風が吹くその唇は誰がため夜は冷えると知っていたのに 髪の毛についてしまった紅さえも食べて欲しいの愛してるなら 一度だけ彼の銀歯を見たことを思い出すのよ朝に限って
片想い いまはその虚空を描くだけで こっちを振り向いて笑って欲しくて 欲を言えばおはよう、なんて言って欲しくて そして僕の顔を少し赤らめて欲しくて やっぱ君が好きだな、なんて、小さくつぶやいたりして 君の恋も愛も知りはしないけど 僕のエゴだけが、ぐるぐる、ぐるぐる。 (ちょー久しぶりのどストレートポエムです。恥ずかしい…)
真ん中よりは明らかに下
真っ白な朝に 色を塗りつけて 揺れる電車は たっぷりの青を運ぶ ポケットの中の輪ゴム 忘れてた消しゴム いつからだろう 胸の中の空虚感 今日の夢に忘れてきた 君の顔を見に行こう 始まりのキラキラした 意味とか道理とか 馬鹿みたい、なんて 君に言われてみたいな おはよう、今日も 片想い 君がため学校へ行く道すがら ポッケの中で輪ゴムを飛ばす (こそっと参加しました笑。こういう企画ごと、好きです。。。)
遠くまで、 飛べる気がした夜 爪痕だらけのけしごむが、 ありったけの今からこぼれた 窓を閉じて、ここはなにもない部屋 枕に顔をうずめ、コンコン、昏々、さようなら、なんてね。 おやすみなさい。
こうして空から帰ってきた君に 僕はどんな言葉をかけようか こんにちは、でも、ひさしぶり、でも違う気がする ひとつひとつ俺が積み上げた気持ちを あいつは空から見下ろしていただろうし 好きだよ、なんてもっと野暮なのかな どうせ君は、ぜーんぶ知ってるんだから 空回りすることの一つ一つ ごめんね、君しか見えない、なんて 俺が一番、馬鹿みたいだ。 じゃあさよならだ。 また、どこかで。 って、いつか、言えるといいな。
足を伸ばしてのびをする 今日の昼下がり 陽の光が揺れるカーテンの 隙間をぬってやってくる 時計だけが確実に進んでいるだけの部屋で 穴の開いた靴下の言い訳は 遠く、近くのゴミ箱へ そうしてまた、あたらしいことがはじまる ヒュ、ポイ。
隅から隅までどうにか運ぶ 挙げ句に隅が分からなくなる それでも秋はやってくる 僕を運びにやってくる 月は僕らの真上の左 いつかのようにすねている そうして秋はやってくる 僕をゆらしにやってくる ゆら、ふら、はら、 ゆら、ふら、はら… 一筋の爪痕を、消しゴムでなぞる そうして夏は海の向こうへ消えていく そうして、君は、秋だ!
駆け抜けるならば一人で 夢を見ることを忘れた少年の夜 いつまでも揺れる、揺れるよ街灯の光の先の 僕の真ん中
クーラーは嫌いだけど 涼しいところが好き そんな自分が嫌いだから 少し外に出て 陽炎の色を探す 車の音も、バイクの風も、 全部巻き込んで夏を作る 脳裏を右往左往する音は 少しだけ夜の匂い ギターのリフを一旦止めて 陽の光で笑おうよ そんな、夏の隅っこ