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水色

水が流れるから気が流れ

気が流れるから命の血が巡る

水は生命の源なんですね

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貴方から、私。私から、あの子。

今日は何の日?何の日でもないよ。ただのくだらない日常。
昨日は何の日だった?何の日でもなかったよ。ただの虚しい日常だよ。
そう思っていたのは、遠い昔。

昨日の出来事は…。そんなに大きいのないな。くだらなかったんかな、虚しかったんかな。
でも、今日は、貴方に会ったの。
貴方のおかげで、真っ暗闇から抜け出せて、
貴方のおかげで、世界が美しいと思えて、
貴方のおかげで、あの人を、愛すことができたの。
貴方は教えてくれたよね、「世界は美しい」と、「愛は素晴らしい」と、「人間は誰もが尊い」と。
だから私も、誰かに教えてあげたいな。素晴らしいことだから。

今日は何の日?素晴らしい日だよ。
明日は何の日?素晴らしい日さ。
教えてあげるね。この世界は美しくて、人間は誰もが尊い。そして、「誰かを愛す」こと、「誰かに愛される」ことは、すごく、素晴らしいことなの。

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雨乞い

恵の雨よ 命の雫よ

この地に潤いを

人々に安らぎを下さい

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百舌鳥と愉快な仲間たち_11

_アリエヌスの体外
「き、厳しい…傷はつくけどヒビすら入らない…」
「クソっ!硬い!!」
アリエヌスの目は凄まじい硬度だった。二人が任された潰れている方のアリエヌスが動いたり反撃しないのを良いことに、フスは少し休んだ。カメルスはというと悪態をつきながら一カ所に機関銃を撃ち続けている。
「…先輩の方はアリエヌスが動いてて大変そうだな…」
ユニシンクトゥスがレヴェリテルムを持って目に近づく様子をフスは眺めた。アリエヌスは鮮魚の如き動きで暴れてユニシンクトゥスを振り落とそうと必死になっている。
「うぅぅうわっ!!きた!おいフス、きたぞ!!」
カメルスの声に振り向くと、アリエヌスの目にヒビが入っているのが見えた。
「うわ、ほんとだ…!希望見えたな…!」
「おう!んじゃそろそろ休憩終わらせて協力してくんね?このままヒビ広げて押し切んぞ!」
フスは頷き、チェンソーを持ち直して、アリエヌスの目のヒビにねじ込むように突き立てた。

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今日も歩く

自分って、「悲しいのかな?」「苦しいのかな?」「笑いたいのかな?」きっと全部だ。虚しいな。
でも、誰かに「愛されたい」「救われたい」くだらない願いね。

私って、「泣きたいのかな?」「楽しみたいのかな?」「やるせないのかな?」これも全部だ。くだらないね。
でも、誰かを「愛したい」「救いたい」どうせ叶わない願いね。

僕達は「美しいのかな?」「尊いのかな?」「奇跡なのかな?」きっと、全部だ。美しいな。
そして、誰かを「想う」すごいことなのね。

友達は「いなくていいのかな?」いや違うな。「いたほうがいい」んだ。そう思えた。君のお陰で。
恋人は「いないほうがいいのかな?」いや違うな。「いたほうがいい」んだ。そう思えた。あなたのお陰で。

今日も私はくらい狭い道を歩くけど、あなたは明るい広い道を歩く。でも大丈夫。必ずいつかたどり着くから。
ほら、光がさしてきたでしょう?私達の心も刺されたでしょう?
大丈夫だよ。あなたも、私も、あの人も、君も、美しく、尊いから。奇跡だけど、奇跡じゃない。きっと、軌跡。

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僕らのアオハル〜チャイム編〜

まだ鳴らないの?
気分はもう終わりの時間
なのに本当はまだ半分くらい。
早く鳴ってくれないかな…。
休み時間になったら
あの子と話したい。
また私のことを知ってほしい
どんな話をしようかな。
授業なんて聞いてられない
不意にチャイムが鳴った。
「終わった」って思ったのに…

あぁ、授業が長引いちゃったよ。

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ハブ ア ウィル ―異能力者たち― 連載再開4周年記念! 作者からのごあいさつ

どうも、テトモンよ永遠に!です。
本日、2月24日をもちまして「ハブ ア ウィル ―異能力者たち―」は連載再開4周年を迎えました~!
…ていうか、もうそんなに経ったのかって感じです。
時の流れは速いですね。
てなわけで、近況報告を少し。

最近(ここ数日はまた違うけれど)は春休みですから、絵を描いたり小説を書いたりとわりとのんびりと過ごしちゃってます。
本当はそんな余裕ないはずなんですけど、なんかどうしたらいいのかわからず困り果てたあげくにのんびりしちゃってるって感じです。
まぁ就活に関しては、一番下の弟の高校受験で親がバタバタしていたから話を切り出せなかったってのもあるのですが…
自分は障がい者なので就活は普通の人以上に一筋縄ではいかないんでしょうけど、なんとか頑張ってみせます。
…で、小説に関してですが、「ハブ ア ウィル ―異能力者たち―」の方は25個目のエピソードの執筆が佳境にさしかかってきていて、「造物茶会」の方は1エピソード分できあがっているので今日から投稿できそうです。
なんだかんだどちらも近い内に物語にケリがつきそうなので、最後までお付き合いいただければ幸いです。
あと1月に「企画」の要項を投稿したので、もし参加したかったら過去書き込みを漁ってみてね(自分も参加作品をせっせと書いてる。でもいつ完成するのやら…)。

てなわけで、今回はここまで。
去年はあまりエピソードを進められなかったけど、今年は頑張るので応援よろしくお願いします。
では次は、「連載開始7周年記念! 作者からのごあいさつ」でお会いしましょう。
では、テトモンよ永遠に!でした~。

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帰り道

子どもたちの遊び声 「あのときの…」
大切な[もの]は、心に仕舞っておきたい
また1つ増えた

あなたが側に居た。それだけでよかった。
なのに、もう、こんなにも、増えたんだ
「また会いたいな。」そう言った笑顔

学校からの帰り道 芽吹く葉が生きている
子どもたちの喋り声 「あのときも…」
夢を語ったときは、いつだって本気になる。
叶っていてほしい

あなたと過ごしてた。それだけでよかった。
あれは、もう、止まらぬほどに膨らんだ。
「また会えるかな。」そう言った涙

嬉しいときだってある。
悲しいときだってある。
でも、それでも、忘れられないんだよ。

貴方と過ごしてたい。それだけでいいんだ。
だから、もう、飛び出してしまうんだよ。
「また絶対ね。」そう言った[あの日]

貴方と過ごしたい。またあの日みたいに。
いつか、また、絶対に会えるって。
「絶対だよ。」そう言った[あの日]

仕事からの帰り道 咲く花が道を彩る 芽吹く葉が生きている
子どもたちの帰り道 「また、いつか、絶対ね」そう聞いた[あの日も…]

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楽しいとき

将棋を指しているとき。

欲を言えば将棋で勝ったとき(๑•̀д•́ฅ✧

やっぱ1番は友達とお話してるときかな

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妖精

君には羽があるね。

キマってるね☆

私には天使の輪があるよ。

自慢なんだ( *´꒳`* )

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他の人から見た自分。

自分は、他の人からどんな風に見られてるんだろう?
友達、先輩、後輩、家族、親戚、先生にどんな風に思ってるんだろう。
苦手な方々したら自分は嫌なやつ、不思議な人、変な人と思ってんだろうな~
自分はもともと悪芽立ちが多かったからいい風に思ってる人は同学年は少ないかもしれない。
よくよく考えてみれば、自分は周りから嫌われてるとしか思ってなかったから、
身近な人、深く関わってる人には自分にはどう思ってるんだろう。
良い風に思ってれば、良いんだけどな…

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あなたが私を変えてくれた。

死の淵にいた私をあなたは救い出してくれた。

あなたの優しさが身に染みます。

ありがとう

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朝の日課

朝のルーティン

まずは歯磨き、シャワー浴びる、洗濯物回して干す、出掛ける、

朝は大体ギリギリまで寝ている。

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I don't care.

「私って嫌われてる?」
そんなのとっくに存じてる。
だから怖くなった周りが。
嫌になった自分が
それは過去の話よ。
今は違うわ。
今はそんなのどうでもいい。
別に生きてるだけで偉すぎ100点満点だし
たまたま、合わない人が多かっただけ。
まあうちは他んとこに居場所あるし、友達いるし、
平気よ。
なんでお好きにどうぞ?
勝手に嫌ってて下さい。
もううちはあん時と違って
心狭い人間じゃねえから。
そんなこと気にしないわ。
どうぞ影で自由にあーだこーだ言ってて下さい。
だからお好きにどうぞ?
私は前と違って過去の過ちを気にするもんじゃねえので。
私は我が道を行くわ。
たとえ過ちをしても次、気を付ければいいし
嫌な視線とうるせえ悪口は、
ヘッドホンでノイズキャンセルするわ。
お好きにどうぞ?
嫌われてるのご存知てるので
勝手に嫌ってて下さい。
まあ私はそんなこと気にしないけど。

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人を救う為になにかを犠牲

力を得るためになにかを犠牲

いずれにせよ何方も選ばないよ

するとしたら私の背中を盾にして

自分を犠牲にしても守り通すよ

君を

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ふと

「もうやらない」と言ったけど、またここで特定のテーマや世界観で他の生徒さんに作品を作ってもらう「企画」を久々にやってみたくなった。
でも乗ってくれる人がどれくらいいるか分からないので、興味のある人はスタンプを押すかレスをつけて欲しいな〜(遠い目)

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【検閲済】1頁目

戦争について語った短編小説【検閲済】

題名「末期の水」
作者 10代・女
制作 2025年   検閲 2026年

《本文》
 マニプール河に沿って、兵士たちは生きたまま✕✕✕ような✕✕なものになってふらりふらりと✕✕していた。行軍と呼ぶのもはばかられる✕✕な様子だった。
 彼らは撤退する間にバタバタ✕✕✕✕✕。道には✕✕や、もうすぐ✕✕になる者があちこちに落ちて、皮肉にもかろうじて歩ける者たちの帰還の道標となっていた。皆瘦せ細り✕✕✕✕✕✕、ある者は体内の✕✕で✕✕✕✕✕✕、ある者は✕✕✕を垂れ流したまま✕✕✕✕✕にたかられ、ある者は✕✕✕✕✕で「✕✕✕くれ、✕✕✕くれ」と喘いでいる。多くの者が飯盒と手榴弾と小銃以外は捨て、殆ど身一つであった。足元は殆ど裸足のような状態である。雨季は✕✕の腐食を早め、✕✕が露わになり✕✕✕✕✕✕を✕✕✕✕が✕✕✕✕✕た。
 ――俺もその一員になるのだ。
 ある男が朦朧とした意識の中で考えた。どこか他人事のようだった。
 昨晩までの雨で道には川のように泥水が流れている。しかしそれを気にしている余裕はとうの昔に失せていた。右半身は泥にめり込んで、温い水が滲みて身体がいつもの数倍重く感じた。
 体中が痛い。力が入らない。熱帯熱が生命を蝕む。目蓋が嫌に重い。脚は皮膚病や脚気に侵されて立っているのも難しい。腹は減っている。しかし吐き気がする。固形物はもう身体が受け付けなくなって久しい。昨日も✕✕を幾度か✕✕た。
 疲れた。もう、疲れたのだ。
 男は✕✕✕✕✕✕✕✕✕腕を腰にやった。触れた場所に求めていたものはなかった。いつの間にか手榴弾の入った雑嚢までどこかに捨ててきてしまったようだ。
 男は投げ出した小銃に手を伸ばした。しかし掴んでも引き寄せることができない。今の男にとってはあまりにも重すぎた。
 ――ああ、水が飲みたい。綺麗な水が……。
 ふと、絶望した脳内にそれだけがぼんやり浮かんできた。
 母の顔も戦友の声も妻子の手のぬくもりも何も思い出せないのに、✕✕✕✕✕✕✕✕✕✕✕のに、それだけが。
 気がつくと男は、道の中央に溜まっていた✕✕を無意識に口に含んでいた。泥と✕✕✕✕✕と✕✕と✕✕で汚れ切った水だ。希うものとは程遠いそれを、起き上がって震える両手で掬う。

【次頁に続く】

0

【検閲済】2頁目

【前頁から続く】

 夢中になって二口三口する。飲み込み切れず吐き出す。また啜る。また吐く。身体が液体すら受け付けないのだ。
 ――俺ももう✕✕✕。
 本能がそう囁き男を嘲笑った。その瞬間気が楽になった。やっと神仏が手を差し伸べたのだ。今の男にはそれが天道神だろうと疫病神だろうと関係はない。ただ、やっとこの✕✕✕✕✕✕✕✕✕。
 ――ああ、最期に、最期に一口でいいから綺麗な水が飲みたかった。俺の末期の水はこんな泥水か……。
 霞む目を瞑る寸前、男の脳裏には諦念に混ざってそれとは別の感情がよぎったが、正体に気づく前に男の意識は完全に途絶えた。
 
 どのくらい経っただろうか、男は目覚めてしまった。
 戻った聴覚の中に遠くの✕✕音と✕✕声が飛び込んでくる。戦友の✕✕が低く響く。薄く開けた眼に容赦なく白い日光が木々の隙間から差し込む。唐突に肌に張り付く暑さが襲う。✕✕✕✕✕✕✕が土色の肌を刺す。名誉でも何でもない銃創がジンと熱くなる。✕✕✕✕✕の上を✕✕✕✕。黄泉の国でないことは明白だった。神仏は男を見放したのだ。
 ――ああ、そうか。
「み……ず、か」
 そうか。あれか。あれの所為か。
 どうせ✕✕✕✕、後で苦しむことになるなら、あんな水は飲まなくても良かった。飲まない方が良かった。
 それなのに何故。理由は明白だった。身体が水を希求していたからだ。自分の意思ではない。しかしそれだけで、男の胸の奥底から、✕を✕✕✕✕✕得ないという脅迫感が湧出してきた。
 ……自分が死ねば兵士達の死は誰にも知られず異国の泥に埋まっていく。✕✕✕✕を生き、✕✕✕✕を✕✕✕彼らと自分に報いずに、このまま死ぬことが許されるのだろうか。自分は許せるのだろうか。
 自分に問いかけた。
 明確に答えを言葉にはしなかったが、男は自らに✕✕✕✕を払い、投げ出していた小銃を支えにして立ち上がっていた。
 倒れる直前の感情の正体が分かった気がした。

【完】

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ぐにゃって曲がってる
直るかな?
結構大事なやつなんだけど。
でも、針金みたいだもんね
やっぱきれいには治らないかな?
全部は。
一度崩れたらもとには戻らないんだ。
そんな絶望はしたくないけど。
でも、そうだよね。
失敗とかだと尚更。
トラウマみたいになっちゃうんだもん。
何かにおいて
おんなじように思うことは
1日もないでしょう?
同じ日は戻ってこないもんね。
超当たり前なんだけどね。
あの日をやりなおせたらなって
あの日に戻りたいなって
思ったりするけど。
後悔しないように
まっすぐ歩いていけたらいいのにね。
堅い芯みたいに。
そしたら曲がってしまうことも
無いでしょう?
私はまだ柔らかく弱いのか。
冷え固まった芯も嫌だから
温かく強い人で居よう。
みんなまっすぐ居てね。
輝いても、輝かなくても
目立っても、目立たなくても
何か良いことがあっても、嫌なことがあっても
自分の「何か」だけは
ブレないように。
曲がらないように。
ぐにゃって曲がらないように。

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光と感情

あなたは今、どこにいて、どんな気持ち?
私は今、光の中で気持ちがいいよ。
その光はね、沢山の人々から放たれているらしいの。
私もさ、誰かの光になれていたらいいなって、
思ってる。

君は今、どこにいて、どんな気持ち?
私は今、沢山の愛に包まれて、すごくうれしいよ。
愛はね、1人から、どんどんと広がっていくんだって。
私も、誰かを愛せていて、誰かに愛されているのかな?
そうだといいなって
思ってる。

私達は今、「この世」という素晴らしい場所にいるの。
ここではね、色んな人に会えて、
たくさんの光と愛の中で
生きていくんだよ。

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水たまり

帰り道。
ふと空を見上げると。
澄んでいて真っ青な空のなかに
影もありながら白く美しい雲がいくつか浮いている。

“ピチャッ”
…水たまりを踏んだらしい。
水たまりからそっと抜け出し、水たまりを見た。
あの綺麗な空が水たまりに映っている。
…でもコンクリのくぼみにできた水たまり。
少し暗い感じがする。
空も灰がかかった色をして、
雲には白が見当たらない。

もう一度空を見上げる。
空は変わらず綺麗。
澄んでいて真っ青な雲のなかに
影もありながら白く美しい雲がいくつか浮いている。
いつか私も水たまりの空から本物の空へ
変われますように。

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墓想造物茶会 Act 1

夕方、ほとんど日が暮れたころ。
薄暗くなった路地裏にある小さな喫茶店の2階の物置では、テーブルを囲んで2人のコドモたちがトランプでババ抜きをしており、その様子を傍で2人のコドモが静かに見守っていた。
「あーがりっ‼︎」
犬のような耳の生えた赤髪のコドモはペアになった最後の2枚のトランプを、テーブルの真ん中にできたカードの捨て場に意気揚々と置く。
そのコドモの正面に座る短い黒髪でゴスファッションのコドモは、手の中に残ったジョーカーのカードを意気消沈した様子でテーブルの上に落とした。
「またナツィの負けだね!」
黒髪のコドモの左隣に座る金髪で額にツノの生えたコドモは、そう言って隣の人物の顔を見る。
ナツィ、と呼ばれたコドモはつまらなそうにテーブルに頬杖をつき、うるさいと小声で呟いた。
「今回こそは勝てると思ったのに」
「5戦5敗だなんて今日は運がないなぁナハツェーラー」
「黙れ露夏」
赤髪のコドモに煽られ、ナツィはそのコドモをぎろりと睨む。
露夏と呼ばれたコドモは、だって事実じゃーんと笑った。
それに対しナツィは不満げにそっぽを向いた。
と、ここで物置の扉がガチャリと開いて、ジャンパースカート姿にエプロンをつけたコドモが中に入ってきた。

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墓想造物茶会 Act 2

「あ、かすみ」
金髪のコドモがそう言うと、かすみと呼ばれたコドモはまだババ抜きしてたの?と尋ねる。
金髪のコドモはうん!と頷いた。
「露夏ちゃんが暇だからやろうって言い出して、それでナツィが5回負けたの」
「一言多いぞキヲン」
金髪のコドモの言葉に対し、ナツィは呆れたように突っ込む。
キヲンと呼ばれたコドモは、だって事実じゃん?と小首を傾げ、ナツィはため息をついた。
かすみは苦笑しつつ、それはいいんだけどさと話を続ける。
「きーちゃん、寧依が裏口で迎えに来てるよ」
かすみがそう言うと、キヲンはえっ、もうそんな時間?と驚き立ち上がる。
かすみはうん、と頷く。
「だってもう夕方の5時半過ぎてるし」
かすみがそう言うと、キヲンはえーつまんない〜と先ほどまで座っていたイスに座り呟く。
「まぁまぁ、そんなこと言わないの」
駄々をこねるキヲンを正面に座る青い長髪のコドモがキヲンをなだめる。
「寧依はあなたの家族なんだから」
ね?と青髪のコドモ…ピスケスはキヲンの
キヲンは、むぅ〜と頬を膨らませたが、かすみがきーちゃん、と声をかけるとわかったと返した。
「さて、私たちも帰りましょうか」
ねぇ露夏?とピスケスは隣に座る露夏に目を向ける。
露夏は、はいはいと呟いた。

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【最適化済】1頁目

戦争について語った短編小説【最適化済】

題名「末期の水」
作者 10代・女
制作 2025年   検閲・最適化 2026年

《本文》
 マニプール河に沿って、兵士たちは歩いていました。行軍と呼ぶのもはばかられる様子でした。

 彼らは撤退する間に次々と亡くなっていきます。彼らが亡くなってしまったその道は「白骨街道」と呼ばれました。歩ける者も、そうでない者も、多くが飯盒と手榴弾と小銃以外は捨て、殆ど身一つです。足元は殆ど裸足のような状態でした。

 ――もう駄目だ。

 朦朧とした意識の中で、最後を悟る男がいました。

 昨晩までの雨で道には川のように泥水が流れています。しかしそれを気にしている余裕はとうの昔になくなっていました。右半身は泥にめり込んで、温い水が滲みて身体がいつもの数倍重く感じています。

 体中が痛い。力が入らない。感染症が生命を蝕む。目蓋が嫌に重い。脚も疲れて立っているのも難しい。腹は減っている。しかし吐き気がする。固形物はもう身体が受け付けなくなって久しい。
 疲れた。もう、疲れたのだ。

 男は細い腕を腰にやりますが、触れた場所に求めていたものはありませんでした。いつの間にか手榴弾の入った布鞄までどこかに捨ててきてしまったようです。
 次に男は投げ出した銃に手を伸ばしました。しかし掴んでも引き寄せることができません。今の男にとってはあまりにも重すぎたのでした。

 ――ああ、水が飲みたい。綺麗な水が……。

 ふと、絶望した脳内にそれだけがぼんやり浮かんできました。
 母の顔も戦友の声も妻子の手のぬくもりも何も思い出せないのに、それだけが。

 気がつくと男は、道の中央に溜まっていた水を無意識に口に含んでいました。綺麗とは言えない水です。しかし、それを起き上がって震える両手で掬います。
 夢中になって二口三口しますが飲み込み切れず吐き出してしまう。また一口飲む。また吐く。身体が液体すら受け付けなくなってしまっていました。

【次頁に続く】

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【最適化済】2頁目

【前頁から続く】

 ――やっぱり駄目そうだ。

 本能がそう囁きます。その瞬間気が楽になりました。やっと神仏が手を差し伸べた……今の男にはそれが天道神だろうと疫病神だろうと関係はありませんでした。ただ、やっとこの苦しみから逃れられると、一心にそう思っていました。

 ――ああ、最期に、最期に一口でいいから綺麗な水が飲みたかった。俺の末期の水はこんな泥水か……。

 霞む目を瞑る寸前、男の脳裏には諦念に混ざってそれとは別の感情がよぎりました。しかし正体に気づく前に男の意識は完全に途絶えてしまいました。
 

 どのくらい経ったのでしょうか、男は目覚めることができました。
 戻った聴覚に戦争の音が飛び込んできます。薄く開けた眼に容赦なく白い日光が木々の隙間から差し込んで、唐突に肌に張り付く暑さが襲ってきました。戦争で受けた傷がジンと痛みます。黄泉の国でないことは明白でした。

 ――ああ、そうか。

「み……ず、か」

 そうか。あれか。あれの所為か。

 どうせ後で苦しむことになるなら、あんな水は飲まなくても良かった。飲まない方が良かった。

 それなのに何故。

 理由は明白でした。身体が水を求めていたからです。自分の意思ではありません。しかしそれだけで、男の胸の奥底から、生きようという気持ちが湧出してきました。

 ……自分が死ねば兵士達の死は誰にも知られず異国の泥に埋まっていく。彼らと自分に報いずに、このまま死ぬことが許されるのだろうか。自分は許せるのだろうか。

 男は自分に問いかけました。

 明確に答えを言葉にはしませんでしたが、彼は投げ出していた銃を支えにして立ち上がっていました。

 倒れる直前の感情の正体が分かった気がしました。

【完】

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墓想造物茶会 Act 3

「おれたちは遅くまでほっつき歩くわけにゃいかないからな〜」
露夏はそう言って立ち上がる。
「…じゃ、また明日〜」
そして露夏は椅子から立ったピスケスとともに物置部屋の扉の方へ向かった。
「あ、ボクも〜」
キヲンはそれを見て慌てて立ち上がる。
しかしふと気づいたようにナツィの方を見た。
「…そういえばナツィは?」
帰んないの?とキヲンはテーブルの上のトランプをケースにしまっているナツィに尋ねる。
ナツィはキヲンの方を見ず、少しの沈黙ののちにこう答えた。
「今日は帰らない」
「え?」
キヲンはついポカンとする。
物置部屋から廊下に出ようとしていた露夏やピスケスも立ち止まり振り向いた。
「どうして…」
「どうしてって、別にいいだろ」
ナツィはそっぽを向きつつ返す。
「俺は保護者のところに帰りたくないんだよ」
「えーそんな〜」
キヲンはナツィの傍に駆け寄る。
「ナツィのおじーちゃん寂しがるよ〜」
「別にそんなのどうでもいいし」
「ヒドい〜」
「お前には関係ないから」
キヲンとナツィは暫くそう言い合うが、それを見かねたのか、かすみがきーちゃん、とキヲンの肩に手を置いた。

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墓想造物茶会 Act 4

「別にナツィは家に帰らないだけで、ここに泊まってくだけだからね?」
保護者の人もわかってるみたいだから、心配しなくていいよ、とかすみはキヲンをなだめる。
キヲンはでも〜、と口を尖らせた。
「一緒に帰りたいよ〜」
そう言って肩を落とすキヲンだったが、ナツィはお前とは帰りたくないしと頬杖をつく。
しかしここでピスケスが、きーちゃん、とキヲンに声をかけた。
「ナハツェーラーはかすみがいるから、あなたが心配する必要ないわ」
それより、寧依を心配させる訳にはいかないでしょう?とピスケスは微笑む。
キヲンは…うん、と不安げに頷いた。
「じゃあ、私たちは帰るわ」
また、明日ねとピスケスは小さく手を振って、キヲンや露夏とともに物置をあとにする。
かすみは笑顔で、うん、またねーと返したが、ナツィだけは黙って目を逸らしていた。

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午前1時45分、ある庁舎にて

「今日の分、終わりました」
「ありがとう、こんな遅くまで」
「いえ、先輩1人に残業させるなんてできませんから」
「よくできた後輩だね」
「どうも、それにしても最近は多いですね、最適化対象の投稿文が……」
「やっぱり政治とか経済とか、社会の変わり目はね、どうしてもね、仕方ないよ」
「いちいち表現が過激ですよね。むやみに恐ろしく書いたり……そんな文章誰が読むんですかね」
「分からないけど、そういうのは考えたって仕方ないことだよ。社会に出ていく文章は全部ここで確認して、大筋は変わらないように言葉を整えて、当たり障りない形で発信する。それでオーケー」
「でもめんどくさくないですか?」
「めっちゃめんどくさい。でも、これ書いてる人たちの目的って内容を伝えることでしょ?大枠が伝わればいいの。というか、そうするしかない。ほら、多様性の時代だから」
「誰も傷つかないように、でも意見は尊重してって話ですよね」
「分かってるじゃん」
「でもこういう表現する人ってリアリティとか気にしてるんじゃないんですか?」
「ちゃんと作者欄見た?10代で、しかも女の子。戦争のリアルを知らない人が書いたんだから、別にいいよ。そりゃ体験者のノンフィクションならもっと尊重する」
「それって平等なんですかね……」
「別に平等じゃなくていいよ。意見には質ってもんがあるんだよ。そしてその質は『であること』で決まる」
「そんなことってまかり通っていいんですかね」
「少なくともそれが世論だよ。無意識かもしれないけど」
「デモクラシーの時代ですよ?」
「ポピュリズムの時代だよ」
「……」
「別に悪いことしてるんじゃないんだから、そんな顔しないでよ。この仕事って正しいデモクラシーの時代に戻そうっていってやってるんだよ」
「そう、ですよね」
「うん。じゃあ原本、保管庫に持ってっといて。こっちは鍵閉めてくから」
「……」
「何眺めてるの?それさっきまで編集してたやつの文章でしょ?」
「あ、ああ、はい、すいません、保管庫行ってきます」
「うん。終わったら外で待ってて。お礼にタクシー代出す」
「うわほんとマジでありがとうございます」

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墓想造物茶会 Act 5

翌朝、辺りを明るい日の光が照らすころ。
人工精霊たちが集まる喫茶店の物置の扉が、おっはよー!という元気な声とともに開け放たれる。
物置にやって来た、金髪にツノの生えたコドモ…キヲンは、誰もいない物置を見て目を丸くした。
「…あれ、いない」
そうキヲンが呟くと、後ろからおはようきーちゃんと声がかかる。
キヲンが振り向くと、そこにはジャンパースカート姿にエプロンを身につけたかすみが立っていた。
「あ、かすみ」
ナツィは⁇とキヲンは首を傾げる。
かすみは、ナツィなら自分の部屋にいるよと笑った。
「かすみのお部屋?」
「うん」
ナツィがうちに泊まるとき、大体自分と同じ布団で寝るから…とかすみは苦笑いする。
それを聞いてキヲンは、えっいいな〜!と目を輝かせた。
「ナツィと同じおフトン!」
「そ、そう…?」
かすみはつい首を傾げるが、キヲンはだってさ!と飛び跳ねる。
「ナツィと一緒にねんねできるんだよ⁈」
うらやましいなーとキヲンは呟いた。
かすみは、きーちゃんにとってはそうかもね、と返すが、ふとここでキヲンが、あっじゃあ…と言い出す。

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墓想造物茶会 Act 6

「今ってナツィ寝てる?」
キヲンがそう尋ねると、かすみは、まぁ、多分そうだけど…と答える。
それを聞くとキヲンは、じゃ、起こしに行ってくる!と言って廊下に飛び出し、物置の3つ隣の部屋に向かった。
かすみは、あっちょっと…と引き留めようとするが、キヲンは気にせず扉を開け放つ。
「ナツィおっはよーっ‼︎」
バタン!という音とともにかすみの部屋にキヲンが飛び込むと、狭い部屋の窓際にベッドが置かれているのが見えた。
そしてその上には、ゴスファッションを着た黒髪のコドモ…ナツィが横になっている。
「…うるさい」
少しの沈黙ののち、鬱陶しそうにナツィが呟いた。
しかしキヲンはその言葉をものともせずにナツィに駆け寄る。
「ふへへ〜、ごろごろしてるナツィもかわい〜」
「う、うるさい」
にへへへへへ、とナツィに顔を近づけるキヲンに対し、ナツィはキヲンに背を向けるように寝返りをうった。
キヲンは、ナツィは照れ屋さんなんだから〜とベッドの端に座る。
ナツィは嫌そうな顔をした。
「…それにしてもナツィ」
不意にキヲンが呟いたので、ナツィは嫌そうな顔をしつつも目線だけキヲンの方に向ける。
キヲンはナツィの方に目を向けた。