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小説1ページ目大賞

今夜のディナーは「人生」のフルコースです。
まずは、肥大した自尊心を痣の肉のプロシュートで巻き、見栄のソースをたっぷりとかけたアミューズ・ブーシュ。
さあ、最後の一口まで、ご賞味あれ。

Banquet/Chevon

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小説1ページ目大賞

掌を見つめるのが癖
そんな抜け殻のような毎日に嫌気が差し
気付けば鉛筆で突き刺していた
滴る血が、欠けていた記憶と怒りを露わにする
血と涙が入り混じり、本来の色を取り戻す
溢れた血滴に浮かぶ 翡翠色の弟
ーーあぁそうか。

chevon先生こんにちは!
以前ノミネートした作品の後日譚です!
気づいてもらえたでしょうか?

(説明)
・血が通う涙は無色透明で、本来の色を失ったように見える
欠けていた記憶は
身体が、血液が、覚えていてくれた
溢れた血と涙が合わさった時
本来の色となり鮮明に映し出される

・映っている姿形はそっくり、でも
兄弟にしか分からない違いがあるのだろうか