深夜、ひと気のない大きな駅の前にて。
ターミナル駅とはいえ終電も出てがらんとした駅の近くにある交番で、2人の警察官とイスに座ったキャップ帽を目深に被っているコドモが言い合いをしていた。
「だーかーら! おれはお巡りさんに保護される筋合いはないんだし‼︎」
「そんなこと言ったって君、まだ中学生くらいじゃないか」
こんな夜中にほっつき歩いていたら危ないよ、と見るからに中年の警官はコドモに注意する。
しかしコドモは、おれそんなに弱くねーし!と悪態をつく。
「第一、おれはおじさんたちの思うような“コドモ”じゃないんだし、そろそろ解放してくれよ!」
「いーや、保護者の方が迎えに来るまでここで待つんだ」
「頭かてーなお巡りさんは」
「そういう口は利かない方がいいぞ君」
コドモと警官がそう言い合う中、そのやり取りを見ていた若い警官が不意に背後でなにかの割れるような音を聞いた。
「?」
若い警官が何気なく振り向くと辺りは妙な匂いのする白っぽい煙に包まれ、2人の警官はなす術なく気を失う。
コドモは突然の出来事に驚きつつ赤い上着の袖口で口元を押さえるが、やがて晴れた煙の向こう…交番の入り口に見覚えのある2人組の姿を見とめた。
紫のアサガオをあなたに贈る
花言葉は
【高貴、冷静、奥ゆかしさ】
そしてピンクのライラックの花を私の大切な君に贈るよ
花言葉は
【思い出、友情】
なんでも
きらきら輝いている
なんでも押せば済むボタンだった今はタッチパネル。
きらきらネオン。
少年少女の孤独は
その、なんでも叶う機械に聞くのか、
ただ怖くておびえる日々も、
だらけてすごく安心な日々も、
うれしさに満ちる幸せな日々も、
全てあなたのstory.
この手の中の心の想いも、
優しさに憧れる夢の世界も、
熱い情熱の魂も、
全てあなたのterritory.
だから大丈夫。
あなたのその世界は、あなたしかつくれない。
人は本当に踏み込めないの。
ただうなずくだけだと、踏み込まれたように思うの。
怖いし、苦しいし、なきたい。
でも、私だということはきっと忘れちゃいない。
いつか、忘れても降ってくる。
だから大丈夫。
「愛してる」とか「前を向いて」とか、簡単には言えないし言いたくない。
人はstory.あなたのterritory.
この手で未来はつかみとれるから。
「涙や悲しみは消えないかも知れないけど、あなたはこんなにも強いのだから」
そんな言葉を掛けてくれる
あなたの魔法
孤独など、この世には存在しないことを
人々は皆、助け合いで生きていることを
あなたは教えてくれた
凄いね、あなたの魔法(*^_^*)
疲れ果てて動かない かたまりきってどかせない
この私の体を だれか だれか 癒して
きっと君なら できるでしょ
どうにか こうにか やってよね
無理なら私に全てを頼むな
どちらかにしろよ 選んで
朝から晩までダラダラと退屈な生活を送るのもいいけど、私はそんな人間にはならないよう努力している
あぁあ やっぱり誰かに助けてほしい
あぁあ 本当は今すぐ倒れたい
悲しさも 虚しさも なにもかも
この胸の中で 抱きしめる それだけを
それだけがしたい
泣きたいくらいに 落ち込んでも
すべて包み込んでほしい あなたには
それだけの 力が あるから
隣にいてくれる それだけで嬉しいから
もっと欲張ってもいい? もっと泣いて泣いてもいい?
私が疲れて果てたら――
あなたが連れていってね
夜寝ていた。
そこに悪さをして魔宮に行った人が私の枕元に立って私にこう言ったんだ。
「悪魔と契約して出してもらった」と
私は思った。悪魔って本当にいたんだなと。
そう思ったのも束の間、例の如く【戦い】が始まった。
「なんで私の元に来て戦いを挑んだくるんだ」と心で嘆いたんだ。
長い戦いの末(夜中7時間寝ずに)
私が勝って、悪い奴らを魔宮に戻したのだった。