開けると、真っ暗だった。なにこれ。狭い箱のようなものの中に入っているらしい。そして、寝転んでいる。体を動かすことはできるので、はこを揺らしてみた。すると、
「うるせぇ!」と怒りのようなものを含んだ声が聞こえた。しかしその声は男のように低いものではなく、女の子のような高い声だった。
その声が聞こえてから、私の方に足音が近づいてきた。そして、視界が開けた。
「大丈夫〜?」と聞いた声の主はふにゃふにゃした口調の女の子だった。さっきの声とは違う。
とりあえず、「大丈夫です。」と答えると彼女は
「よかった〜」と言った。だが、彼女の見た目はよくテレビとかで見る、キョンシーに似ている。額にはお札をつけて、中華服を着ている。
私は戸惑いつつも彼女に尋ねた。
「ここはどこですか?」すると、
「知りたい?」と先程、私が怒らせたと思われる女の子が聞いた。私はまたもや戸惑いつつも頷いた。戸惑った理由は彼女が先程のキョンシーの子と同じように、人間とは思えない見た目だったからだ。その姿はまるでゾンビだった。火傷のような傷のある肌、ギラリと光る紅い目、ところどころ破れた服。その服は警官服のようだ。
そして彼女は私の手を引いて歩き出した。この頃の私は、現実味のある夢だなぁ、としか思っていなかった。


【続く】

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ハブ ア ウィル ―異能力者たち― 2.コマイヌ ⑤

気まずい雰囲気の中、わたしとよく分からない4人組は、ゲームセンターから少し離れたところにある休憩スペースへ向かった。
赤いウィンドブレーカーの彼は、周りに人がいないことを確かめてから、ベンチに座ったわたしに向き直った。
「…とりあえず本題の前に名前だな…名前なに?」
彼はちょっと不愛想に尋ねる。
「…言わなきゃいけない?」
「当たり前だ。俺たちの知り合いとつながってたら、たまったもんじゃねぇ」
長身の彼がそう吐き捨てた。…一体どういうことなのか。わたしは恐る恐る自分の名前を言った。
「…不見崎 清花(みずさき さやか)」
「学校は?」
赤いウィンドブレーカーの彼がさらに尋ねる。
「林原中学」
「林原、か…一応ここにいる全員とは違う学校だな」
長身の彼がぽつりと呟く。
「紹介されたらこっちもしないとな…おれは耀平、生駒耀平」
”耀平”と名乗った赤いウィンドブレーカーの彼は、そう言ってわたしに笑いかけた。
「…で、俺は日暮師郎、そしてこっちが黎」
”師郎”という長身の彼は、隣にいるフードの少年を親指で指し示した。

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囁きタイムオーバー

残念だけど今日はここまで
ノッポとチビが影を合わせたから
おやすみベイビー。そう グンナイ
大切なお人形。忘れ物だよ

のぼせた頭じゃなけりゃ
ラブソングなんて纏められない
ひとりぼっちにしないでベイビー
いや、やっぱ今夜は黄昏日和だね


外の香りで君とのランデヴー
もっともっと夢になってく

枕つぶしておやすみ ランダム
最後くらい、声聞かせてね

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死なない程度に愛してる

痛いくらいに君が好きです
とか言うけど
そんなに痛くはありません

会えない寂しい死んじゃう
とか言うけど
死ねるものなら死んでみな

痛くない程度に君が好きで
寂しい感情なんて明日の空
こんな私は可笑しいですか

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大好き.com

隠さないけど見せないよ
見つけて欲しい。僕の心を

なんて甘えも笑えないね
さよならまで15時間を切って
後悔しない準備、まだ出来てない

確実で、でも複雑で
不確かなのに絶対的だ。
落胆と安堵の隙間
落ちていくなんて嫌だけど


教えて。なんて教えないけど
本当のことは言えそうにない

だって心は何万光年
大好き.com なんて、いいでしょ?
取り返せない明日さえ、忘却希望。またね

もうたくさんです。でもなんか好き
無意識なのに視界不良で
想像じゃいつだって
手を繋いでいるのだけど

確実で、でも複雑で
不確かなのに絶対的だ。
落胆と安堵の隙間
落ちていくなんて嫌だけど

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ダメなんだ、、、でも仕方ないだ

わかってる
電話に出なかった自分が悪い
そんなことわかってる
映画に行ってた
自分が悪いって
わかってる
風呂入ってた自分が
悪いってわかってる
だけど、
ドライヤーしてたあいつが
一番悪いっていってしまうんだ
わかってる自分が悪いって
だけど、
何故かあの人が悪いって決めつけて
しまうんだ
ちっぽけな自分でごめん
だけど、姉よ君も悪いよw

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お誘い

みなさんこんばんは、相も変わらぬmemento moriです。三月も半ばに差し掛かりました。いかがお過ごしでしょうか。
さてさて、タイトルにもございます通り、本日はとあるビッグエベントへのお誘いでございます。実はあるイベントを四月より始めようと思っています。それは何か?



連歌です。



連歌が何かご存知ない方はGoogle先生に訊きましょう。というわけで、皆で連歌をやろうと言う話です。前々から何人かの方とやりたいねーなんていってたんですが、春の訪れ、また新しい生活の始まり、ということで、みなさんで連歌をしたいと思います。
参加したい!どゆこと?昨日の夕飯は?という方は是非レスをお願いします。

これは参加者の募集です。29日までには参加者を確定させようと思っています。形式についてはおいおい決定していきますので暫しお待ちを。まだ何度か書き込みます。

それではみなさんの参加をお待ちしております。memento moriでした。

P.S.This is the way.長らくサボってしまいすみません。そろそろ再開しますのでよろしく。

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月の涙 17

「――でも最終的に妹に泣きつかれちゃって。まあ私も月涙花の本物に興味がないわけではなかったので、私が折れて一緒に見に行くことになったんです」
「へっへっ。ずいぶん省エネな姉ちゃんだな」
「そうですか? 私だって本を読むのに忙しいんですよ」
「腕っこ細ぇし」
「妹とそう大して変わりなくありません?」

「でも時間にはちゃんと気ぃつけぇよ」
笑顔だった魔女が顔を引き締めて忠告してくる。
「あの花は彗星にもたとえられる。なんでだか分るか?」
たしかいつかの本で読んだことがある。月涙花は見る時間を少しでも誤ると見ごろどころか花弁の一枚さえ見られなくなってしまう。次にみられるのは一年後。こうした背景から月涙花を彗星に例えることがあるそうだ。
「毎年多くの観光客が足を運ぶが、不運なことに見られなった客だって数多くいる。そのうちの一人になりたくなきゃ、時間には普段の100倍厳しくなきゃいかん」
「……そんなにしないと駄目なんですか?」
「……さすがに100倍は誇張だよ。でも甘く見とったらいけんからな。あれには見るものを拒む魔力がある。時間に甘いやつは特に、だ」
花が魔力を持っているというのはファンタジーな感じがしたが、魔女が言うとすごく”それっぽく”感じた。
魔女は眉間に寄せていた皴を解くと、今度は優しい声音で呟いた。
「あたしも何十年も前に見に行ってな。そん時ゃぎりぎりで間に合って何とかこの目に収められたんだよ。一面の月涙花がな、月夜の下に輝いとって、それはもう壮観だった。次の瞬間逝っちまっても満足なくらい……」
魔女が一瞬だけ、昔を懐かしむように遠くを眺めた。その目の輝きを見て、私は何となく魔女が恋人と一緒だったのだろうなと考えた。恋人を目の前にして死んでも満足って、それは言いすぎな気もしたがそうでない気もした。
「……だからまあ、妹の願いくらい姉ちゃんが叶えてあげぇや。自慢の可愛い妹なんだろ?」

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君がそこにいるだけで
心が締め付けられる
星2つくらい
飛び越えた先にいる
君には
届かないみたいだ
心の距離は近づかない

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キセの今日の振り返り

クラスマッチがあった。バスケをした。
私はバレーの次の次の次の次の……
次くらいにバスケが得意な訳だが(苦手。)
シュートを結構決めれて良かった。
結果私たちのチームが優勝した。
ほんと嬉しい。

画像を掲示板に投稿出来るらしい。
私もしたいけどできん。なんでだろ。

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命の補給

目が回るくらい慌ただしくて、
しなきゃいけないことが山積みで、
やってもやっても終わらない気がするくらい忙しい。

それでもなんとか毎日を消化していけるのは、
くたくたになった私をほどいてくれる、
やさしい存在があるから。

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飛行船

飛行船のくらりくらりと漂う空を
ただ頬杖ついては眺めていた
窓ガラス越しの絵空事
額縁に収められた水彩画のように
ただ虚無さえも感じずに眺めていた

これから僕らは何処へゆくんだろうね
行き先も決めずに飛び出してしまった
ありもしないパラレルワールドへゆこうか

もう何処にもゆけないよ
一枚ずつ花弁がはらりはらり
落ちていった雪の上を
見ないふりばかりして歩いていた
嗚呼いつのまになにもかも無くなってしまったんだろう
いつのまになにもかも消えてしまったんだろう

さあもうすぐ夜が明けるから
旅立とうありもしない世界へ

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さよなら数ミリの前髪さん

少しだけ伸びた前髪
切るか切らないか
一週間も迷ってたけど
明日貴方に会うことを
思い出しただけで
ハサミに手を伸ばした私

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FREEDOM

自分が自分でいること

無理に変わらないこと

それも一つの自由の形なのかも

他人の絵の具で塗られた自由に染まるより

弱い自分のままでいたほうが

よっぽど自由なんじゃないかな

無理に強がるよりはね

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ゆふやけを眺めると
詩をいつぷく、なんてね
云ふなればわたしは
暮れゆくあおに
毒されてしまつたのだよ

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雪景色

目が覚めた
屋根から何かが落ちた音
部屋はまるで冷蔵庫
結露で真っ白な窓
布団を蓑虫のように体に纏わせ
窓を開けた
昨日までは青空に渇いていた大地だった景色が
一夜にして銀世界となっていた

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coco coffee

近所の古い電気屋の
となりの珈琲屋が
好きだって言って立ち寄った
「飲んでみなよ」
ふたり笑っていた

飲みたかった飲めなかった
苦い珈琲屋のコーヒーの味は
消えて欲しくなかった
消えていってしまった
いつしか思い出だけになった

それからあの珈琲屋
立ち寄るには何の意味もなく
それでも目に入る距離の
忘れられない珈琲屋
これはなにかの罰でしょうか