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ハブ ア ウィル ―異能力者たち― 3.セイレーン ⑳

「…まぁ、いいかな」
「別にどーでもいい」
「あーめんどくさ…もういいよ、それでも。ごじゆーにどーぞー」
師郎、黎、そしてネロの3人はそれぞれちょっとテキトー気味に答えた。
「てなわけでこれからはおれたちにつるんでもOK!」
3人の許可を取った耀平は明るくわたしに向かって言った。
「…え」
わたしは、目の前で起こっている状況がイマイチ掴めなかった。
「…これって仲良くしてもいいってコト?」
「簡単にいうとそんな感じ~? ま、一応興味もあるんだけどな。”異能力”を知ってしまった常人が、これから先何をするか、とか」
相変わらず耀平は明るく言う。
「…あ、やっぱ興味とかも込みなんだ」
わたしは思わずそう呟いた。興味、なのか…
「あと変な真似したらマジで許さないから」
「それな」
ネロが低い声で言う。
「分かっているだろうね?」
「あぁ…はい…」
わたしはネロの恐ろしさに触れてちょっと後ずさった。

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私が学んだこと

それがこわいと思ったとき、
私はそれをさけていた
それに腹が立ったとき、
私はそれを睨んでいた
それを好きだと思ったとき、
私はそれを笑顔で見ていた

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君と出会えたことに
後悔なんてないんだ
君と結んだ遠い未来の約束も
溢れる君の優しさも
君が向けてくれる愛情だって
ぜんぶわたしの力なんだよ

晴れた日に君が泣いていたとしても
わたしの光で照らせるのなら
君の力でありたい

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きっともう会えない君に

目の前で君が消えていく。
そんな気がした。いや、現実的にそんなことは起こりようもないのだけれど。それが出来るのは奇術師くらいのものなのだけれど。
もう私に君は見えない気がしたんだよ。
君が何かを隠すように笑ったから。
君は、私を信用するのをやめたんだね。
……。
じゃあね。

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幸せと切なさ

テスト明け。2週間ぶりの部活。
会った瞬間 視界がキラキラ
口を開いたらすきが溢れてしまいそう
ずっと見つめていたくって
やっと会えてこんなに嬉しいのに
そんな矢先、先輩は他の女の子とお喋り。
本当、どうして好きになってしまったの

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LOST MEMORIES 番外編「雨2」

 息を切らして走る少女。この子の名前は歌名。
「降ったなー……。」
 雫を払いながら、シャッターの下りた店の前で雨宿りをする彼女は、既にびしょびしょである。傘は、もちろんない。
 一つ深呼吸をして息を整え、止みそうにない雨に、止みそうにないな,と声をかける。
 思わずため息をついた歌名は、ふっと目を閉じてみる。
 雨の音に耳を澄ませた。特に意味はないが、ただ止むのを待っていても、気が滅入ってくるだけだということを、彼女は知っている。
 時間が、雨音に流されていく。
「そこのおじょーさん。風邪ひくぞ。」
 声に驚き、歌名ははっと目を開く。
「英人くん!」
 見れば、傘をこちらに傾けている。
「入れば?送ってく。」
 そういえば、帰り道の方向は同じである。
「神さまっ……!」
 英人に甘えた歌名は、ぴょんと隣に滑り込む。
 英人は少し苦笑したようにし、歩き出した。
「明日も、天気は雨だ。」
「……明日は持ってきます。」
 英人の左肩は、案の定濡れていた。

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veil

恥ずかしさも 愚かしさも
全て
包みかくしてくれれば
何も気にせず 何だって出来るんだろうに

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誰かに勇気を与得られる人になりたい。笑顔にできる人になりたい、誰かの力になりたい。早くて強くなりたい、明るく照らしたい、友達に死にたいなんて言わせない、絶対に、俺は誰かの光になりたい。

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人生、変わる宣言

生きてく中で一番しちゃいけないことそれは考えて生きないこと、なんでって?そりゃ何も考えなかったら、時間が過ぎていくあっという間に爺さんバァさんになる、そして何もわかんないまま進む、生きている中で何かが起こっていても気づかない、損する、オォ怖い怖い、そしてなんで生きているんだろうと思うようになる、つまりだ人生が楽しく生きるにはどうすればいいか考えることなのだ、死にたいっていっている奴は考えてなくてなにもやらずにいて重なりあって今の現実になる、考えないことは現実から逃げてるのと同じなのである、そして逃げると壁は大きくなってそびえ立つ、、、せっかく生まれたんだからさ楽しく生きようぜ、夢を探そうぜ、ワクワクすること見つけようぜ、死にたいなんて言わないで、そして考えたことを実行していこう。

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人パート2

やぁパート1で難しい話をしたものだ。
人との付き合いの中であいつちょー苦手で人いるよな?そいつとの付き合い方だ、人はな悪い所を見つける天才だ、だから考えてなくても悪口が出てきてしまう、でもな人は必ずしも100パーセント悪っていう人はいないだから良いところを見つけるといい、そしたらあいつのやつまじでウゼーでもあいつ良いことしてたなしょがない奴だってなる。それでも無理だったら、成長のチャンスだと思うこと、人と上手くいかないのはだいたい、成長のチャンスだ自分の悪いところを見つけられるからねその為の人だと思えばいい。そして俺のためにありがとうございます、縁を切らせてもらいますありがとうございます。っと心の中で思うこと。そして冷静に対応すること、そうすれば精神的レベルを上げることが出来るし、ちゃんと周りの人も見てるからあいつすげぇーと思われるようになるまさに一石二鳥っと言うことだじゃあの!

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踏切の向こう側、

五月蝿い鐘の音が鳴って
遮断機が降りてゆく君と僕を隔てて
君は気付かない俯いて何を見ているの
僕には気付かずに

風が目の前を通り抜ける
視界を阻む
嗚呼この障害物が行ってしまえば
僕はようやく君に触れられるの

邪魔、邪魔

風船が手を通り抜けふわりふわり
女の子が泣き出した

邪魔、邪魔

静寂に瞼を開く

誰も邪魔はしない
何も邪魔はしない


きれいに焼けた夕日のしたに

君はもういない



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世にも不思議な人々番外編 斬って切る人の裏では

オータロー「あああああクッソ!やってやろうじゃないかぁあ!行くぞ!」
キタ「おお行ってらっしゃい」
ラモス「おい、早くあっちに知らせろよ…ってかどうやって知らせんだ?LINE?」
キタ「いや、可視化でチャチャに『通り魔発見』っていう文字情報と僕らの居場所を見せて来てもらう」
ラモス「あんたホント万能だよな……」
キタ「さて、連絡も終わったし、オータロー氏と通り魔の戦いを観戦してますか」
ラモス「不謹慎だなぁオイ」
キタ「おお避けた避けた。あの一撃避けたのは良いぞ」
ラモス「あいつの能力の範囲に『回避』が入ってなかったら詰みだったんじゃね、これ?」
キタ「そうかもね…て何今の動き!?」
ラモス「は!?何だ今の!回転斬り!?格ゲーのコマンドでしか見たこと無ぇーぞ!」
キタ「いやーすごいねー。あ、あの通り魔出刃包丁も持ってる」
ラモス「出刃なのか。てかあの長いの何?」
キタ「ノコギリでしょ?」
ラモス「長っ」
 ・
 ・
 ・
ラモス「もう3分になるぞ。けどあの通り魔すげーな。身体強化の類か?」
キタ「いや、能力の影響を可視化してみたけど、身体には影響してないよ。ノコギリと包丁にだけだ」
ラモス「じゃあ刃物を操作するとか?」
キタ「何その念力の完全下位互換。作者がそんなありきたりな能力考えるわけ無いじゃん?」
ラモス「メタ禁止。……ってあれ?通り魔どこ消えた?」
キタ「おお。やっと彼らが来たか。少し時間がかかったね」

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(再掲)

ゆふやけを眺めると


詩をいつぷく、なんてね


云ふなれば暮れゆくあをに

・・・・・・・・
毒されてしまつたのだよ

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ほら

手を出したんだから
気づかないふりしてもいいけど
そっと手を繋いでよ
たくさん欲張りのわたしの
手を離さないで

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「あい」²

「あい」は二乗すると-1になるとする。

先人は求めることの出来なかった
二乗すると「マイナス」になるそれを
「あい」とすることに決めたんだって。

ただ「あい」は1つではただの「あい」

お互いがお互いに乗りあって
別のひとつになることで「あい」は「マイナス」になるの。

僕はさ

「あい」²が「マイナス」じゃなかったらどれほどいいかと思うんだ。
だって二乗って1番多い感じがするじゃない?
それなのにマイナスなんて肩透かしさ。

でも「あい」は多すぎると「マイナス」になってしまうってことなんだろうね。
「あい」²は残念ながら-1のままだ。

だからね
「あい」+「あい」=「2あい」
でいたいと思うの。

2つで寄り添いあってさ。

だから僕は決めたよ。

「あい」+「あい」=「2あい」

そんな「あい」でいようって。

乗り上げて別のひとつになるんじゃなくて

寄り添えるあったかい「あい」でいようってね。

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新月の夜に

真っ暗な闇のなかであなたの体温を感じて
私が今まで寂しかったのは
ただ誰かに愛されたかったからなんだ知った

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ハブ ア ウィル ―異能力者たち― 再開のお知らせ

お久しぶりですそしてただいま。「ハブ ア ウィル ―異能力者たち―」の作者です。予告通り、定期テストが終了したのでここに帰ってきました。「ハブ ア ウィル ―異能力者たち―」は今日22時台に再開です。「えーと、何の話?」って方は、ぼくの過去のポエム掲示板の書き込みとかを見れば分かると思います。休載前最後のエピソードは、「3.セイレーン ⑲(書き込みでは⑱になってるけど打ちミスですごめんなさい)」だったので、今日書くのは「⑳」です。
皆さん(?)、3週間近くお待たせしました。”彼ら”の物語、もうすぐ再開です。

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無題

もし。
私が貴方を想うことで、貴方が私を夢に見るのなら。
貴方を想うことは、金輪際止めにしましょう。
貴方は私が嫌いなようですから。
……ところで今日は、月が綺麗ですね。

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うそつき

ミニスカートとか好きじゃないって言ってたじゃん。ばか。

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No title

喉の奥に差し込んだ痛みは
あなたが私に吐くはずだった溜息
全て飲み込んだら、また、戻れるよね