私の特別はあなただけ
私の頭の中は
起きてるときも
寝てるときだって
あなたでいっぱい
肥大化していく熱で
冷却機なしの頭の中が焼けただれる
喉の奥にずーっとつかえている想いで
眩い仄暗闇の中呼吸困難に陥る
私の特別はあなただけなの
ねえ どうか
私を殺さないで
あなたの特別は私だけ
ずっとそうであってほしいの
そうでありさえすれば
私はこの今際の苦しみの中で
生き続けられる
薄暗い部屋に独りきり
考えても考えても
どうしても私に着いてくるの
分かってはいるのに。
身体の奥で造る
重なり合った色が
私の心に
鈍く刺す
朝日が差す
「おはよう。」なんて。
人間はなにかを失ってから大事だったと気づくのか?
当たり前に感じている日々は失くなってから当たり前ではないと気づく。
ほんとにそうだ。
突然の永遠の別れ、友達との別れをしてきて
大事だった大切だったと思うことがほとんど。
これを失ってから学ぶと書いて失学と言うだろう。
これはないと願いたいが、人生において別れはたくさんある。
特に友達との別れ。
私の場合、学校では仲のいい友達が8割ぐらい転校していくという呪いのようなことがあった。
そこでたくさん失学をしてきた。
最近は、塾をやめ、友達の突然の別れをし、突然の永い別れもし
失学というものがたくさんあった。
失学は人生においてたくさんあると思う。
けど寂しいな。
けど悲しいな。
この世界に当たり前なんてないと改めて感じる
これはあってほしくないと思う
失ってから学ぶ、失学。
たまにわたしは
ちょっとだけ事実を隠して話をする
「ずっと片思いしてたんだけどね」
「あの人絶対こっちのこと女として見てないから」
「今日すっごい塩対応されちゃって」
「あーあ、失恋しちゃったなー」
「もしかしてこれ、脈アリかな」
そういうときだけは
普通の恋する女の子になれるから
私の恋は
虚像なのかな
虚像にこんなに悩まされてるとしたら
虚像に5年間も苛められてるとしたら
あまりにバカらしすぎる
あまりにかわいそすぎる
あまりに無駄すぎるし
あまりに気持ち悪い
ああでも
そうかもね
思春期が生み出した
可愛らしい妄想
虚像 幻想 虚偽
悲劇のヒロイン振ってるだけ
禁断の恋に憧れてるだけ
敬愛と恋愛を履き違えてるだけ
恋愛経験が少ないから
一番近くの男性を好きだって
勘違いしてるだけ
だとしたら
私は本当に
自分を騙すのが上手ね
友達とクリスマス過ごした帰りの電車に
前の方にカップルがたっていた。
だからか、うちらはカップルについて話していた。
気づいたのかその前のカップルがうちらに視線を向けていた。
うちらと同じく話している様子
友達が私が降りる前の駅に降りたとき、
カップルの女の人が私視線を向けていた。
そして私は思った
もしかして私のこと男だと思ってる…?
まあ見た目的には男に見えるか…
髪型がショート、服が男性アーティストが着ていそうな黒コーデだったから
友達が対照的にかわいい天使のような白コーデだったから
カップルに見えたのかな?
でもな1つ言わせて、
私、女です!バリバリ女です!!
性別も中身も女子乙女心ありありです!
かっこいいのも好きだけどかわいいのも好きです!アイドルオタクしてます!
すいません!うちらカレカノではありません!
バリバリ友達です!女子です!
かっこいい(?)彼氏感あってすいません!
そして少し話題にあげてしまってすいません!
「恋愛は絶対にしない」「一生独身宣言」の私は
恋のキューピッドになる。
友達の恋のキューピッドになる。
恋は一瞬で終わりそうだし、怖いし、
見た目がボーイッシュだし、そもそも恋愛対象にもならなそうな私だから
恋は自分はしない。
恋に興味ないからという建前の理由をつけてるけど、
ほんとはあるっちゃある。男みたいな見た目してるからあえて言わないだけ。
あとリアルの恋はしないって決めてるから
だから友達の恋にめっちゃ応援&相談にのる恋のキューピッドになる。
まあ私は絶対に恋をしないからね!!一生独身宣言!
私は恋のキューピッド。
大好きな友達の恋を応援する
恋の相談にのる味方。
私が恋愛なんて、ヘンな話。
「そういうキャラ」じゃないから、
友達にだって言えないよ。
メイクだって全然できないし、
お洒落もヘタクソ。
仕草とか話し方だってまだまだダメダメ。
でも、
誰にも言えないけど、
応援してくれる人もいないけど、
ほんとにひっそり、
あなたに意識してもらえるように、
あなたの自慢になれるように、
ちょっとずつ、ちょっとずつ、
頑張ってるよ。