「天国」ミュージックビデオ
ミセス先生こんばんは!
天国のミュージックビデオ、観させていただきました!
ただ一人ロックチェアに座り、揺れるわけでも動くわけでもなくただ全体重を任せた大森先生。何かに諦めて、ただ誰かを待っているようにも感じました。
段々盛り上がる曲調を無視する大森先生を見て、段々泣きそうになって来ました。
「もうすぐ此方に来る頃ね」でほんの一瞬映る若井先生と藤澤先生の笑みは、その前の歌詞からして天使にさえ見えてしまいます。
最期、大森先生が花畑で最初撫でていた花を踏みにじった瞬間、パブリックの「知らぬ間に誰かを傷つけて」というフレーズがパッと思いつきました。
7回の転調。インターネット先生に聞いたら、死者は7回の裁判を受けるという言い伝えがあるんだそうです。これを知って、突然切れたピアノの音は、7つ目の最後の裁判まで隠し持ってきた秘密が暴かれた、何かに裏切られたような人間を表しているような気がしました。きっとそんな秘密は、大小様々でも全ての人に存在している…そんなメッセージが聞こえてきて、より楽曲に触れられた感じがしました。天国、これからも大切に聴きます。