僕は持病を持っています。
それは癲癇(てんかん)という病気で突然倒れてしまうという病気なんですがそのせいで親に色々と制限されて、行きたいと思ったところにも行けないし...なので、持病を持ってない人が羨ましいです...携帯の制限もされるしで散々です...なんで僕だけがこんな思いしなければならないんだ...なんで僕だけがこんな扱いされて人形みたいな扱いされなきゃ行けないんだ...と毎日思ってます..なんで僕だけこんな辛い生活しなければならないんだ...こんな生活早く抜け出したい...僕も皆みたいにもっと自由になりたい...死にたいと思った瞬間が何度もあります。僕みたいな人生だった方よし良かったらアドバイスとかお願いします...相談みたいな形になってしまったのですがお許しください...
「…お前にだって容赦しないからな。正式なマスター契約は結んでないし、敬意を払う必要も、命令を絶対に聞く必要もなかろう?」
そう言って”使い魔”は皮肉気に笑う。
少女は、なら、と話を続ける。
「…なら、私だって容赦はしないわ。お前が貴重品だろうと私より年上だろうと、私はあくまでお前を”武器”として使うわ。…まぁ”借り物”だから、死なない程度にはするけどね。―分かったわね? ”ナツィ”」
「ちょと待て、何そのあだ名」
”使い魔”が思わず突っ込むと少女は笑った。
「別に良いじゃない。フルネームじゃあまりにも呼びにくいのだし…じゃぁ、おあいこで、私の事は”グレートヒェン”て呼びなさい。…本当は、”マルグレーテ”って言うんだけどね… 別に、正式な主従ではないのだから、”マスター”なんて呼ぶ必要はないでしょう?」
少女はそう言って首を傾げた。
それを見て、”使い魔”はへいへい、と面倒くさそうに答えた。
それを見た少女は、それでよろしい、と言わんばかりに微笑むと、また前を向いて歩き出した。
パラレルスペック6th詩集
「風姿花伝」
1.River flows
2.Love later
3.Wind blows
4.Instant love
5.Moon walker
6.Ms. Rose
7.Sun shines
8.Mr. Lily
9. 26 new ver.
10.Charm virus
わたしとあなたは違う生きもの
だから考えることもそりゃあ違うし
あなたが知っててわたしは知らない
その逆も然るような世界
だから想像が大事なんです
誤解から始まるすれ違いも
言葉で伝えられる温もりや
言葉で刺さる痛々しさも
心のゆとりが無いと僕らは
ぞんざいに誰かを扱うのだ
あなたとわたしは違う生きもので
だから出来ることもそりゃあ違うし
あなたが出来てわたしは出来ない
その逆も然るような世界
だから比べる必要なんてないのです
嫉妬から始まる悲しい事も
それでも止まない声たちも
傷ついている人たちも
今日もなんとか生き抜いて
誰にも届かない思いがある
「やりたくてやったわけじゃないの」と
自己防衛のやり方が下手な人と
悪くない 悪くないよ
あなたもわたしもただただ弱い人
何が大切なのかなんて
難しいことかもしれないけど
でも優しさの意味を知ったなら
どうかちょっとずつでも分けてみよう
でも幸せの意味を知ったなら
どうかちょっとずつでも抱えてみよう
ひとりひとりが違う人であって
喜びも悲しみも違うのです
捉え方もやり方も違うのです
わたしとあなたは違う生きものです
ぱらぱらぱら
目を覚ましたぼくは雨の音に包まれていた
家の前を通る車のいつもより大きな音
玄関を開け外へ
雨に覆われてもやっとした街の中
当てもなくひとり歩く
距離ごときでなくなる愛情なら
ぼくはもう要らない
そんな簡単になくなる愛情なんて
ぼくは2度と要らない
その程度しかくれないのなら私は友情をとる
あの子達と、あいつらと一緒にいる時間の方が
楽しいって、幸せだって思い出した
そのときの方が思いっきり笑えてるって気がついた
ぼくはちゃんと私でいられる居場所を大事にする
眩しさに目が覚めた
流れる景色は白い家ばかり
終点です。降りた私は
見たこともない団地の中
でも何故か懐かしいの
幼い頃 観た映画のような
涙が止まらないの
気づいたときにはもう
戻れない恋になっていた
途中で降りていたら今頃
2人 行先を持ったはず
時刻表は真っ白で
どこの町から来たのかも
何も思い出せないの
帰ってゆくカラスの群れ
灯ってゆく団地の明かり
聴こえてくる 家族の笑い声
涙が止まらないの
優しいあなたが笑った
あの町並と日々にはもう
戻れないのを知っている
1人 私は彷徨っている
眩しさに目が覚めた…
悩みとか気持ちとかさ、
吐き出せる人がいるって
幸せだなぁ。恵まれてるなぁ。
頼って、考えて、判断して、
私達は前へ進むんだね。
降ったり、止んだりします。
車が濡れたり、乾いたりします。
アスファルトがまだらに湿って
そらが真っ白にひかる
あめも、あめあがりも好きです。
デパートで彼女のプレゼントを買った帰り、前から気になっていたバーに入った。いい雰囲気だった。内装はシンプルで、客層も上品。高そうな店だな、と思ったが、べつに金に困ってはいない。まずビールをひと口。美味い。好みの冷えぐあい、クリーミーな泡。お通しは、ズッキーニ、新玉ねぎ、オリーブ、パプリカのあえもの。これまた美味い。
居心地がよく、つい長居してしまった。〇時近くになり、団体客がなだれ込んでくる。
勘定を払い、階段を下りた。誰かの誕生日なのか、背後から、「三、二、一」と一斉にコールするのがきこえた。
外に出た。街が消失していた。果てしなく、真っ白な空間がただ広がっていた。振り返った。何もなかった。心を落ち着かせるため、プレゼントは多分渡せないな、とつぶやいてみたが、大した効果はなかった。