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心理的虐待

私が虐待を受けていたかは分からない。でも言葉の暴力はなかったと言えば嘘になります。実際、お母さんからのそれで泣けなくなったことで以前逆電に出させて頂きました。
今は泣けるようになりました。暴言や無視も、だいぶマシになりました。少しづつ、一緒に笑える回数も増えてきました。

でも何がショックだったかって、大学生になって初めて「にがつマカロンちゃんがされてることは心理的虐待かもしれない」と言われたことです。
もしかするとそうかも知れない、ということは自分でもよく分かってました。けれど、しつけだと思ってた。少し厳しいだけで、それは自分が悪いだけで。それを疑いたくなかったから、心理的虐待だと思われるような言い方をした自分を何度も何度も責めました。未だに自分が受けたことは心理的虐待だと、認めていません。
もっと酷いことをされている子がいるのに、と自分を未だに責めます。

野田市の事件が毎日のように報道されてますが、母も一緒に見ているので何ともない顔して見てるけど、正直耳を塞いで叫びたくなります。
虐待する側・される側の心理のどちらも分かります。悲しいけれど。大学で勉強したのもそうだし、実体験としても。

私が心理的虐待と言われたのは19歳。運がいいのか悪いのか、現実問題として児相が動いてくれるのは18歳未満です。
今まさに苦しんでいる生徒さんに。どうか、大人に助けを求めて欲しい。出来れば、中高生のうちに。
今はスマホもあるしSOLもある。SNSも。あまり言ってはいけないかも知れないけれど、これは実体験として。愛されたいなら、沢山方法はある。たくさん。
それと、今は音楽がある。お金が無くてCDが変えなくても、YouTubeでMV見るとか。ライブに行けなくたって、音楽はそこにあります。学校にも行けず、家にも居場所があるとは言えなかった私を救ってくれたのは、音楽です。
未確認フェスティバルに2年連続デモテで落ちてもなお音楽をやっている理由は、それです。

あんまりアドバイスになってないけど、でも生きて欲しい。生きていればいい事あるなんてそんな無責任なことは言えない。でも死なないで欲しい。
生きていてくれてありがとう。今までもこれからも辛い事いっぱいあった筈なのに、生きてくれて、この言葉を聞いてくれて、ありがとう。

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あれから2年半

こんばんは。以前3回ほど逆電頂いた者です。最後に逆電出たのは2年半前の2月、掲示板逆電です。
その時不登校で、お母さんとのこともあり、泣けないし感じられない、ということで10時台、11時台と話を聞いて頂きました。

今、私は大学3年になって、心理学や福祉を学んでいます。(心理を学ぼうと思ったきっかけもSOLです。)
臨床系や児童福祉の授業だと、自尊心を上げる、だとか虐待児のケア、だとかがやはり多く、その時のことを思い出したりして正直精神的にキツいです。その時、逆電で校長が「お母さんのことがあっても私がいてあげないと、と思って優しいし、逃げたくても逃げない強さがある」というような事を言っていたのを今でも思い出し、その度に救われたような気持ちになります。
今では泣けるようになりましたし、今まで感じられなかった分まで感じられるようになりました。
そのせいもあってか、自己肯定感が低く、ダメな自分を全否定してしまいますが、それでも普通に学校行けてます。

まだ生きてて良かったとは思えないけれど、あの2時間が自分を大きく変えたのは紛れもない事実です。会ったことがなくてもそこにいつでも温かく待っててくれる大人がいることは、本当にたくさんの人が救われると思います。
ですし、私もその一人です。

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卒業生の今

私は3回ほど逆電頂きました。最後にもらったのは高3の冬でしたが、180度までは行かないけれど、その逆電で大きく変わりました。
不登校で、暴言吐かれてて泣けなくなって、正直生きる意味が分からなかったです。
学校に行ってなかった期間はひたすら自分を責めていたし、1番辛かったと思います。
でも、不登校だったからこそ、毎日楽しく学校に行ってる人よりも自分のことを自分でちゃんと考える時間が増えました。
だし、今はちゃんと泣けるようになりました。
現在活動はしていませんが、半年くらい前まで作詞作曲してライブハウスにでて「死なないでほしい」と歌っています。(未確認フェスは3年連続音源審査でダメでしたが。)
大学では、心理学を学んでいます。この学科に入ろうと思ったのは、SOLで聴いた5年前の生徒さんの逆電がきっかけです。

最後に、生徒さんへ。
不登校で自分を責めてる人もいると思います。学校が辛くても頑張って通っている人も多いと思います。
でも、自分を責める必要ないし、辛くて仕方ないなら逃げるのも手だと思います。だけど消えてしまうのは違う。
辛いこととか未だにあるし、トラウマを思い出して消えたくなることもあるけれど、多分、生きてたら、人生変える人に出会えると思います。必ずとは言えないけれど。
夏休み中の生徒さんもいると思います。どうか、生きていてほしいです。

校長、教頭。1番辛かった時にお話聞いていただいてありがとうございました。

生きるとか死ぬとか、そんなの関係なく、今この時に、生徒さん達とラジオの中の学校で出会えて良かったです。

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