表示件数
4

2 それはどんなものですか?

それは例えば、
最終の1枚のクッキーを分け合って食べるような

これくらいでいいと思う
これくらいが愛だと思う

0

伝えたいこと。

波があって、時々あなたに会いたくて会いたくて、本当に会いたくて、辛くて、心のこそから涙を流す夜があるの。
そうするとね、心の中で「またこれだ。前はどうしてたったけ?」って探しだすやつらがいて、それでも涙は止まらなくて、深い霧の中に迷い混んだみたいに、寂しくなるの。
私が居るのは高温多湿な森の中。

1

人生

生も死も一度きり

だから楽しいのかもしれない

時に喜び、時に悲しみ、笑い泣く

それこそまさに人生さ

2

無題

人間として生きていたい。
ただそれだけの願いのために、どうしてこんなにも涙を流さなければいけないのか。

0

1時15分

真夜中に、はたと目が覚めたとき
カーテンの隙間から外灯の明かりが漏れていた
積み上げた読んでいない本と
散らかったままの頭の中
すべてが夜空の星みたいに見えたの、一瞬だけ
寝ぼけ眼でベットから出る
踏んづけちゃうわ、いろんなこと
ああ、早く眠れるようになれってコップ一杯の水を飲む

1

ファヴァー魔法図書館 #22

『ファヴァー魔法図書館 o:@yP2 かすていら』
夜行列車で数時間、
虚ろな意識の中で次に見た景色は東京であった。
理由は一つ。
両家の父に挨拶をするためである。

両家は江戸時代にはそこそこの力を持っており、両家の父は国会の貴族院の議員を務めている。
法帖はこの後挨拶をするのだが、この事はあまり法帖にとって快い物ではないので割愛させて頂く。

ながよへの手土産を何にしようかと考えていたところ、とある売り子から声をかけられた。
「そこのお兄さん、
かすていらでも食べて行かない?」
悩む少年にとってはあまりにもタイミングが良い話だった。
法帖はカステラを二箱買った。
ひとつは、ながよへの手土産に。
もうひとつは、長旅のお供に。

そして少年はモダンな駅から古都へ向かう。
列車の中で法帖はカステラを一口。
「......美味い。」

To be continued #23 ↙
『婚前の段 o:@yP3 ハートウォッチ京都』

P.S.話数調節の為今日はふたつ投下します。

いやぁ、京都はいい街でした。
もう中3の修学旅行から一年半です。
僕の好きな雰囲気に寺社仏閣。
(あと、東方の聖地のひとつ...笑)
でも行きたいのが諏訪っていう笑

0

昨日の雨の即興詩。

ふ、と止みかけて
また強く降りだした
そらの息吹みたいな、午後のにわか雨。

西から半分だけ、晴れたそら。陽を隠した雲の縁だけが眩しくて、
振り向けばぼんやり透き通った、虹 ひとつ。

雨に打たせた髪の毛は
もう自分じゃないみたいで、
通り過ぎた雨のなか、いつまでも
立っていた。

(昨日の夕方、4時からの通り雨。)

1

無題

繰り返す時計の針
眺めて

溢れ流れる音
耳を澄ませ

それでも頭から離れない
あの人は

そうか

これが

0

無駄

輝いたあの笑顔も
今じゃもう錆びついて

0

笑う意味。泣く意味。

ちょうどこの季節だ。
笑うことができなくなって、泣く毎日で。
誰も信じない、って心で決めてた。 
友達も保育園からの親友だけで十分だ、って思ってた。
自分から信じなければ裏切られることもないから。
笑わなければ、悲しむこともないから。
なのに。
なのに。
どうしてか、私は君に出会った。
いつの間にか、毎日笑ってた。
作り笑いじゃなくて。
君を信じたい、って思ったんだ。
君がいるなら
笑う意味も泣く意味もあるんじゃないかって
思うんだ。