考えがまとまらない
何をしたいのか自分でもわからない
泣きたい?話したい?寝たい?
心配されたい?共感されたい?
わからない。
わからないけど呼吸は続いてる。
いきようとして身体は叫んでる。
軋む胸も、痛む心も、抉られる傷も
全部、いきている証。
目を閉じる瞬間に
「入る」
……と思う
その瞬きで 私の中に残る感覚がする
『カシャッ』
引き金を引いたら 心に残ってく
覚えなきゃいけないこと
……もちろん、
忘れたいことも
瞼が閉じる前に私を止めてくれたら
私の睫毛が震えていることに気付いていたのなら
止めて
止めて、ほしかった
『覚えなくていいんだよ』
その言葉がほしかった
瞬きをする瞬間
「入る」 と思った
その瞬きで私の中に残った
数々の忘れたいことが
アルバムに残った
破れない写真 破り捨てたはずの写真
忘れたい 忘れたつもりだった
黒さと濃さは相変わらずで
これは残すべきでないと思った
でも間に合わなかった
『カシャッ』
今までで一番重い引き金だった
前回書き込んだ「うちの子作品」の中で出てきた
玉藻は僕の創作っ子なのですが、何か説明書きたくなったので置いときます。
名前:玉藻 (タマモ)
・しっかり者
・赤髪(長髪)
・着物
・一人称「わっち」
・趣味は花札
・イントネーションは関西風(?)
私は私の醜い嫉妬心を自覚しているから。
私の好きな人がそうじゃない人と仲良くしているところなんて見たら、自分が何を思ってしまうか、分かっているから。
だから私は、あなたを愛しましょう。
私の好きな人と私の好きな人が仲良くしている。私の好きな人たちが幸せでいてくれる。そんなに嬉しいことが他にあるでしょうか。
誰が風を見たでせう
我も君も見やできぬ
誰もかれも見やしない
願わくばあなたの元に
舞いりませう
大晦日 玉藻の趣味の花札で遊ぶ
急に手を握られた
「あんたの手が一番あったかいわ」
そう言って微笑む貴方
「さよなら」の代わりに その言葉を残していなくなってしまった
もう貴方の手を握り返すことも出来ないなんて...
その日から 夢でいつも貴方を見てしまう
会いたいときに会えない君から
電話がかかってくる
昼の陽気の残像か
真夏の夜の亡霊か
今夜も僕は 君のことが好きだろう
明日明後日も好きだろうね
まして着飾って会ってる時なんて
愛おしくて仕方ないのかも
あまり考えすぎないで
もはや君だけの命じゃないの
胸の奥にチラつく 理想を
叩きつけて 僕を困らせて
夏は 君が僕を騙すため
脳ミソを少し遅らせるシステム
ましてよすがのひとつにされても
なんの文句も言えない仕組み
今夜も僕は 君の声を思うだろう
肌や髪の毛も思い出すかも
だってドラマなら引っ張りすぎだ
星空が消えていく
「うーん、どんな人と言われても…」
耀平は宙を見上げながら少し考える。
「説明が難しいよね~」
ネロはそう言って苦笑した。
「だってアイツ、掴み所ないし、神出鬼没だし…」
連絡先も中々教えてくれないもん、とネロは続けた。
「何か説明しようがないよね~」
ネロの言葉に、耀平はだな、とうなずいた。
「行動が読めないからどうしようもないんだよな」
「ついでにこっちが何をしてもお見通しだし」
いっつも一枚上手なんだよな、と師郎は笑った。
「…そうなんだ」
何だか期待通りの答えが出なくて、わたしは少し落胆してしまった。
まぁいつでも物事が思い通りに進むとは限らないし。
情報屋の事もいずれ分かる事だろう。
擦れ治り元通り
窪み尖り一纏まり
今こそ私の戦場
向かうはエデン右手に心臓