表示件数
0

 

ひざしがないときみの顔を見られないなんて

花が咲かないと春がこないなんて

合図がないと歩きだせないなんて

きみがいないとかがやけないなんて


さみしいなあ。

0

明日

この世は地獄で
刻々と悲劇的なニュースが積み上がる

口のなかを切って以来
ずっと血の味がしている
鉄みたいだな
心まで鋼鉄製なら良かったのに

この悲しみに終わりがあるだろうか
この暗闇にも果てはあるだろうか
本当に?

疑いは晴れない
次回予告はない
いつか来る最終回は
すぐそこかもしれない

あるかどうかも分からない
来るかどうかも分からない
結局悲しみも暗闇も尽きないかもしれない
傷口は永久に痛むのかもしれない

まだ誰も確かめてはいない

それでも僕たちは
その日を
明るい日と呼んだ

祈るように

2

気持ち

僕の気持ちはどのくらい経っても
あなたには伝わらない

0

今のことを考えたい
今起こっていることを楽しみたい 
そうすれば未来が来ても楽しめる気がする

0

チョコレートを大脳に垂らせば
きっといつでも甘美な夢を
ずっといまでも無意味な麻痺を

0

DOWN TOWN

“海へ行こうぜ” 誘うあなたの
澄んだ瞳とピアスのgapに
思わず 惹かれてしまった私

破けたジーンズにつかまって
風を切って走ったあの日
背中で温もり 感じていた私

倉庫の裏で煙草をふかす
あなたにキスをあげたわ
最初のsaturday 黄昏のdowntown

あなたについてゆきたかった
髪の色もガラリ変わって
ママの顔さえ見れなくなった私

けれど すれ違った昔の友達は
見違えるほど綺麗だったの
急に恥ずかしくなったの 私

倉庫の裏で終りを告げたら
澄んだ瞳がゆれていたわ
最後のteenage 曇天のdowntown

いつか目の前に現れた時
大人な私に驚くでしょう
素敵なmemory 二人のdowntown

2

モノクロ

「さようなら」

僕たちは別々の道を歩み始めた

僕は色のない街へ

君は黄色い街へ

君の頬をつたう生ぬるい水

それさえ愛しい

まだ一緒に居たかった

ずっと一緒だと思ってた

君がいないと僕は

僕は

0

音楽との出会い

僕よりも辛い思いをしている人はたくさんいる
僕よりも辛い経験をしてきた人はたくさんいる
わかってはいるけど、僕は辛かった。
それをわかってほしかった。

僕よりも辛い思いをしている人はたくさんいる
僕よりも辛い経験をしてきた人はたくさんいる
わかっているから「辛い」と言うことに抵抗を感じた。
そして自分を傷つけてしまった。

君よりも辛い思いをしている人はたくさんいる
君よりも辛い経験をしてきた人はたくさんいる
そう言われ続けたから「辛い」と感じることは悪いことだと思ってた。
無理にでも前を向かなくちゃいけないと思ってた。


そんな僕を解放してくれたのは、音楽だ。後ろ向きでもいいと認めてくれた。辛いよね、と共感してくれた。「辛いと感じてもいいんだ」そう思えた瞬間、涙が溢れた。生きていく希望が見えた。

これが僕と音楽との出会い。

0

『愛憎劇の幕、その名はカーテン。』#8

「お父さん……!」
「シェリル!!」
 メイド親子は、無事再開を果たした。
 事の一部始終を聞いた老人は、何度も何度も頭を下げたが、ライオネルが止める。
「今回はルードヴィク侯爵の独断だと思うが、厳重注意としてお前たちには監視をつける。いいな」
 ひたすら縦に首を振る二人に、リアムが笑う。
「おうさま顔怖いから、きっと優しい処置だって伝わってないよ」
「なんだと?」
 くすくすとおかしげに笑うリアムは、親子二人に顔を向けた。
「おうさまが生きてるとなると、今度狙われるのはキミだよ、メイドさん」
 シェリルという名のメイドは、目に怯えた色を宿す。
「おうさまがつけるのは監視じゃない、護衛だよ。おうさまには感謝すべきだ。俺だったらそこのおじょうさんも殺してる」
 二人は何度も頭を下げ、そして部屋を出た。
 ライオネルはため息をつき、困ったように眉を下げた。
「何もそんな泥を被るようなことを言わなくたっていいだろう」
「何のこと?それに、俺はほんとに殺したっていいと思ったからね、あの女。おうさまは優しすぎるんだよ」
 ライオネルは肩をすくめて自分の席に座った。

0

STAY WITH …

“Stay home”
心のドア かたく閉ざして
過ごしているけれど
孤独と云う名の
見えない敵が
私を蝕んでいるわ

Stay with Love 愛を抱いて
Stay with Night このまま眠りたい
Stay with Tears 会えない哀しみと
Stay with Time 新しい朝が
Stay with Me きっと側にいるわ

クロゼットに眠った
アルバムそっと開いてみる
ほほ笑んだ気がした
あの人の写真
置き去りの恋も
消えてしまいそうなの

Stay with Distance 二人の距離が
Stay with Power 二人を強くする
Stay with Dream 追いかけてた夢も
Stay with Love 置き去りの恋も
Stay with Closet 一旦しまって
Stay with Window カーテン開けば
Stay with Spring 春の陽差しが
Stay with Me 降り注いでいるわ

0

願い

あなたが前髪を切ったことに
気付いても 

あなたがケガをしたときに
保健室に付き添っても

席が隣になって
笑顔で話をしても

僕の思いは

これからも願いなんだね
いつまでも願いなんだね
どこまでも願いなんだね

0

ひとり

1人になりたかった。
独りになりたくなかった。

あなたに会いたかった。
でも
あなたに会っても困るだけだと知っていた。

何も話さないでと祈った。
私以外の時間が止まればいいと思った。

でも涙は止まらなかった。

0

奔放

たまごがわれて
朝になったら
きみはいなくなる
それじゃあ
夜ふかしして
ずっとおどってようか
馬鹿みたいなおんがくで
それとも
よるを自転車ではしって
海にでもいこうか
まっくろな砂浜で
抱きあってねむろうか

0

あんこ

まんじゅうは言いました、
「なぜ僕は、甘いあんこを生地なんかで隠しているのだろう?」
おはぎは言いました、
「なぜ僕は、本当の自分を甘いあんこで隠しているのだろう?」
するとそこに、2つを作ったおばあさんが来て言いました、
「どちらも甘いことに変わりはないし、何より、愛されているじゃない」と。

0

洗濯物

洗いたての洗濯物は いつもの柔軟剤の匂い
あの人が「いい香りね」って言ってくれたから
ずっと使ってる柔軟剤の匂い

「ちょっとは手伝ってよ」
いつも喧嘩の理由になってたそれは
いつからか半分になって
いつからか思い出になった

「今日は一日快晴 お洗濯日和です」
いつものお天気お姉さんの声に
「僕の心は 大雨警報ですよ」
とポツリと返す

本日快晴 心地いい風
柔らかな風に乗って運ばれてくる匂いは
白と黒ばかりの洗濯物に
あの頃と同じような
鮮やかな色を付けてくれるような気がした

0

ライド

僕らはみんな頑張っている
でも虫の皇まででてくるとか聞いてない
今年は本当にクソゲー

0

命の鎖

二人は一人だった…いつも心に闇を抱えていた
誰にも理解はできなかった。されようとも
思わなかった 二人は出逢ってひとつになった。
嬉しかった 安心した 大好きだった だから
約束をした 一つだけの約束 
(もう二度と離れない。絶対に離さない)
そういう約束 だからお互いの首に鎖を掛けた
黒と水色の鎖 この鎖は穢されない 
穢れる様な事があれば
黒が水色を守り水色が黒を守る 
もし傷付く事が有るならお互いの傷を舐め合う
お互いはお互いに離れたくなんか無いんだ…

0

夢を見たんだ

夢で見たんだ。黒のメシアと白のメシアが
生きていて同じ境遇で居るって…。
それを聞いた自分は安心したんだ。

0

死の宿命

死からは逃れられない それは生者全員に 
降りる物 幾つもの業を背負い 命を受け
償う為に 痛みを喰らう やがては解放という死を
経験する。それは業が無くなるまで終わらない

0

流れるままに

時が速い 動かしたのは自分?
それとも定め? 分からない
いや、分かっている。そう告げている
運命だ そう心が告げている

0

心に響く名言(アニメ編)Fate獅子王

「人の根は腐り落ちるもの。
故に私は選び取る。決して穢れない魂。あらゆる悪にも乱れぬ魂。 生まれながらにして不変の、
永劫無垢なる人間を。」

0

本当は理由など求めていない

なんのために生きてるんだろう、そう思った
「生きるのに意味なんかない」
「こういうことのために生きてるんだ」
何を言われてもピンとこない
好きなものはあるけど、
私はそのものにとって妨げなんじゃないかって考えてしまう
だから私は愛を求めてしまうんだ。
愛された時間を愛してその人自身は愛さない。
醜い