見えないものを創って
世界が広がる。
目に見えなくても
誰かには届くだろう?
形のないパターンは
思ったより多様で
限りはきっとない。
私が創り出せば
それは唯一無二だ。
あなたの音を
届けてよ。
私が生んだものは
消えないで。
見えない糸を繕って
また器用に編みだしていく
ただ1つの
価値は最高の
私の歌だ。
いずれ誰かには届いて
あなたのもとにも聞こえてくる
そう信じてる。
君がいるから
私は大丈夫
まだ言葉の力の存在を知らない時によく
あなたに「私の寿命を分けてあげるからね。」
と言ったことがあるけど、
たとえ言葉の力があると知っていても
同じことを言うよ
だって、君がいるから
私は大丈夫
君が生きていることが
私の安らぎなんだ
残光が私にさよならを告げ
また明日会えるといい
消えそうになる。
今日は今日だけなのに
もう同じ貴方には会えないのに。
また今日も繰り返した
昨日と同じ時間を
月は昇り始め、
遠い何処かで沈み始める
太陽とは紙一重。
ブルーモーメントに染まりきった空に
煌めいて見えるのは
きっと過去の希望
まだ信じられない貴方を
いつか思い出す日が来るでしょう。
一人でいる夜に
呑まれてしまわないように
未来に縋り付いて
じっと耐え抜けば
あの隙間から抜けてくる
いつかの香りに誘われてしまうんだろう。
群青が貴方にフラッシュバックして
まだ忘れないでといい
過ぎ去っていく。
過去も過去だけで
もう二度と蘇らないのに。
また今日も繰り返した
昨日と同じ失敗を
雲は暗くなり始め
遠い何処かで崩れていく
星とは無関係。
ブルーモーメントの忘れない想い出に
隠れていくのは
きっと過去の自分
また悔やんでいる貴方を
いつか思い出す日が来るでしょう。
誰かと居られる夜に
呑み込まれても帰れるように
未来を思い出して
ずっと待っていれば
あの窓から見える
懐かしさを覚えていくでしょう。
一人でいる貴方を
一番わかっているのは
きっと私だと思うの
生きていく運命(さだめ)には
別れがつきもの
暗闇に吸い込まれそうになったら
また思い出しに来ればいい
ブルーモーメントと私の逆境に
見つけられるのは
貴方に向けた花
また泣いている貴方を
いつか慰めに行けるのだろう。
全てを思い出す夜に
嘆いても立ちあがれるように
今を愛そうと
そう決めて居れば
何処かに残る
未来を掴めるでしょう。
貴方の中の愛しいものに
私が居るといいなと思う
何かに恋するような
夕暮れを迎えて
そしてまた一人を知り
空を見上げれば
光る星が貴方を抱きしめてくれるから。
あるところに、不器用な生き物がいました。
それはそれは、小さなことで傷つく 脆い心でした
誰かの顔色をうかがっては、自分の色を塗りつぶして
おやおや、また泣いていますね
今日も誰かのために笑っているのでしょうか
隣の芝生が 青く見えているのでしょうね
心が空っぽな時は、愛を探している証なのでしょう。
今日もヒトは、人を演じているのでしょう。
また、あるところに欲張りな生き物がいました。
それはそれは、手放すことができない 臆病な手でした。
それは、「失いたくない」という、
愛ゆえの 愚かさなのでしょうね。
人はそれでも、明日を信じて眠りにつく
絶望の淵でさえ、希望という種を植える。
今日も、人は命を繋いでいくのでしょうか
痛みを知るたびに 優しくなれるのでしょうね
重いまぶたを開けた時は、世界が始まろうとしているのでしょう
あぁ、なんて美しい物語なのでしょう
寂しいときは寂しいって言おう
泣きたいときには泣こう
泣きついたら、気持ちが半分楽になった。
一緒に笑ったら2倍になる
一緒に泣いたら半分になる。
何処かで聞いた言葉。
あ、ほんとだったんだ。
今日も一日お疲れ様です。
くたびれたでしょう。
誰よりも頑張っているね。
今日はゆっくりおやすみ♪
私は踊る
ときにドジョウ掬いみたいな
ときにはお猿さんみたいに
どうしても笑って欲しい人がいるから
でもね
私があなたを笑わせているのに
逆に私が笑顔になってしまうんだ
あなたのクシャクシャに笑った笑顔に
私の心は射止められちゃうんだ
此処に帰って
3つ数えるうちに
眠るような貴方は
背を伸ばしすぎてる
でもいつも平気な顔して
笑っている貴方が嫌い
私の近くでは
そのままの貴方で居てよ
見ている私が嫌いになりそう
私の近くでは
本当を汚さないでよ
いつか
きっと
ずっと
もっと
貴方が側に来て欲しい。
せめて
どうか
今は
ちょっと
私の前では弱く居て欲しい。
私を見つけて
3つ数えるうちに
泣き出すような貴方は
頑張りすぎてる
でもいつもの笑顔をして
蓋をする貴方が嫌い
私の側では
貴方のありのままを見せてよ。
そうさせられない自分が嫌になりそう
私の側では
嘘をつかないでよ
いつも
ずっと
そばに
いるよ
って言えたらどれだけ楽なんだろう。
せめて
ちょっと
もっと
そばで
貴方を抱きしめてあげたい。
何故泣くの?
わからないよと
小さく包まる貴方は
何を抱えて生きているの?
何かを少しでも分けてよ。
いつも
ずっと
そばに
いれたら
泣くことなんてなかったんだろう。
いつか
絶対
私の
そばで
全部を投げ出していい様に
貴方の愛おしいものは
全て守ってあげるよ
貴方がエメラルドに輝く日まで。
全ては貴方と違う世界じゃない。
月の光がいつか貴方に微笑みかける様に。
一つ、青い炎が消え
一つ、赤い炎が増え
一つ、赤い炎が青い炎になった。
それの繰り返し。
青い炎は完全燃焼しており思い残すことがない状態で
赤い炎は不完全燃焼していてまだまだ道は長い証拠。
わざとでも、そうでなくても、吹き消してしまったら
裁かれなくてはいけないの。それが人間なの。
どうせ消えるなら青い炎で消えたいね。
今は、多分まだ、赤い炎だね。
人間は、みな、炎を守りながら歩いてる。人生という名の道を。
吹き消されないように、自分の体で包んで守ってる。
心と同じように何処にあるかわからないけど、
一人ひとりの体の中に必ずあるはず。
「報われてほしい」って 何回思ったかな
言ってみるだけじゃ 意味はないんだよ
やってみなけりゃ 時は動かない
そんな事を考えながら 思いにふける夜
「ねぇ、また今日も独りなの?」そんな事しっていたよ 夜の祈り
また 忘れないんだろうな 覚えて いって ほしんだ
「報われてほしい」って 何回思ったかな
やってみることに 意味があるんだよ
その決意こそが 今日を動かせる
そんなことを歌いながら 進んでいける夜
大したものである。
夢を捨ててもなお現実に生きることはしない。反面教師というものだろうか。しかし、それは何も知らないからこそ出た単語であり、私たちにはそれを言う権利すらないのである。
犬が猫の子に文句を言おうと、猫の子には猫の子の理屈があるのは当たり前であり、言わずとも皆わかる。
現実、人間は戦争だの何だの同族嫌悪しているクセに、その応用が効かない生物だ。
夏は早く長く、アブラゼミはしぶとく生きている。おそらく蝉の寿命が一週間だなんて嘘だと思う。猛暑、猛暑、猛暑…。三寒四温からの真冬日からの春後半、初夏の気温は当たり前だ。まるで今が夏みたいな言いぶりだが間違えない春だ。今言ったのは忘れてほしい、去年の話だ。
変な気温は、頭でわかっていても体は追いつかないみたいだ。
「あれ、沢本は?」
「風引いたって、なんかあれだよ、寒暖差アレルギーか。」
ふーん。
現代人は働き過ぎだ。
「あ、じゃぁ銀座の方まで行ってきます。」
おぅ、と一言言われ、資料だけ取ってすぐさま私は駐車場に戻った。初任給と貯めてきたバイト代で5年前に買ったSUV。ラジオは今日の渋滞情報を流す。
午前8:25分
ー海老名IC付近を先頭に上りに10kmの渋滞………ー
今日は三連休の月曜日。皆は帰宅ラッシュとやら私とは無縁の物にまんまとはまっている。
「まじか…」
一部が高速から時間短縮のために一般道に流れたらしい、少し混んでいる。
……………
完全に止まってしまった。私は今日の契約先と、会社に事態を知らせ1時間ほどの遅れを許してくれた。なんと心の広い。
周りをチラチラしていると車窓の向こうの車窓の向こうから手を振る人がいた
「あ、!さか…」気づいて窓を開ける
「酒井さんじゃないですか!」
『久しぶりだね』
学生時代のバイト先の店長である。
「混んでますねぇ。」一拍置いて酒井は懐から一本のタバコを取り出す『まぁ仕方ないよ。』足を組んで答えた。「酒井店長、タバコ変えたんですね。」ようやくこっちを見た。『あぁまぁ、あんまりうまくないけど、ニコチンとか少ないヤツにしてね、まぁいつかは、タバコを辞めたいな。こんな調子じゃ無理そうだけどな笑。』私は愛想笑いをする。
車が流れ出し、私は会釈をして窓を閉じようとした。
『あ!中木!』
「なんですか?。」すっと酒井は私を指さした。『今を生きろよ、じゃ元気にやれよ。』
「酒井さんこそお元気で。」
こんどこそ窓を閉め、アクセルを踏んだ。
「アイツはそういう肝心なことを言わないし…」
「ピスケスは知らないの?」
「一応知っているけど…こういうのはアイツに直に聞いた方がいいかもね」
ピスケスはポツリと呟く。
その言葉にキヲンは目を輝かせた。
「じゃあ、ナツィのこと探してくれるの⁈」
「まだ言ってないわよ」
ピスケスは少し微笑む。
「確かにアイツの発言は、あなたたちにとって引っかかるものがあるでしょうね」
そこの露夏も引っかかってるみたいだし、とピスケスは隣の露夏に目を向ける。
露夏はちらとピスケスに目を向けて、また目を逸らした。
あなたに会う理由をいつも探してる
あなたと話す口実をいつも探してる
何も気にしなくていいはずなのに
私ばっかり意識して
電話とかLINEしようって思うけど
指が動かない
声聞きたいよ
なのに怖くて
嫌われるのとか
引かれるのとか
バレちゃうのとか
怖くて
動けない
分かんないよね
きっと分かんない
みんなにも
あなたにも
朝、学校に行く時、いつもとは違う道を通ってみた。人通りが少なくて落ち着く。その道は空がよくきれいに見える。青空を見上げて、深呼吸をする。今日が始まる匂いがして、なんでもできそうな、そんな気持ちになる。この瞬間が、私は大好きだ。
「…それなら、探しに行きましょうか」
“黒い蝶”を、と言ってピスケスはソファーから立ち上がる。
キヲンとかすみは顔を見合わせて、嬉しそうな顔をした。
「でも、そのためには歳乃に手伝ってもらわないとね」
ピスケスはそう言って部屋の奥の椅子に座る歳乃に目を向ける。
歳乃は眺めていた書類を机の上に置いて1つため息をついた。
「ナハツェーラーはそう簡単に見つからないと思うよ」
ただし、と歳乃は続ける。
「“学会”の結界システムを使えば話は別だけど」
歳乃がそう言うと、キヲンはやったね!とかすみに笑いかけ、かすみはうんと頷いた。
ピスケスはそれを聞いて、じゃあ行きましょうかと言って部屋の扉の方へ向かおうとするが、相変わらずソファーに座って不満げな顔をしている露夏に対し行くわよ、と声をかける。
露夏は少しの沈黙ののち、へいへいと返して立ち上がった。
腕時計は時計は10:30を指していた。
『朝は涼しかったのに、急に暑いですね。』
私は、銀座の取引先の会社の最寄りの駐車場にSUVを停め、久々のダッシュで来た。
ブレザーを脱いで鞄に仕舞うと、取引相手の部下らしき人が、ペットボトルのお茶を置いた。
「もう、ほんと参っちゃいますよ。」
それっぽく私は、口角を上げた。
『失礼します。』1つ会釈をして部屋を出た。
「あ、どうも!すみませんお待たせして。」
私は取引相手が入室し慌てて立ち上がり会釈をした。
『あぁいいよそんな、まぁ疲れたでしょ。エアコン付けるよ。』
「あぁ…」反応に困る。
「すみませんほんと。」
この手、相手のご厚意に甘えたいところだが、私は素直に育てられたゆえ、これからの罪悪感に耐性がない。
…
『あぁ、いいじゃん、こっちでも考えておくよ。』
「あぁ、ホントですか?!ありがとうございます。」
契約は順調。と、いったところだろうか。私は午前の仕事を終え、近くのコンビニに向かった。
交差点、信号をを待っていると、突然電話がかかってきた。
『あ、もしもし中木君?』
「はい、何かありましたか?」
『あ、いや急ぎでこっち戻ってきてほしい、まじで緊急。』
何があったかはよくわからないが、とりあえず私はSUVを走らせ、迂回路を通り会社に向かった。
「ナツィ‼︎」
キヲンはそう言って全力で駆け出した。
その人影はキヲンに気づくと立ち上がって逃げようとする。
しかし急に走り出そうとしたからなのか、すぐに転んでしまった。
「つーかまーえた〜!」
地面から立ちあがろうとする人影…ナツィに、キヲンは後ろから抱きつく。
「ちょ、ちょっと離せって」
「うぇへへー、ナツィ久しぶり〜」
「だから離せって!」
ナツィはキヲンを振り解くと、よろよろと走り出そうとする。
だがいつの間にかナツィに追いついていた露夏がナツィの腕を掴んだ。
「げっ露夏!」
「テメェなーにかすみときーちゃん置いてほっつき歩いてたんだよ!」
「うっるせぇ‼︎」
露夏の手も引き剥がしたナツィは懐から黒い短剣を取り出し、露夏に向ける。
それを見た露夏はテメェ…‼︎と上着のポケットから魔術による改造済みの愛用の包丁を引っ張り出した。
それを見てキヲンはポカンとし、あとから追いついたかすみはあわあわし始める。
しかしナツィと露夏は気にせず睨み合った。
地底洞窟にて
ある石版が見つかった
それは人々にこれから起こる出来事を記した記録
いいや、大昔の出来事がこれから繰り返し起きるであろう記録だ
記録には大昔の出来事が繰り返されるのなら世界には終末が訪れると書かれてある
周りを見て欲しい
争いは絶えず続いている
この、何処に安住の地があるのだろうか
世界は再び滅びの道を辿るか
または、違う道を
世界がひとつとなり戦争が無くなり
再生の道を切り拓くかは
あなた次第だ
私は物語とか詩とか制作していて、掲示板にも時々載せてもらってます!
でも、最近ネタがなかなか思いつかない…!ネタ切れたか?みたいな(笑)
どうすればでてくるかなー?教えてください♡
「“結界”っていうのは、“学会”が“日本支部”のあるこの街を外敵から防衛するために長い年月をかけて構築したものなんだが…こんな風に、“結界”の構成術式を流れる魔力や“結界”内外の魔力の動きや変化によって、強力なものであれば特定の精霊を探すことだって可能だ」
ほら、と歳乃はマウスを操作して、パネルの隅の方を拡大する。
するとそこには強く輝く光の点が表示されており、その上には“Nachzherer”と書かれていた。
「えーと、これは…」
「アンタたちが探しているナハツェーラーの魔力反応だな」
あの子の魔力は“学会”の“監視システム”に登録してあるから、とかすみの質問に対し歳乃は淡々と答えた。
「ってことはナツィはここにいるんだね!」
早く探しに行かなきゃ!とキヲンははしゃぐ。
しかし、ちょっと待て、と露夏がキヲンは諫めた。
「この場所…だいぶ遠くねぇか?」
随分と海の方みたいだぞ、と露夏はパネルを睨む。
「確かに、この街の“結界”の一番外側の部分からギリギリ出ない辺りってところかしら」
ピスケスもそう頷く。
「じゃあどうやって行くの?」
「それは…電車で終点まで⁇」
キヲンに聞かれてそう答えたピスケスは、自らの保護者の方を見る。
歳乃は遠いよ、と人工精霊たちをじっと見た。
「でも行くしかないよね!」
ねーかすみ!とキヲンは隣に立つかすみに尋ねる。
かすみはうんと頷く。
「やっぱり、ナツィに聞きたいことが色々あるから」
だから、行こう!とかすみはピスケスや露夏を見た。
「…それなら、行くしかないわね」
そうでしょう、露夏?とピスケスは露夏の方を見ると、露夏はわかってるさと頭を掻く。
「かすみやきーちゃんがそう言うんなら、おれはついてくぜ」
露夏のその答えを聞いて、かすみはありがとうと微笑む。
そして人工精霊たちは部屋の出入り口へと向かった。
部屋に一人取り残された歳乃はそんな人工精霊たちの背中を静かに見送ると、ポツリとこう呟く。
「いい仲間に恵まれてるじゃない」
あの子も、と歳乃は言って、目の前の“監視システム”の電源を落とした。
この時期になると、少し寂しいようなひりひりと新しい何かが始まろうとするわくわくが入り混じった気持ちになる。
体育館から卒業式の歌の練習が聞こえると、もうそんな時期なのかと思う。
授業で最後の単元が終わっていく、この感じ
ロッカーの中の教科書を大量に持ち帰る、このリュックの重さ
全部、全部、さみしさをまとっている。
新しい教科書が配られると、頑張るぞと、気持ちまで新しくなる。この気持ちは新しい学期が始まって慣れていくとだんだん薄れていく気がする。私はこの気持ちを忘れたくないなぁと思う。
春は気持ちを新しいページに変えてくれるから、前のページが懐かしくなって寂しくなったりもする季節だ。
今年の春はどんな気持ちを運んでくれるだろうか。
この春、私は新世界へ飛び立つ。
人生の新章が始まる。
ずっと私を縛っていた過去のやらかした自分たちと周りの嫌な目という大きな鎖からやっと解放された。
私は、新しい世界へ新しい自分で向かう飛び立つ準備ができた。
もう嫌な周りの目からされたから
できなかったやりたかったこと、新たにやってみたいことに突き進むよ。
だからもう過去は過度に振り返らないし
自分らしく生きるよ。
自ら嫌な地獄周り空間から絶ちきって
新世界へ飛び立つよ。
少し寂しい気持ちもある
でもたった少しだけ。
けどやっと大嫌いな空間と嫌な鎖から解放されたから
解放感の方が大きい。
楽しみの方が大きい。
いいんだ。
じゃ私はもう行くね。
1人で。
もうこの世界から飛び立つね。
みんな周りとの別れに惜しむ中
私は嫌われものだから
黙って行っても気づかれないし。
じゃ、私はもう行くね。
新世界へと
人生の新章へと
希望と期待と楽しみを連れて。
悲しい
寂しい
そんな簡単な言葉で済ませれる思いじゃない
楽しかった
幸せだった
でもそんな日々だけではない
辛い
認められたい
分かった気になってほしくない
その日々があったからこそ
想い出 として
形作られているんだ
どんなにしんどくても
どんなに孤独でも
どんなに、人が信じれれなくても
自分の本音がわかるのは自分だけ
その大切な自分を傷つけず
様々な思いが交差する中
希望を少し載せ
旅立っていきたい
雨の空気
しっとりと汗ばんで香る香水
木々の香り、雨粒の香り、汗の香りに混じる匂いを自転車走らせ漂う今日この頃
あなたに伝える言葉があるとしたら
それは
「頼りになるね」
「私は見てるよ。あなたの思いやりの姿」
「みんなを守ってくれる優しい存在だね」
「あなたは人一倍頑張ってるね。でも、無理だけはしないでね。」
「コーヒー飲めるなんて大人だね」(*^^*)
たくさん頑張って
慣れないこといろいろして
失敗したりもして
人並みくらいにはなろうって
嫌われないように
ちょっとでも可愛いって思ってもらえるように
必死に努力するけど
たまにふと立ち止まる
正気に戻る
こんなことしても意味ないんだ
なんか自暴自棄になる
何やってもしょうがないならって
いっそ忘れたいなって
違うなんかで上書きできたらなって
自分のこと
粗末にしたくなる
でも
できない
自分を傷つける子は悪い子だから
悪い子じゃ好きになってもらえないから
まだそんなこと思う
まだ嫌われたくないって思ってる
こうして、かすみたちはナツィを探しに出発した。
とりあえずナツィがいるとみられる海沿いの駅を目指して電車に乗り、ひたすら終点を目指すことにしたのだ。
しかし電車は各駅停車しかないため、かすみたちは退屈ながら時間をかけて電車に乗り続けたのだった。
「ねぇピスケス…この辺?」
終点の駅から少し歩いたところにあるひと気のない公園に着いて早々、キヲンはピスケスに尋ねる。
キヲンの後ろに立つピスケスはそうみたいね、と答えた。
「魔力反応があるからおそらくここよ」
ピスケスは手に持つ魔力の反応を調べる石ころのようなアイテムに目を落とす。
アイテムはぼんやりと光を放っていた。
「そんじゃ、みんなで手分けして探すしかないな」
ピスケスの隣で露夏は頭の後ろに両手を回す。
「そうだね」
ここ、そこそこ広いし…とキヲンの隣に立つかすみがそう答えつつ公園の奥を見ると、ベンチに座るぬいぐるみを抱えた見覚えのある人影が見えた。
「あ」
かすみが気づくより早く、キヲンが声を上げる。