SUN 作詞 4軍のキャプテン
友達だとか学校だとか
元から自分には関係なかった
どんな些細なことでも責任を感じる
僕は全く悪くないのに
僕の生き方までも否定されてるようで
一人になりたいと思ってた
空には相変わらずの黒雲から
雨が滝みたいに降っていた
僕は雨が大嫌いだからさ
目を閉じて 耳ふさいでた
それでも雨というやつは厄介で
匂いでも僕を苦しめた
僕を肯定してくれる「あいつ」は
もう消えてしまったのだろうか?
悲しくって 悲しくって どうもならなくて
いつだって いつだって 僕の仲間だって
そう約束した唯一の友達さえも
失った
うんざりで うんざりで 泣きたくなって
僕だって 僕だって こんな僕だって…
友達が欲しかった みんなに自慢できる
でもあいつだけはなんでも包んでくれる
いつでも僕の道標だったんだ
太陽は…
午前7時
気だるげな朝日が差し込む京都駅
人気もまばらに
高速バスから降りるギター少年
当たり前の日常が
思い出になってしまった時
真っ先に思い浮かんだ君の笑顔に
小さなひびが入る
「さよなら」
空から雨が降ってきた
「ありがとう」
そっと心に刺さった棘を押し込む
そうだ、きっとそうだ
僕は君を照らす月になりたかったんだ
昔は良かったと言ったら
君は意味わかんないと言ったよ
戻りたいなんて言ったら
なんて言ったんだろう
君がいないことは二度と
思い出したくないと思ってた
戻りたいなんて言ったら
どこでなんて言うんだろう
明日には乾いてる涙が
今日は痛いくらい揺さぶる
乾いた音ですする思い出
破けた心でごめん
昔は良かったと言ったら
君はよくわかんないと言ったね
戻りたいな。いつにだろう
どうしたらいいんだろう
お天道様はそんなんじゃない。
太陽のあれに形が似てるからって
同じ名前をつけないでよ。
お天道様は温かく私達を包んでくれるの。
あいつは
私達を包んでくれるの?
あいつは
包んでくれないじゃない。
なのになんで
同じ名前をつけられないといけないの?
あいつは私達を
冷たく包むの。
この意味はわかるでしょう?
お願いだから。
お天道様の
“あれ”と
一緒にしないで。
貴方がいなくなってから
悪夢が再開したの。
学校に行ったり 部活をしたり。
そんな夢。
もう嫌だ。
あの人にとっては
悪夢じゃないかもしれないけれど
私にとっては
悪夢なんだ。
貴方に出逢って一年以上
この悪夢を見なかったけれど
久しぶりに見たわ。
もやもやして起きる朝は
気持ちが良いものじゃない。
貴方にはそんな力があったのね。
リラックスとか言うやつ?
貴方がいなくなってから
いつも気づくの。
貴方に
ずっと助けられていたなんて。
貴方がいるときに
気付けなくてごめんね。
勇気を出して
君を誘い
マイクを握りしめた
「愛してる」
「愛してる」
あなたへ捧げるこの歌
でもあなたは
僕の気持ちに
気付かない
ずっとそばにいたって
結局ただの友達だ
でも一緒にいるだけじゃ
もう満足できない
儚い夢だと知っているけど
僕の思い
「届け!」
0:46 生ぬるい温度の布団に入り、
ただひたすらに自分の思いを書き留める。
息を吸うとともに匂う柔軟剤のにおい。
音量を最小にして聴くアジカンの
「或る街の群青」。
たまに思い出す過去のやらかした事。
自分の息の音が大きく聞こえる。
あぁ、今日もまた寝れないんだなと察する。
こういう生活がずっと続くのかな。
そう思いながら時間は過ぎていく。
淡々と流れる曲はもはやbgmとなっていった。